クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

一軒家のカフェ

2021-07-31 | 日記

昨日の続き🎐

お目当てのカフェに行く途中、迎賓館の前を通

りました。

この日はオリンピック開会式前日だったので、

赤坂御用地周辺は交通規制が敷かれ、警官や屈

強そうな私服SPがあちこちに立っていました。

歩行者に規制はなかったものの、物々しい雰囲

気でした。




この辺も波動が良い土地なのでしょうか、さら

に歩いていると、またもや蝶々に遭遇しまし

た。

今度は黒とクリーム色の綺麗な模様のアゲハ

蝶。

しかも、なぜか私の体にまとわり付くようにひ

らひらと舞って、なかなか離れてくれませんで

た。

蝶々は波動が良い人間にも寄ってくるというこ

となので、先程の教会での体験によって身が清

められたからなのかも…と思いました。

またしばらく行くと、今度は上の娘が見つけた

ですが、頭上辺りを美しいロイヤルブルーの

ゲハ蝶が番いで舞っていました。

番いの蝶に出会うこともなにか意味がありそう

ですが、それにしてもこの日は不思議と蝶々と

縁のある1日でした。

お目当てのカフェはこちらです。



「カフェミクニズ」。

フランス料理の三國シェフのお店です。

路地裏の一軒家。

え?こんなところに?と思うような奥まった目

立たない場所にあります。



引き戸の玄関です。

内装もほとんど手を加えず、日本家屋の良さを

できるだけ残しているようです。

お庭もあり、過ごしやすい季節の時にはテラス

席も気持ち良さそうです。




タルトシトロン。




YUZU。




レ フロマージュ。




こだわりを感じる繊細なお味でした✨

暑い中歩いて来た甲斐がありました😊







バゲットサンド

2021-07-30 | 日記

昨日の続き🏖

聖イグナチオ教会を出ると、再び強烈な日差し

中を四谷駅へと向かいました。

駅ビルのアトレ内に逃げ込みました。

丸の内にいた夫と落ち合って、4人でランチを

することに。

暑い中移動するのも大変なので、そのままアト

レ内にある「Paul」で。

フランスに駐在していた頃は、徒歩15分程の所

にPaulがあったので、家で1人お昼ごはんの

などにはよくバゲットサンドを買いに行ってい

ました。

ジャンボン エ グリュイエールという、ハムと

チーズを挟んだバゲットサンドが大好きでし

た。

本場のPaulに比べると、バゲットの大き

ハムの厚さも、可愛らしいサイズ😢


ハムとカマンベールのバゲットサンド。




生ハムとチーズのクロワッサンサンド。




パンオショコラ。




この後、お茶をしようということになり、駅か

らは少し離れていますが、四谷に来たら行きた

いなと思っていたカフェに行くことにしまし

た。

アトレ内でゆっくりし、体もクールダウン、

び炎天下の外に出ました。

下の娘は、この後友人と会う約束をしており、

ここで別行動となりました。






聖イグナチオ教会

2021-07-29 | 日記

昨日の続き🍉

公園を抜け、四谷方面に向かいました。

正午近くの真夏のギラギラ太陽が容赦なく照り

付ける中、一体何と戦っているのか、3人で照り

返しの強いアスファルトの上を歩き続けまし

た。

途中コンビニで買ったカップ入りのロックアイ

スを口に放り込みながら。

上智大学の正門にたどり着きました。

受験シーズンになると報道番組などで見かける

お馴染みの景色。

なるほど、ここかーと思いながら写真を撮り、

この大学出身の弟に送りました。

「おー、1号館! なんで?」

とすぐに返信がありました。

正門のお隣は、聖イグナチオ教会。

一見して教会とはわからない外観。

足が勝手に建物に向かって動いていました。

え?まさか入るの?といった面持ちで娘たちが

付いてきました。

勝手に入ってもいいものなのかわからなかった

のですが、男性がドアを開けて中に入られたの

を見て、私たちも続いて入ってしまいました。

おそらく正午から何かしらの礼拝が行われてい

たようです。

高齢の外国人神父が祭壇に立ってお話をされ、

ちょうどそれが終わった時のようでした。

おそらくは「皆で祈りましょう。」とお話を締

め、祈りの時間に入ったように思いました。

神父も祭壇を降り、着席されました。

私たちも、一番後ろの席にディスタンスをとっ

て座りました。

参列者は、私たちを入れても10数人ほど。

神父がどんなお話をされたのかは全くわかりま

せんでしたが、その後はただひたすら黙祷なり

瞑想なりするための時間だったようです。

私がフランス駐在時代に数え切れないほど見て

きたロマネスクやゴシックとは全く違う新しい

時代の明るく柔らかなイメージの聖堂。

正面の壁には金色のイエスキリスト像。

両手を広げ、優しく、慈しみ深く、祈りに来る

全ての人を受け入れてくださっているような…

そんなふうに思いながら見つめていると、私自

身に急な変化が。

自分でもわからない何かを感じて突然涙が溢れ

てきました。

神仏の前でこういうことは、これまでにもなく

はなかったので、別段驚くことではなかったの

ですが、涙を流すだけでは終わらす、しゃくり

上げるように激しく泣いてしまったことには最

早自でも訳がわかりませんでした。

少し離れていたところに座っていた娘たちも驚

いて近寄って来ました。

特別ストレスを溜めていたわけでも、悩みを抱

えていたわけでも、辛い思いをしていたわけで

もなく、むしろ日々健康に困難もなく暮らせて

いることへの感謝しかなかったので、本当に困

しました。

こんなしゃくり上げるような泣き方をしたのは

ちょっと記憶にないです。

しばらくしてそれも治り、黙祷の時間が終わる

までには心も落ち着きました。

どうしてこんなふうになったのかは結局のとこ

ろ不明ですが、黒アゲハ蝶はスピリチュアルの

世界では神の使いとされているそうなので、な

んらかの意味があってここまで連れて来られた

のかなという気もします。


米粉を使ったチョコチップマフィン。













ホテルに1泊

2021-07-28 | 日記

紀尾井ホールでの演奏会を鑑賞した翌日は休日

、娘たちのスケジュールも夕方まで空いてい

たので、ちょっとゆっくりしようとホール近く

のホテルを予め予約しました。





夜10時近くに演奏会が終わって、それから帰宅

することを考えると徒歩数分で到着するホテル

泊はとても楽ちんで、味をしめてしまいそうで

す😉

とはいえ、上の娘は午後一からリハーサル、そ

のまま本番、下の娘は会社からの直行と、2人と

も疲れていたので、1時頃にはあっさり就寝とな

りました。

翌朝はホテルのダイニングで朝食を取り、午前

11時にチェックアウト、付近を散歩しました。

赤坂プリンス クラシックハウスの裏側は、水を

コンセプトにしたようなマートな公園になっ

ており、そこに小さなローズガーデンがありま

した。

バラの花はまだ一輪も咲いていなかったの

が、丹精込めて世話をされているのであろ

師の方の後ろ姿になんとなく惹かれて、ガーデ

内に踏み込みました。

少し進むと、びっくりするくらい大きくて立派

な黒アゲハ蝶に出会いました。

私たち3人のすぐ目の前を、まるで見せびらかす

ようにひらひらと優雅に舞い、お花があるわけ

でもないのに、しばらくの間私たちに近付いた

り離れたりしながら舞い続け、なかなか去るこ

とがありませんでした。

私は蝶々があまり得意ではないのですが、その

黒アゲハはとても優雅で艶やかだったので目が

惹きつけられてしまい、ずっとその場を動けま

せんでした。

不思議な印象が残ったので、あとで検索してみ

ると、蝶は良い波動や高いエネルギーを持った

土地や人に寄ってくるそうです。

特に黒アゲハは、神様の使いとも言われている

そうです。

都心のビルの合間にある風の通る公園、水が流

れ、手入れされたガーデンがあり、私も居心地

の良さを感じました。

実際、良い波動を持った公園なのでしょう。

素敵だな、好きだな、と思ったものはとりあえ

写真に撮る私にしては珍しく、何故かこの

の写真を撮り忘れてしまいました😢








ラフマの3番

2021-07-26 | 日記

先日、とても久しぶりに演奏会を鑑賞して来ま

した。

この1年半、チケットを取っても中止になってし

まうことも多く、今回も直前になって緊急事態

宣言が発令され、また中止か…と心配していた

ですが、観客を500人に抑えることで開催が

可能となりました。

演奏家が人前で演奏するという当たり前のこと

が大きく制限されている今、小さな制限で実施

されるのはとても喜ばしいことです。

会場は紀尾井ホール、曲目は以下の通りです。

プーランク 六重奏曲

ストラヴィンスキー 組曲「プルチネルラ」

ラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番

ピアノソリストは、今まさに進行中のショパン

国際ピアノコンクールで30年前、第3位✨とい

う輝かしい成績を残されている横山幸雄先生で

す。

実は縁あって、上の娘も1stヴァイオリンで

オーケストラに参加させて頂きました。

横山先生始め、コンサートミストレスの会田莉

凡さんらほとんどのメンバーが芸大出身だった

り、N響の現役メンバーだったりする中、だいぶ

ウェーな立ち位置の娘です。

上手い方達しかいない中、練習でもリハでも本

番でも、とても勉強になったと言っていまし

た。

横山先生のピアノはまさに熟練の技、ラフマニ

ノフの3番は超有名な2番同様、技術的にも音楽

的にも非常に難しい曲ですが、常に余裕綽綽、

軽々と演奏している印象でした。

視覚的には、鍵盤をただ優しくでているよう

にしか見えませんでした😳

第一楽章の最初のフレーズなど、適当に指を滑

らせているだけのように見えるのに、なんとも

艶のある音色で、ガッと心を掴まれました。

六重奏とラフマの大曲を演奏した後にもかかわ

らず、アンコールを3曲も!

スクリャービンのエチュード、ラベルのクープ

ランの墓、最後はやはりショパン。

エチュード Op.25-12「大洋」 でした。

その後、サプライズで芸大学長の澤和樹さんが

登場。

横山先生とラフマニノフの「ヴァカリーズ」を

優雅に演奏。

なんだかとても贅沢で幸せな演奏会でした。

それから、横山先生の衣装を担当しているとい

うコシノジュンコさんもいらしていたのです

が、観客席にいても流石の存在感!

演奏終了後、ホワイエに出たところで偶然ぶつ

かる程近くにいらしたのですが、小柄な方なの

にものすごいオーラを感じました。


頂き物。

ル・コフレ・ドゥ・クーフゥ」のバトンパウ

ンドケーキ。