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クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

どのくらい?

2017-06-30 | 上の娘ごと

ユースオーケストラのメンバーに選ばれた際、「Scholarship Agreement(奨学金受納契約書)」

という書類が送られてきて、契約を交わしました。

そこには、リハーサルキャンプ及び演奏旅行中の旅費(航空費、交通費)、学費、宿泊費、食費、

その他必要経費は全て、ユースオーケストラ、主催者、各国のスポンサーによってアレンジされる、

とありました。

日本事務局からのメールにも、所持金は、お土産やポストカード、切手を買うお小遣い程度と

ありました。

冊子にも、所持金は必要最低限で、大金を持ち歩いてはいけないと。

でも、リハーサルキャンプ中は日曜日がフリーとなっており、フリーの日には昼食、夕食が付いて

いません。

演奏旅行中は、ゲネプロ・演奏会が行われない日など、ちょこちょこフリーデーがあり、

やはり昼食、夕食が付いていません。

フリーの日に観光に出るかもしれないことを考えると、ある程度まとまったお金を持って行かなければ

ならないのでは?

その辺どうなんだろう・・・と思っていたら、ユースオーケストラ2回目の参加者が、LINEグループ内で

教えてくれました。

1週間に一度、フリーデーの食事代、交通費として、お小遣いが支給されるのだそうです。

なるほど、そういうことね。

食費はすべて支給されると、契約上あるのであれば、やはりそうでないとおかしいですからね。

とはいうものの、日本人の皆さんは、やはりある程度のまとまったお金は持参するようです。

我が家もそれに倣うことにします。




京都 「藤菜美」 の 「茶の露 ほろり」 。

  





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英文メール

2017-06-28 | 上の娘ごと

ユースオーケストラの本部から時折メールが届くのですが、英文なので少しばかり面倒です。

難しい言い回しなど一切使ってないですし、シンプルでわかりやすい文章なので、読めば理解できる

のですが、英文というだけでちょっと読むのが億劫になってしまいます。

一昨日来たメールもなんとなく後回しにして、翌日になってようやく読みました。

台湾からスタートするリハーサルキャンプについての最終確認的な内容でした。

到着した翌日の夜、ホテルで 「Welcome dinner」 があるそうです。

台湾のホスト (スポンサー) の方々主催で、パーティを開いてくださるようです。

さらにその場で、7月末に2泊お世話になるホームステイ先のホストファミリーを紹介される模様。

ホームステイは、娘のいくつもある不安要素の中の一つです。

リハーサルキャンプ中の練習スケジュールについても書かれていました。

月曜日から土曜日まで毎日練習、日曜日のみフリー。

9:30~12:30 練習   12:30~13:30 昼食

13:30~16:00 練習   16:00~16:15 休憩

16:15~18:30 練習

これが3週間。

厳しいです。




部屋のあちこちにミニグリーンを置いているのですが、窓辺に集めて、梅雨の晴れ間の日光浴。


  




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調整は大変

2017-06-26 | 上の娘ごと

今年度に入ってから、ヴァイオリンの実技としては、Y先生のレッスン、K先生のレッスン、

Sオーケストラ、弦楽室内楽の授業、これだけに限定して、お誘いいただいてもすべてお断りして

きました。

娘にしてみれば、やりたかったな、もったいなかったな、と思うものもあったようですが、

この2ヶ月を振り返ってみても、下手に引き受けたりしなくて本当に良かったなと思います。

それは娘も実感したようで、引き受けていたらいろいろ無理だった・・・と言っています。

なんだかんだとやることがたくさん出て来るのです。

とはいえ、10月に演奏会予定のオーケストラと11月に演奏会予定のオーケストラには、

どちらも学校推薦ということで連絡を頂いたので、すでに参加することを決めています。

現在限定している活動の中で、最も人に迷惑をかけてしまうものと言えば、弦楽室内楽です。

弦楽四重奏なので、4人揃わなければ合わせ練習さえできず、

3人に対してどうしても迷惑をかけてしまうことになるからです。

そのため、これについては特に気を付けてほしいと思い、何度も口を出しました。

娘は今回、1stヴァイオリンを担当するので、必然的にリーダーとなります。

合わせの日程調整、練習室確保、指導の先生との連絡及びレッスン日の調整等は、リーダーの仕事。

こういう仕切り的な仕事が苦手な娘は、放っておいたらおそらく何かしらミスをするでしょう。

ミスをしながら覚えていくものとはいえ、今回はそうでなくとも、7月丸々1ヶ月いないという

迷惑事項が既に存在するので、これ以上迷惑をかけるわけにはいきません。

なので、ちょこちょこ口を出してしまいました。

結果、娘はとても頑張りました。

ほぼ完璧にこなせたんじゃないかと思います。

指導の先生は、主・副、お二人にお願いするのですが、その先生をどなたにするか決める段階から

始まって、レッスン日確定まで、メンバーとの連絡、先生お二人との連絡をとりこぼしのないよう、

頑張っていました。

メンバー4人が揃うことができる日時を探るのもなかなか大変ですし、ようやくいくつか候補が出ても、

先生のスケジュールと合うとは限りませんし、こういう仕事は本当に大変だと思います。

メンバーのうち2人は先輩というのも、なかなか気を遣う部分のようです。

結果的に、今日までに、合わせ練習を行った上で、主の先生に2回、副の先生に2回、レッスンを

していただくことができました。

内容も、4回ともとても充実したものだったそうで、娘としてもかなり満足行くものとなったようです。




昨日の写真は、私が選んだケーキ。

こちらは、ママ友が選んだケーキ。

 
  


ラズベリーチーズケーキです。



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この梅雨空のように

2017-06-25 | 上の娘ごと

ついに1週間を切りました。

上の娘のユースオーケストラ出発の日まで。

3月末に合格通知を受け取ってから、実にあっという間です。

このところ、娘も私も、この梅雨空のように少々気持ちがどんよりしています。

オーディション合格の通知を受けた時が最高潮で、その後2ヶ月くらい喜びが続き、

不安よりも期待の方がずっと勝っていました。

まだ、細部にまで気が回っていなかったからかもしれません。

このオーケストラの存在、意義、役割、責任、義務、そういったものを考えた時に、

生半可な気持ちでは到底参加できないということ。

今月に入った辺りから、時々プレッシャーに圧し潰されそうな娘がいます。

それは、私にも伝染します。

娘自身が頑張るしかないことで、私がやってあげられることはあまりないのですが、

できる限り状況を把握し、娘の求めに応じてアドバイスができるよう

心掛けています。

あと1週間。

カウントダウンが始まっていますが、実のところまだ準備が全然できていません。

今週も月曜日、火曜日と、レッスンが3つも入っていて、さらにSオケ新編成の第1回目の

練習もあります。

それをこなして、ようやくユースオーケストラのことだけに集中できるようになります。

とはいえ、このユースオーケストラに参加する人たちは、間違いなく全員多忙な人たちに

違いないのです。

2、3日前に、本部からメールが届きました。

台湾に到着した翌日のスケジュールについて。

この2ヶ月余りに渡るユースオーケストラのリハーサルキャンプ&ワールドツアーは、

台湾からスタートします。

バンコク、シンガポール、上海、北京、マニラ、ジャカルタ、クアラルンプール、東京、

大阪、ソウル、ハノイ、から続々と参加者が到着することになっています。

翌日午前9時から、早速リハーサルキャンプが始まりますが、ヴァイオリンに関しては、

まず午前10時から午後3時までの間に、「Chair Auditions」 というものが行われる

そうです。

プルト決めのオーディションだと思います。

レベルがとても高いと言われているので、娘などは後ろの方のプルトになるでしょうが、

それでも、「本気でコンミスを狙うつもりで、堂々と弾きなさい。」と、娘には言っています。



ママ友と、池袋のカフェでおしゃべり。

  



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湿度対策

2017-06-23 | 上の娘ごと

先日観覧してきた、「題名のない音楽会」 の収録でのこと。

MCの石丸幹二さんが、ゲストのヴァディム・レーピンに質問したことの一つが、私たちにとって

タイムリーな事柄だったので、記しておきたいと思います。

石丸さんが、「これから日本は梅雨を迎えます。ヴァイオリンにとって湿度は大敵だと思うのですが、

レーピンさんはどんな対策をされていますか?」 といったような質問をしました。

すると、レーピンは、「私の楽器はとても優秀で、湿度の高さに影響されることはあまりありません。」

と答えました。

レーピンの使用楽器が何であるかは知りませんが、おそらくストラディバリ、ガルネリ辺りではないかと

思います。

オールドの楽器ほど湿度に弱いと言われているので、え?それって本当? とちょっと疑問に思った

のですが、レーピンはさらにこう付け加えました。

「僕は、梅雨時の日本にこれまで何度も訪ねて来ているけど、調子が悪くなったことは一度もないよ。」

うーん、そうなんだ・・・

「湿度の高さよりも、僕はむしろ湿度が低いことの方が怖いんだ。 湿度0%の飛行機の機内の方が

よっぽど気を付けるよ。」

なるほど、それも当然のこと。

ピキッとひびが入ったりしたらおしまいですからね。

「だから、飛行機に乗る時は毎回、湿度を保つ道具を入れるんだ。」

ふむふむ、納得です。

娘と思わず顔を見合わせたのでした。

ユースオーケストラでは、高温多湿のアジアとドライな欧米を回ります。

飛行機にも何度も乗ります。

人にとってもなかなかつらい環境の変化ですが、ヴァイオリンにとってもダメージが大きい。

リハーサルキャンプ地である台湾・香港では、ヴァイオリンケースに除湿剤を入れることにしました。

こちらを購入しました。


  



そして、飛行機に乗る時、及び欧米滞在中は、こちらを楽器の中に忍ばせておくことにしました。


  


「ダンピット」 という楽器用保湿剤です。

こちらは、乾燥する冬の間、いつも使用しているものです。

この二つで、少しはヴァイオリンに優しい環境を作れるでしょうか。



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