クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

N響 幻想交響曲

2023-12-02 | 日記


招待券をいただいたので、昨日はN響(NHK

響楽団)の定期公演を鑑賞して来まし

た。

渋谷のNHKホールにて、午後7時半より。





開演前に15分間、N響メンバーによる室内楽

もあるとのことで、そちらももちろん鑑賞し

ました。

ブラームスの弦楽六重奏曲第一番第二楽章。

これがまず、すごく良かった!

ヴィオラ、チェロの内声が良く響いていまし

た。

期待を膨らませて本編へ。

日曜日午後9時から放送される「クラシック

音楽館」というN響演奏会を収録した番組を

毎回録画し、観ているので、メンバーが舞

に登場すると、わー、〇〇さんだ! 〇〇さん

も、〇〇さんもいる!という感じでテンショ

ンが上がりました。

指揮者は、ファビオ・ルイージ。




曲目は、

ハンパーティング 歌劇「ヘンデルとグレー

テル」前奏曲

ベルリオーズ 幻想交響曲作品14


やー、幻想交響曲圧巻でした!

いつもクラシック聴いてもそうそう眠くなる

ことはない私ですが、第二楽章で不覚にも眠

気が…🥲、が、第3楽章で復活!

4人体制のティンパニの雷鳴、素晴らし。

第4楽章の「断頭台への行進」、異様な緊張

感が伝わって来て震える。

第5楽章では、死後の世界で生贄になる主人

公の姿が描かれているらしいが、だいぶ狂気

の様相、後半はなんともドラマティック。

ファビオ・ルイージも奏者も完全一体化して

なんというかゾーンに入っていたような?

最後の盛り上がり方が半端なかった😱

やっぱり、日本最高峰オケは凄かった✨✨

そしていつも思うことだけど、オーケストラ

は小宇宙。

完全無欠な調和の世界😌

これだけの人数、これだけの楽器の種類、作

曲家と演奏者と指揮者が渾然一体となって昇

華されていく。

そして、4回、5回のカーテンコールの間、惜

しみない拍手を送り続ける観客もまた宇宙を

構成する。

そして、ホール中にエネルギーが満ち溢れ

る。




(カーテンコールでの写真撮影はOKなので

す。)










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