クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

ゲネプロ&レッスン

2014-01-31 | 上の娘ごと

昨日は、K先生がソロコンサートマスターを務めるオーケストラの

ゲネプロを観に行ってきました。

K先生はこの日から4日連続で、

曲目の全く違う演奏会を4ヶ所のコンサートホールで行うのだそうです。

リハーサルと本番とで鬼のようにお忙しい中、

娘のためにレッスン時間を捻出してくださいました。

卒業実技試験本番前最後のレッスンとなります。

場所は、演奏会が行なわれる東京芸術劇場、K先生の楽屋。

最初はレッスンのみの予定だったのですが、

レッスン前夜になって、先生から「ゲネプロも観に来なさい」とメールが入りました。

試験2日前ですが、そういう気持ちの余裕も必要ですね。

娘はちょっと迷ったようですが、私は大いに勧めました。

そしてちゃっかり娘にくっついて、ゲネプロを観に行っちゃったというわけです。

もちろん、先生の承諾を得てですよ

ゲネプロは、午後3時から5時15分まで。

レッスンは、その後です。

ゲネプロ、楽しかったです。

観客は私達以外に、関係者の5、6人。

東京芸術劇場の大ホール、どこでも座り放題w

この日の曲目は、

モーツァルト 歌劇「ドン・ジョパンニ」(序曲)

モーツァルト ピアノ協奏曲20番 ニ短調

シベリウス 交響曲2番 ニ長調

指揮者がイケメンさんでした

ピアニストさんも素晴らしかった!

音高を卒業してすぐに受験したパリ国立高等音楽院に審査員満場一致で合格!

修士課程を首席卒業!

国際コンクールでも優勝!

すごい!

音がとてもとても綺麗でした。

魂で弾いている感じがしました。

下の娘にも聴かせたかったな。

ゲネプロ後、すぐにK先生の楽屋へ。

レッスンにまで顔を出すのはどうかなと思いましたが、

K先生が当然の如く私も招きいれてくださったので、

久しぶりに娘のレッスンを見学しました。

楽屋は広かったです。

指揮者、コンマス、ソリストは、個室をもらえるのですね、当然ですが。

最初の15分くらいはお喋りです。

これからのこと、いろいろお話してくださいました。


続きはまた後日書きます。



天気の良い日は、我が家のベランダから富士山がちょっぴり見えます。

稜線のほんの一部ですけどね。





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保護者会

2014-01-28 | 下の娘ごと

先週土曜日は、1年生保護者会、親睦会、そして後援会理事会に出席するため、

学校に行って来ました。

ついこの前入学したばかりだと思っていたのに、

下の娘はもうすぐ1年生終了。

2年編入だった上の娘も、もうすぐ卒業。

なんと月日の流れの早いことよ。

光陰矢のごとしだわ。

とはいえ、娘2人にとって、この1年は非常に内容の濃いものでした。

今ちょっと振り返ってみても、とても1年でこなしたとは思えないような量と質。

そう考えると、実の詰まった長い1年だったなとも思える。

ま、なんでも考え方次第ですね。

さて、1年生保護者会では、

まず校長先生の長いご挨拶、それからハワイ大学語学研修旅行について、

大学推薦基準について、学年状況・年末の予定について、お話を聞きました。

保護者会終了後は、近くのレストランに場所を移してクラス親睦会。

実はこれ、私ともう1人の父兄の方と2人で企画しました。

日本のことはよく知らないのですが、

これまでパリや上海の日本人学校では当たり前のように親睦会を繰り返してきました。

もう高校にもなるとそんなことはやらなくなるのかしら?

とちょっと寂しく思っていたのですが、

声をかけてみたら、喜んでいただけて嬉しかったです。
















話題は、やはり子供のことがほとんどですが、

専攻楽器が様々なので、いろんなお話を聞けてとても楽しかったです。

この後3時から後援会理事会が待ち構えていたため、

切り上げざるを得ませんでしたが、もう少しおしゃべりしていたかったな。



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今週もやらかしました

2014-01-25 | 下の娘ごと

下の娘の今週のピアノレッスン。

先週、バッハのインベンションが一発合格だったので、

この1週間は、新たに指示されたバッハのシンフォニアの練習を開始。

この曲に最も時間をかけ、

他にショパンのエチュード、スカルラッティのソナタをさらいました。

E先生、まずは、スカルラッティを弾くようおっしゃいました。

前回、「田舎の踊り」と評されてしまった曲ですが、

全体的に軽やかさを出すよう意識し、トリルももたつかないよう気を付けたところ、

今回はそれなりに評価されたようです。

次に、ショパンを弾くようおっしゃいました。

娘は、ショパンのエチュードを弾き始めました。

すると、間髪いれず、

「それじゃないわよ! 試験曲よ!」

まさかのショパンのワルツ「遺作」の方だった

ノーーーーーーーーン!!!

やってな~~~~~い

どどどどどうしよう

「なにやってるの? 早く弾きなさい。」

もはや言い訳ができる状況じゃない。

覚悟を決めて、ものすごい緊張感の中で弾き始めました。

全く練習していなかったわけではないのです。

全く弾かなくなると手が忘れてしまうので、週に何回かは通していました。

でもそれはあくまで忘れないようにという程度。

先生に見せるとなれば、それ相応にまた練習を積まなければいけない。

それをしていない状態で、いきなり先生の前で弾くよう言われてしまったのです。

なんとか途中止まることなく、最後まで弾ききることはできたようですが、

練習不足なのは明らかで、

「全然さらってないじゃないの! 発表会の出来を80点としたら今日は72点よ!

 もっとちゃんとさらってらっしゃい!」

と当然のお小言。

結局、この日はこの2曲でレッスン終了。

あれだけ時間をかけたバッハのシンフォニアは全く見ていただけなかったというね

さらに、学年末実技試験の曲目届の提出日が迫っていたので、

この日、E先生にサインを頂くことになっていました。

事前に書いておいた曲目届を手渡すと、

「もう!何これ!こんなの書いたら恥ずかしいじゃないのー」

とE先生。

娘、???。

「ショパンが、CHOPPINになってるわよ! これじゃ、ショッピンじゃないの!」

ノーーーーーーン

なんという初歩的な間違え。

正しくは、「CHOPIN」。

娘曰く、

「正式に欧字で書かないといけないから、楽譜を見ながらすごく気を付けて書いたのに~

 あー、ほんとに恥ずかしかった

ええ、母も本当に恥ずかしいです・・・・



りんご&さつまいもパイ。






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ホールリハ

2014-01-23 | 上の娘ごと

卒業実技試験が8日後に迫った上の娘ですが、

先日は大学にてホールリハーサルが行われました。

卒業実技試験はホールでの一般公開となります。

リハーサル1人当たりの持ち時間は15分。

常にお忙しいK先生に無理を承知でお願いしたところ、

ちょうどその日、大学院生のレッスンが入っていたそうで、

ラッキーにもチェックに来てくださいました。

K先生が見守る中、舞台上でまずは通しで演奏。

演奏時間は約9分。

残り6分は、先生が気になられた箇所を確認しながらの調整。

伴奏者さんは優秀な方なので、当然のことながらばっちり。

あとは娘が、本番までにどこまで仕上げられるかというところです。

この日帰宅した娘は、落ち込んでいました。

娘曰く、

「このところ、練習を重ねても思うように弾けない。」

のだとか。

「全く上達していないように感じる。」

「えー、そうかなー」

「リハでも全然ダメだった。」

「K先生はなんて?」

「良くなったって。」

「じゃあ、いいじゃない。」

「う~ん、でも、たぶんそんなに良くなってないと思う。」

なんだ?そのネガティブ発言は。

「録音はして来たんでしょ?」

「した。」

「じゃ、後でパパが帰ってきてから一緒に聴こう。」

夫の帰宅後、3人で録音を聴きました。

最初のアタックから、確実に上手くなってる。

聴き進んで行っても、音程は安定していると思うし、

以前より音楽的になっていると思う。

録音は本当に正直だから、粗ははっきりとわかってしまう。

それを考えると、だいぶ健闘してるんじゃないかな。

なんだー、ちゃんと上達してるじゃない。

「上手くなってるよ!」

夫も、

「悪くない。」

なぜか全然ダメだと思い込んでいた娘は、ここでようやく浮上。

少し自信を取り戻したみたいで、顔つきも明るくなりました。

ホールリハ前2日ほどは、元気をなくしてどんよりしていたので、

復活して良かったです。

リハの翌々日のK先生のレッスンでは、

「録音聴いてどうだった?」

とK先生。

娘が、

「音程があんまり・・・

と答えると、

「そういうことじゃなくて。 ホールでちゃんと音が響いてたでしょ?」

「あ、はい。」

「良かったね。 本番楽しみだね! 僕は聴けないけど。」

ホールに負けない響く音がきちんと出ていたようです。

K先生は演奏会のため、

前回に続いて今回の試験でも審査員にいらっしゃらないことがわかっています。

審査員に自分の先生がいらっしゃるかどうかも結構重要なので、残念です。

でも、Y先生は、

「なんとか時間を作って審査に出るようにするから。」

とおっしゃってくださってるそう。

ぜひ、そうしていただきたいです。



ヨーカドーで買ってみた。



本当にとろりん。



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永遠の0

2014-01-21 | 日記

下の娘の幼稚園時代のママ友、KちゃんママとMちゃんママと、

「永遠の0」を観に行って来ました。

3人で会う時は、Kちゃんママの大きなエルグランドに乗せてもらって、

シネコンに行くのが定番になりつつあります。

記事にはしなかった気がするけど、

前回は福山雅治主演の「そして父になる」を観ました。

さて、話題の永遠の0ですが、

平日の午前中だったにもかかわらず、そこそこ人が入っている感じでした。

高齢のご夫婦を何組も見かけました。

この方達は、この映画をどんな思いで観、

観終わってどんな感想を持たれたのだろうかとちょっと気になります。

世代によって感じ方が違うだろうなと思います。

言わずと知れた特攻隊員の悲劇を描いた映画。

あの時代の日本人の精神はやっぱりどうにも理解できない。

主人公のような考えを持つ人は、実際当時もきっと多くいたはず。

おかしい、おかしい、間違ってる・・・と思いつつも、

感動して、いくつかの場面で涙がこみ上げてきました。

美談に作り上げられている気もする。

原作を読むべきかな。



写真がないので、昨日の夜ごはんの一品。






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