クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

題名のない音楽会

2016-02-29 | 日記

日曜日の朝は、「題名のない音楽会」を見るのが習慣になっています。

何十年も昔、子供の頃にも家族で見ていた記憶がありますが、

成長と共に全く見なくなり、結婚してからも海外駐在中では見たくとも見れず。

3年前に帰国してから復活しました。

今は毎週ほとんど欠かすことなく、3人で見ています。

夫はその時間、まだ夢の中なのでw

佐渡裕さんが司会だった時ももちろん好きでしたが、

五嶋龍さんにバトンタッチされてから、よりこの時間が楽しみになりました。

佐渡さんは、指揮者ですからオーケストラ音楽が中心でしたし、

番組の流れも解説もやはり指揮者の視点だったと思うのです。

吹奏楽推しでもありましたよね。

五嶋龍さんは、ヴァイオリニストですから、やはり奏者の視点で語ってくれますし、

何より、自らの演奏をたっぷり披露してくれるのが、本当に嬉しいです。

五島龍さんの神童ぶりを紹介したドキュメンタリー番組もかつて見ていたので、

そのマルチな才能ぶりに、彼は最終的にヴァイオリンを選ぶのだろうかと、

勝手な心配をしたこともありました。

アメリカ生活が長いにもかかわらず、日本に住む日本人以上に正しい日本語を話す

丁寧な司会にもとても好感が持てます。

何より、彼のヴァイオリン演奏が好きです。

今週の楽曲の中に、ハルヴォルセンの「パッサカリア」がありましたが、

この曲に上の娘と私は激しく反応しました。

「え?! パッサカリア?! え?! 弾いてくれるの?!」

というのは、3月末に、上の娘はこの曲を某演奏会で弾くことになっているからなのです。

まさに最近、練習を始めたところなのでした。

五嶋龍さんの演奏を聴けるなんてタイミングが良すぎます。

しかも、一般にはあまり知られていない曲ですから。

上の娘って、なぜかこういうことがよく起こるのですよね。

本当に。

不思議です。


ハーゲンダッツ、抹茶クランブル。



期間限定。


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休日の過ごし方

2016-02-28 | 日記

毎週、土曜日or日曜日にオーケストラの練習がある夫。

今週は土曜日にありました。

土曜日が練習の時は、夕方からなので、練習終了後はそのまま飲み会になるようです。

帰りは毎回午前様です。

日曜日の今日は、それとはまた別の合わせ練習で出かけました。

東京都某区管弦楽団の活動の他に、室内楽も結構やっているようです。

今度、上海駐在時代に組んでいたカルテットのメンバーのうち、

チェロを抜いた3人で、久しぶりに集まって三重奏をやるのだそうです。

チェロメンバーはアメリカ人の男性ですが、今も上海在住なのです。

ヴァイオリンメンバーの1人が、現在フランスにお住いの女性ヴァイオリニストさんで、

その方が毎年日本でコンサートを開いているそうなのですが、

今回、夫とヴィオラメンバーの男性がその一部に出演させていただくことになったそうです。

ドヴォルザークの「2つのヴァイオリンとビオラのためのテルツェット」を

演奏するそうでです。

今日はその合わせ練習のため、麻布十番の某スタジオまで行って来たらしいです。


夫の本日のお昼ごはんは、メンバーと「海南鶏飯食堂」@麻布十番にて。

        

ハイナンチキンライス。

懐かしの、定番シンガポール飯です。



いいなぁ、私も食べたい・・・


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最後の副科ピアノレッスン

2016-02-27 | 上の娘ごと

上の娘、今日は副科ピアノの最後のレッスンでした。

副科ピアノは、2年生までの履修で終了となります。

明後日に最後の実技試験が行われます。

付属高校2年に編入するまで、ピアノに触れたことがなかった上の娘。

我が家に初めてピアノがやって来た時も、全く関心を示しませんでした。

下の娘がすぐに飛びついたのに対して、それはそれは対照的でした。

そんな娘が、高2になって初めてピアノと向き合いました。

ピアノに触れたことさえなかった娘が、

いきなり音大の一流の先生のレッスンを受けるようになりました。

全く弾けなかったのに、やっぱり音楽の素養はあるからなのでしょうか。

ぎこちない手付きながらも、なんとか弾けるようになっていきました。

1年に2回実技試験があるので、1年で2曲習うことになります。

高2から大2までの4年間で、8曲弾いたことになります。

最後の曲は、プロコフィエフの「束の間の幻影」より第16番、です。

プロコフィエフ!

ヴァイオリンでもまだ弾いたことがないのに。

もちろん難曲が多いプロコの中で、比較的容易に弾ける曲ではありますが。

ほんの数分ですし。

なんとも不思議な世界観の曲です。

兎にも角にも、よくここまで弾けるようになったものです。

いつも練習は、レッスンのある日の朝だけとか、前日の夜だけ、

といった感じでしたが。

明後日の試験では、最後の演奏を楽しんでほしいと思います。



「浮浪雲」のラーメン。

        



        



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和声感が命

2016-02-26 | 上の娘ごと

3日前に、Y先生のレッスンがあったばかりですが、

今日もまた、Y先生のレッスンがあった上の娘。

伴奏者のKさんにも来ていただきました。

前々日には、K先生にピアノ合わせを見ていただきましたが、

今日は、Y先生にも同様に見ていただきました。

チャイコフスキーのコンチェルト第1楽章は約18分ありますが、

試験では全員、6分で切られることになっています。

なので、カットされる箇所はだいたいわかっており、

試験を間近に控えた今は、そこまでを重点的にさらっていますが、

前々日のK先生のレッスンの時に、カットされると思われる箇所から

「2ページ先までしっかりやっておきなさい。」とお達しがあったので、

一応そこまでを練習してレッスンに臨みました。

レッスンの録音は、私も聴きました。

通し練習は全部で3回。

最初の通しの後、細かい指示や注意をしてくださっています。

その部分を弾き直す時に、

「申し訳ない! もう一度お願い!」

と、大学院生(先日の卒業実技試験で1位獲得)であるKさんにとても腰の低い

態度で接していらっしゃいます。

また、娘の演奏に対してだけではなく、

Kさんにもいろいろリクエストをしていらっしゃるのですが、

それは、Kさんがどんなリクエストにも即座に応えることができることを

知っていらっしゃるからなのだと思います。

「この部分は、この子がもう少し自由に弾けるように持って行ってくれますか?」

「ここまではゆっくりでいいのですが、ここからはテンポを戻してください。」

といった具合に。

Kさんにそうお願いした後には、娘に、

「本当は、○○○ちゃんが、背中で指示を出さないといけないんだよ。」

「○○○ちゃんが引っ張っていかないといけないんだよ。」

とおっしゃるのです。

本当にその通りで、それがまだまだ娘にはできていないのです。

今後の課題です。

いつも以上に、K先生が大切なこととして強くおっしゃったことは、

「とにかく、音程を完璧に。 この曲は特に和声感が命だからね。」

ということ。

音程が大切なのは言うまでもありませんが、

Y先生がここまで音程をうるさく注意されたのは初めてだそうで、

娘も肝に銘じた様子です。

レッスン最後に、Y先生は、

「お世話になります。 どうかよろしくお願いします。」

と、Kさんに深々と頭を下げられたそうです。

あぁ、こんなうちの娘程度の学生のために、

オーケストラの神様が頭を下げてくださるとは。

申し訳なくて、申し訳なさ過ぎて・・・

試験では、今の自分ができる最高の演奏をして、恩返しをしてほしいものです。



ダッフィーのシール♪ 頂き物。





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最近の下の娘の様子

2016-02-25 | 下の娘ごと

成績不良による補講(日本史ね!)は免れた下の娘ですが、

それとは別の「和音分析」や「和声」といった特別講座には

進んで参加しています。

上の娘同様、音楽専門学科への苦手意識は強いですから。

大学入学までに、おさらいをしてもらえるのはありがたいことです。

ピアノの方は、卒業実技試験以降、レッスンはお休みです。

E先生からは、

「いつでもレッスンしてあげるから、連絡しなさいね。」

と、言われているようですが、まだ見ていただける状態ではないので、

沈黙を守っている娘です。

練習をさぼっているわけではないですが、時間に余裕がある時ですから、

いろんなことに追われることなく、ゆったり練習しています。

ベートーヴェンのソナタ第17番「テンペスト」の他に、

ショパンのエチュード10-4も加わりました。

また、遊びとして(?)、ドビュッシーの「アラベスク」もやっていいわよ、と。

テンペストは、第1楽章を肉付け中で、暗譜はほぼ出来ています。

第2楽章はまだ譜読み中です。

10-4は、「のだめカンタービレ」にも出てきますね。

ショパンのエチュードの中でもかなり難易度の高い曲だそうで、

譜読みの段階で手こずっています。

譜読みだけでも相当時間がかかりそうです。

ショパンのエチュードをある程度弾きこなすようになってから

挑戦した方がよい曲のようなので、

まだようやく6曲目の娘には早いのでは?と思ってしまいますが、

どうなのかなあ。


そんな下の娘が描く「春夏秋冬」w

        



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