下の娘のピアノレッスンは、後期に入ってから曜日も時間も変わりました。
選択教科の授業の関係で、
これまでの曜日・時間に行けなくなってしまったから。
たくさんの生徒・学生・院生を抱えていらっしゃるE先生の空き時間を見つけるのは
難しかったのですが、相談の結果、金曜日の午後6時からになりました。
この時間帯は高校生としては遅い方。
ヴァイオリンの先生の場合は、オーケストラに所属されている方が多いので、
大抵レッスンは不定期、曜日も時間も毎回変わります。
だから、上の娘は高校生の頃からすでに、
午後8時からレッスン開始などということも珍しくありませんでした。
逆に、ピアノの先生は定期レッスンのことが多いようです。
そして、高校生は早めの時間帯に設定されます。
E先生は、後期から下の娘のレッスンが遅い時間になってしまったことを
とても心配されていて、レッスンのたびに必ず、
「お姉ちゃんと一緒に帰りなさい。」とおっしゃるそうです。
レッスンが終わると、だいたい午後7時。
そんな時間に大学から駅までの繁華街を一人で歩かせられないと
思っていらっしゃるみたいです。
そのため、下の娘のレッスンの後に、上の娘の副科ピアノのレッスンが
入るように調整されてしまいました。
結果、基本的に一緒に帰ることができるのですが、
上の娘は突発的にヴァイオリンのレッスン(最優先)や
オケの練習が入ったりするので、一緒に帰れないこともある。
そうなると、E先生が、
「私が付いていくわ。一緒に帰りましょう。」
とおっしゃるそうなのですよ。
E先生とは帰る方向が違うにもかかわらずです。
大学からの最寄駅は2つあるのですが、娘とE先生は違う駅。
大学の先生ともあろう方が、生徒一人に親切すぎる提案です。
もちろん、娘も断るわけですが、
「だめよ。絶対だめ。一緒に帰りましょう。」
と引かないそうなのです。
仕方がないので、娘はiPhoneをいじって、上の娘と連絡を取ったふりをして、
「お姉ちゃんが終わるまで待ってることにしました。」
と伝え、なんとか先生に納得していただくとか。
昨日は昨日で、この日のレッスンでの出来が良くなかったからなのか、
試験直前でも発表会直前でもないのに、
次の火曜日にもレッスンを入れてくださったそうです。
その際にも、上の娘のスケジュールを聞き、
上の娘がその日は午後5時に帰るとわかると、それに合わせ、
すでに入っていた院生のレッスンを他の時間に移動してまで、
下の娘のレッスンを入れてくださったらしいのですよ!
はっきり言って、下の娘は7時くらいまで大学で自主練することもありますし、
外が暗いことにも、繁華街にも慣れているわけですが、
E先生は、そんな時間の一人歩きは絶対にダメとおっしゃるそうです。
また、遅い時間でなくても、外を歩くときは、
「キッキッとした顔でサッサと歩くのよ。」
というアドバイスまでww
ぽけぽけした能天気な顔をしているからかしら。
というわけで、
レッスンでは非常に厳しいですが、
レッスンを離れるととても優しく心配性なE先生のエピソードでした。
届いた!
11月29日は、いい肉の日。
だからというわけではないですけどね。
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