先週月曜日に「弦室内楽後期修了発表会」を無事終えた上の娘、
ホッとしたのもつかの間、
先週は月曜日から金曜日までまたまた朝練・放課後練の嵐。
怒涛のイベント続きでかなり疲れている娘ですが、まだ終われない。
金曜日には、某所で弦楽四重奏を演奏してきました。
メンバーは、ピアノ五重奏で一緒の1stヴァイオリンのAちゃんと、チェロのHくん、
そして先日のチャリティコンサートでコンマスを務めたMくん。
Mくんは今回ヴィオラ担当です。
高校生でヴィオラを専攻する生徒は極端に少ないので、
ヴァイオリン科の優秀な生徒がヴィオラに回ったりすることがあります。
学校行事とは全く関係なく、Hくんから個人的にお声がかかりました。
Hくんのお母さまの勤め先である非営利団体の○○周年記念パーティで、
弦楽四重奏を演奏してもらえないか、というお話でした。
仲も良く、やる気もある4人なので、すぐに話がまとまりました。
Hくんが曲目も決め、楽譜も用意し、練習のセッティングもしてくれたそうです。
音大の学生に指導もしてもらったそうです。
曲目は、
・モーツァルト 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
・バッハ 「主よ、人の望みの喜びよ」
・「ジングルベル~サンタが町にやってくる」メドレー
・「魔女の宅急便」メドレー
・主催者の希望で、「埴生の宿」
以上、約20分ほどの演奏。
4人ともスケジュールがぎっしりで、
合わせ練習ができたのは、直前の5日間。
慢性寝不足でふらふらながらも、
とても充実した5日間だったようです。
仲の良いメンバーと一緒に曲を作り上げていくのは楽しく、
また刺激あるものだったみたいです。
演奏後は、5、6人の方がわざわざ
「とても良かった!」「すごくきれいだった!」などと感想を告げに、
また質問をしに来てくださったりしたそうです。
主催者の方からも、
「正直、高校生だと思って期待していなかったんだけど、
素晴らしい演奏でびっくりした。
高校生でこんなに弾けるとは思わなかった。ありがとう。」
と言っていただけたそうで、娘も喜んでいました。
この方のおっしゃる通り、
制服を着た高校生男女4人組などに、普通は期待しませんよね。
でも、この子達のやっていることは遊びではないですし、
人前で弾くとなったら、恥ずかしい演奏とならないよう、
必死で練習を重ねます。
個人練習にしても合わせ練習にしても。
本番は真剣勝負です。
4人とも小さい頃からそうやって指導を受けてきました。
日本に来るまで、井の中の蛙だった娘ですが、
高校2年生で初めてオーケストラを知り、
高校3年生で初めて室内楽を知りました。
室内楽を始めてからはどんどん世界が広がっています。
今回も、娘にとってとても良い経験となりました。
ハンバーグランチ。
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