クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

コンクール本選結果

2013-10-15 | 上の娘ごと

8月に上の娘が参加した某クラシック音楽コンクール。

その東京本選が、5日土曜日に行われました。

娘の出番は、午前の部の最後。

今回はもちろんドレスを持参しましたよ。

予選の時は、制服で参加してしまい、ちょっと浮いていましたからね。

予選同様、ロビー受付に演奏順の表が貼り出されていましたが、

今回も名前は明記せず、番号、学年、曲目のみ。

このコンクールとほぼ同時期に行われている、

学生向けとしては日本で最も権威ある難関のクラシック音楽コンクールがあるのですが

(ちなみに、Sくん2位入賞のコンクールは一般向けで、学生向けよりもさらに上の最難関)、

その高校生の部 第2次予選の課題曲が、「サラサーテ カルメン幻想曲」。

今回、この曲を弾く子が6人もいました。

その6人は確実にかなり上手いはず。

勝ち目はないわー

娘が弾く曲は、シベリウスのコンチェルト。

先日の実技試験と同じ曲です。

実はもう、試験結果が出た時点で、娘のモチベーションはすっかり下がっていました。

自分の今の実力では、シベリウスのコンチェルトを弾くことはできても、

決して弾きこなすことはできない。

完璧を要求されるコンクールで、この難曲を弾くのはそもそも無謀というもの。

実際、このコンクールで弾くために選んだ曲ではないですし。

だからもう、本選数日前から、ほとんどやる気が感じられなかった。

戦意喪失。

私も娘の姿勢を見て、あー、これはもう、全然だめだわーと思いました。

でも、最善は尽くしてほしい。

今のできる限りを出してほしい。

が、さらに娘の気持ちを激しくダウンさせる問題が発生。

ヴァイオリンの調子が悪くなってしまったのです。

実技試験の1週間前に、いつもお世話になっているヴァイオリン工房で、

ナット部分の不具合を修理してもらったのですが、

その時に、非常に大切な部位であり、音色を左右する

「魂柱」がかなり危ない状態だと言われました。

修理するにはヴァイオリンを預けないといけないので、

試験直前だったその時は無理だったのです。

その頃からすでに、音に陰りが見えてきましたが、

それが進み、コンクール前には明らかに悪くなっていました。

弾いていても、いつもの音が出ないから、余計にやる気を無くすというループ。

結局、気持ちが浮上することなく、そのまま本番を迎えました。


続きはまた明日書きます。




スーパーに行くと、必ず菓子パンのチェックをしてしまう私。









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