シルバーウイーク中は、ひたすらピアノの練習をしていた下の娘。
それもそのはず、連休明けに大学の推薦実技試験が待ち構えていたから。
たとえこの推薦試験で不合格となっても、一般受験はしないと決めているので、
一本勝負です。
先週土曜日に、もう何度目かの試演会がありました。
今回はそこそこの出来だったようです。
試演会後、そのまますぐにレッスンがありましたが、
本番直前となったこの時期、E先生ももう厳しいことはおっしゃらず、
むしろ褒めて気持ちを引き上げてくださいます。
そして、本番までひたすら調整に努めます。
連休中、コンクールの本選がありました。
実技試験のまさに直前で、場馴れの目的として最高の舞台です。
「本選、聴きに行くわ。」と言ってくださっていたE先生ですが、
本当にいらしてくださいました。
音大の先生が、優秀でもない、それどころか初心者レベルの娘のために
遠路わざわざ足を運んでくださる・・・
とんでもないことです。
普通、ありえないことです。
娘の出番の30分程前にはいらして、娘に笑顔で声を掛けてくださっていましたが、
もう演奏についてあれこれおっしゃることはなかったようです。
娘と私は着替えのために控室に入り、E先生は先にホールに入られました。
東京本選は数ヶ所で行われるのですが、
こちらの会場での本選に、なんと娘の同級生が4人も参加していました。
そしてこれがまた、なぜか仲の良い友達ばかりという偶然。
その中で、娘と特に出番が近い子が2人。
この2人とは受付時間が一緒だったので、受付で会った途端に3人でワイワイ。
母の方も、これまた3人とも理事をしている関係で良く知る仲。
控室で、子供は子供同士、母は母同士、ワチャワチャおしゃべりしていたのでした。
一番早い出番の娘は一足早く控室を出て、舞台袖に移り本番に備えましたが、
この友達とのお喋りが吉と出るか凶と出るか。
緊張がほぐれて良かったのか、集中力に影響が出てしまったのか。
続きはまた。
そういえば、この日の数日前に行われた理事会の時も、
帰りにこの3人でお茶をしたのでした。
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もちろんその時にはすでに、本選が一緒の会場だということはわかってましたけど。
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