気付いたら4日も滞っちゃってました。
書きたいことはいろいろあるのですが・・・
まずは、20日木曜日のこと。
冷たい雨と強い風という生憎の天気の中、
娘たちが通う音大付属高校の卒業証書授与式が行われました。
午前10時30分より大学の記念ホールにて。
壇上にはオーケストラがスタンバイ。
一瞬、その中に娘の姿を探してしまいましたが、
卒業生である娘がそこにいるはずはなく、
1・2年生による新しい編成でした。
オーケストラの奏楽演奏で開式の合図となります。
続いて、オーケストラの伴奏で国歌斉唱。
卒業証書授与、褒章授与、学校長告辞、理事長祝辞・・・・
と続きます。
さらに在校生代表送辞、卒業生代表答辞と来て、
ここまでは普通の卒業式とほぼ同じかと思うのですが、
決定的に違うのはこの後。
「祝賀演奏」ということで、
1・2年生オーケストラによるプチ演奏会が始まります。
J・ラター 弦楽のための組曲よりⅠ、Ⅲ
W・A・モーツァルト 歌劇「劇場支配人」より序曲
どちらも卒業式に相応しい厳かな印象の曲。
3年生が抜けたにもかかわらず、素晴らしい演奏でした。
相変わらず、M先生の指揮は情熱的で素敵ですし。
続いて、卒業式の定番、「仰げば尊し」と「蛍の光」。
作曲の先生によって、オーケストラ伴奏、合唱、共に編曲されています。
オーケストラの演奏をバックに、全学年で合唱。
さすが音高!
実に贅沢な合唱だわ。
どちらの曲も最後の盛り上げが感動的で、
編曲でこんなにも重厚なものに変わってしまうのねーとびっくりです。
ちょっと味わえない、かっこいい卒業式でした。
謝恩会は、リーガロイヤルホテルにて。
開場までにだいぶ時間があったので、一旦帰ろうかとも思ったのですが、
お母さん達5人でランチすることに。
ロイヤルホストで時間になるまでおしゃべり、おしゃべり。
あっという間に時間は過ぎて、シャトルバスでリーガロイヤルへ。
立派なボールルームでの立食パーティ。
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大学長先生を始め、大学の先生も多くいらしていました。
そして、ここでも、音高らしく有志演奏が披露されました。
独唱、二重唱、二重奏、アンサンブル等、有志10団体の演奏。
娘は、ピアノ三重奏と弦楽合奏の2つに登場。
弦楽合奏は、例のSくんが発起人。
「大好きな弦のみんなと高校生活最後の思い出に一緒に弾きたい」
と、自ら曲まで決め、多忙な中、数回集まって練習。
普段は孤独な天才ソリストSくん、常に大人に囲まれていますが、
本当は普通に高校生活を送りたかったのかもしれませんね。
曲は、P.マスカーニのカヴァレリア・ルスティカーナ。
こちらも作曲の先生による編曲です。
有志演奏の最後を飾る心に染みる素敵な演奏でした。
会の〆は、卒業生全員合唱「卒業写真」。
最後なので娘も合唱の方に加わりたかったらしいのですが、
ヴァイオリン伴奏(3人)を先生から頼まれてしまい、そちらに回りました。
でも、作曲の先生の編曲により、とても綺麗な演奏となって、
かえってヴァイオリンで良かったんじゃないかなと思います。
感極まって、泣きながら弾いてましたけど。
閉会の後も、なかなか解散とならず、
さらに担任の先生に捧げる合唱をしたり、
写真を撮ったり、おしゃべりをしたり・・・・
まあ、付属高校ですから、数人を除いて基本そのまま音大に進むわけで、
もう会えないというわけではないのですがね。
私も、数人の先生にご挨拶をしましたが、
「妹さんがいるから、またお会いできますね。」
と言われ、それもそうだなと。
娘を置いて、私は一足先に帰りました。
長い一日でした。
お腹がいっぱい、胸いっぱいで、
料理にはほとんど手をつけなかったのですが、
デザートは頂きました。
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