チャリティコンサートの続きです。
第2部は、ア・カペラ合唱、ピアノ五重奏の後、女性合唱が披露されました。
こちらは、声楽を専攻している生徒たちが合唱で出演。
ソプラノ独唱は、すでにプロとして活躍している卒業生。
曲は、J.シュトラウス2世 オペレッタ「こうもり」より、
イントロダクション、チャールダッシュ、シャンパンの歌、です。
合唱とはいえ、オペラ仕立てになっているので、ただ真っ直ぐ立って歌うのではなく、
物語に合わせて、仕草や表情で演技もしています。
ソリストの歌声は、やはり圧巻の声量、大きな会場中に響き渡っていました。
第3部は、オーケストラ演奏でした。
F.リスト 交響詩「前奏曲」
S.ラフマニノフ パガニーニの主題による狂詩曲
ピアノ独奏は、国際コンクールで優勝、高校2年生にしてすでにプロとして活躍している
類稀なる才能を持つ男子生徒です。
彼のラフマニノフがあまりにインパクトがあり、次元の違う才能を見せつけられてしまったために、
これまでの素晴らしいプログラムが少し霞んでしまったほどでした。
彼の演奏には潔さを感じます。
何の迷いもなく、すーっと音楽に入り込む。
ピアノが好きで好きでたまらないという気持ちがあふれています。
自分も演奏することを楽しんでいるし、
観客にも自分の演奏を楽しんでもらいたいという気持ちが伝わってきます。
彼には、過剰な緊張感とか悲壮感といったものが微塵も感じられません。
あれほどの難曲を何の造作もなく、思うがままに弾きこなしている感があります。
すごいなぁ、本当にすごいな。
ピアノ・ソリストに必要なもの、全てを兼ね備えているのだと思います。
すべてを味方に付けているという感じがします。
それと、本人の人柄なのでしょうが、演奏に温かみを感じます。
これからどんどん大きくなって、世界に羽ばたいていくんだろうな。
とても楽しみです。
ずっと応援していきたいと思います。
コンサート終了後も、会うママ友、会うママ友と、
「すごかったね!」 「感動したね!」 「次元が違ったね!」 「涙出たね!」
と、興奮気味にお喋りしました。
一般の方たちも一様に感動したご様子。
まさに2千人の観客を感動の渦に巻き込んだのでした。
帰り道は、娘たちと3人で。
下の娘は、リハーサル後に夕食を取っていましたが、
上の娘は授業からそのまま駆け付け、私は午後4時からお手伝いで現地入りしていたので、
夕食を取りそびれていました。
池袋駅構内のカフェ&バーで軽食を。


ランキングに参加しています。
クリックしてくださると嬉しいです!
