A whiSper Of memOrieS

☬Murmure de mémoire☬

Urayasu-364

2019-12-03 | Urayasu
言葉をぞんざいに扱う者は、言葉の罠に嵌まる。言葉の価値を傷つける者は、言葉の仕打ちを受ける。言葉の用法を糊塗する者は、言葉に苛まれる。言葉の意味を破壊する者は、言葉によって崩壊する。/言葉は物ではなく、過去の人間の営みから生まれた厖大な叡智。「そんなの関係ねぇ、俺たちがルールだ」ってか?/いくら神ってみせたところで、言葉の亡霊には太刀打ちできない。言霊は、大型シュレッダーでは裁断できないし、いつでもデータ復元は可能。/BGB:①『死者の民主主義』(畑中章宏著、トランスビュー、2019年)、②『ファンタジー、おじさんをつつむ。』(しりあがり寿著、エンターブレイン、2004年)→「データ消去と言霊」などと考えてるうちに、この漫画のことを思いだした。ちょっと怖いが、シュール。しりあがり寿氏に改めて唸る。//気になる言葉:テーマ「隠れる・逃げる」。「逃げ口」「逃げ口上」「逃げ隠れ」「逃げるが勝ち」「逃げ果(おお)せる」「高飛び」「遁ずら」「雲隠れ」「隠れ蓑」「頭隠して尻隠さず」。
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