報道によれば、新型肺炎の感染力は、SARSの10倍だそうです。大ごとです。チャーター機の派遣が29日まで延期になり、現地に滞在し続けている日本人の方々も気が気ではないでしょう。日本ではパンデミックは起こらないものだと高を括っていましたが、楽観できなくなってきました。／それはそうと、新型肺炎の政治利用は御免蒙りたいです。感染症は、政治の不正腐敗の隠れ蓑ではありません。コロナウイルスにはワクチンが作れても、サクラ感染症に即効性のあるワクチンは開発されず、ウソツキウイルスは現在も日本各地にじわじわと蔓延しています。最近では京都市で、地位のある人が感染したようですが、このウイルスが厄介なのは、潜伏期間が2週間どころの騒ぎではなく、数年、数十年と続くことです。でも、唯一、有効なワクチンがあります。それは最大の当事者であるご自身が可及的速やかに、国民の前に事実を開示し、丁寧に説明することです。スーパースプレッダー自らが名乗り出ないことにはウイルスの感染拡大は食い止められません。つまり、この国家的疑惑が解決しないことには、新型肺炎を含め、その他の重要な国家大事に関する議論には支障が出続けるということです。まさか本物の桜の開花期までだらだら引き延ばす算段ではないでしょうね。／とにかく、これ以上、問題を有耶無耶にし、のらりくらりとご飯論法でジラすのは終わりにしましょう。得意顔で自分の排泄物を人になすりつけるような幼稚な「エンガチョ」戦法ももう見飽きました。／それにしても、「何を言っても嘘をついているようにしか見えない」と思わせてしまう公人が存在することが、純粋な驚きです。政治家に限らず、そんな著名人がかつていたでしょうか。現在、内閣支持・不支持率はメディアの操作が入っているので数値に開きがありますが、内閣失笑率というものがもしあれば、急上昇中でしょう。それも歴代内閣のなかで、間違いなく断トツでトップです。しかし、いくら失笑率が上がっても、必ずしも不支持率に直結しないところが異常です。そう。恥の意識がない人たちをいくら失笑してもなんの効き目もないのです。人心に深く作用するウソツキウイルスの感染力や恐るべし。
