A whiSper Of memOrieS

☬Murmure de mémoire☬

Shinagawa‐15

2020-02-01 | Tokyo
明らかに違法行為を働いた公人に対して、法的なお咎めは一切なしとする、という「大実験」がいま日本で静かに、しかし着々と進行中です。検察の社会的地位を貶め、その職業倫理を歪め、私たちの社会を不安に陥れるための「実験」でもあります。検察側が特定の人間の違法行為を取り締まれないということは、能動的あるいは受動的な職権放棄です。それ自体、違法性を帯びないのでしょうか。とにかく、怪しげな脱法者が国家権力をほしいままにし、『「法の番人たる検察」の番人』になってしまったら、「法の支配」は目に見えて崩れていきます。新型肺炎の問題は確かに怖いですし、私も個人的には外出時には常時マスク着用を欠かしません。しかし、その問題のせいで、法の支配の危機が看過されれば、姑息な手段を使う人間の思う壺となり、特定の人間による恣意的な法の破壊はますます進みます。/「ホロコーストは無関心から生まれる。」/BGB:「四つの犯罪」『つげ義春全集1』(筑摩書房、1993年)/BGM:『森の境界』(須磨邦雄、2019年)→タイトルチューンの「森の境界」[16:42](!)がすさまじい。King Crimson好きは必聴。PFMの”River of Life"と思しきフレーズもちらりとのぞき、ニヤリ。美狂乱の新譜、ライブも切望したい。
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