shetland'A blog

スキーでの靱帯断裂の闘病記から始まって介護問題。今は趣味や日常での楽しみを記録。

再び入院

2015年01月17日 | 介護
2015/01/18(土)
昨日お昼前に老親の入所先から電話がかかってきた。
それも職場に。
これは相当なことが起きたのでは?

かけなおしますと伝えてと受付のお嬢さんにいい、携帯をもって別室へ。
確かに50分前に電話がかかっていた。

老親の肘のピンを抜いた後、右半身に内出血が広がっている。
憶測だが、麻酔なしでピンを抜いたときに3人がかりで抑え込まれたようで、そこが圧迫して内出血したのではないかと。
施設側からも話を聞き、私もそうではないかと推測している。

しかし、高齢者への麻酔は危険なので、やむを得なかったのかもしれないが。

で、その内出血を見せに行くのに、血中酸素濃度を測ったら60%だったらしい。
酸素を入れてもなかなか濃度があがらない。
酸素吸入しながら外来に行くのも、と思い結局は救急搬送となったそうだ。
で、ピンを抜いた病院は状況を聞いて受け入れを拒否。

国立に搬送となった。

国立では肘よりも、内出血と栄養障害が重く見られた。
むくみはただの浮腫みではなくて内出血ですと言われた。
もともとはただの浮腫みだったと思うのだが、圧迫されたことじゃないかと憶測ですけどと話してきた。
内出血により貧血も起こっていて、輸血により栄養障害を少し回復させ、高カロリーの栄養剤を経鼻で入れることになった。

少しでも栄養が入ればいいけれども。

CTでの診断では肝臓も脂肪肝になっているそうだ。それも肝硬変にちかい。
栄養過多でもなるけれども、栄養障害でも脂肪肝にはなるらしい。
それに腎臓も小さくなってきているし、心臓の動きも悪い。

結局、老衰へと向かっているのだろう。

救急ではいつも聞かれる延命処置。

万が一心臓が止まった場合、心マッサージはしないでと伝えた。
苦渋の決断である。
心マッサージをすればおそらく老親の肋骨は折れるだろう。
栄養も取れない体で、骨折をなおす力はないだろう。

経鼻か胃瘻か。

胃瘻も作るためには、手術になるだろう。
それには麻酔に耐えられる力がない。
抜釘でさえ麻酔なしだったのだから。

ICUから一般病等に移って様子を見ながら、また入所先に戻そうと思う。
できることが一緒であれば、静かな環境においてあげたい。
コメント
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