行かなきゃね

今日も風がとても冷たい。真っ暗になったり、日が照ってきたりと変なお天気だ。外に行きたくないな～と思うのだが、さぼってばかりでもいけない。よし、堤防まで行こうっ


水たまりに入ってしまわないよう短いリードにしていたが、せっかく来たのでロングリードにかえる。ロングにしたとたん、楽しそうに走り出す。


が、しばらくすると、機嫌良く大きな声で歌を歌いながら自転車で走る人に出会いビビるコロ。


自転車の人がこわくて尻尾がダラダラになったコロは、以前私が尻餅をついた場所で下に降りようとする。クロもどんどん降りていく。写真ではわかりにくいが、けっこう急だ。「ひっぱらないでよ～。また滑っちゃうよ」　そんなことおかまいなしのコロ・クロ。


川の近くまでずんずん進む。この後、コロが中に入ってしまいあせる。こんなに冷たいのに…。

「コロちゃん、入っちゃだめでしょ～」


そうこうしているうちに、今度はあっと言う間に上がっていく。「ちょっと～、母のことは無視かい」


やっと黒い雲の間から日が差していいお天気になったのに帰りたいコロ。もっと遊びたいクロ。「仕方がない、クロちゃんはまた連れて行ってあげるからさ」「ほんとに連れてってよ」「はいはいっ」


家の中ではストーブの番犬になるコロ・クロも、外に出てしまえば元気に走る。寒い寒いなんて行ってないで、やっぱりお外に行かなきゃね。