昨日も一昨日も、それほど気温は低くなかったが風がとても強かった。風嫌いのクロは散歩に行きたがらない。お天気のいい日の朝はベランダに行き、暫く外を眺めているので、風があるかないかはちゃんと確認ずみなのだ。「お散歩に行くよ~」「聞こえないふりしよっと」
「さ・ん・ぽ」 「今日はやめておきます」
「ほらほら」 「行きたくな~い」
たくさんの木に囲まれている森なら、多少風を遮ってくれるかなと思い『いだかの森』に行くことにした。「行かないって言ってるのに、ママは強引だよね」
森に入ってしまえばそれほど風は来ないのだが、ザ~っと木の揺れる大きな音がする。その音に一瞬立ち止まる。
「クロちゃん、大きな音はするけど風は大丈夫だよ」
「ほんとだ。風さん、あまり来ないね」
こうして元気よく出発したふたりでありましたっ。
「さ・ん・ぽ」 「今日はやめておきます」
「ほらほら」 「行きたくな~い」
たくさんの木に囲まれている森なら、多少風を遮ってくれるかなと思い『いだかの森』に行くことにした。「行かないって言ってるのに、ママは強引だよね」
森に入ってしまえばそれほど風は来ないのだが、ザ~っと木の揺れる大きな音がする。その音に一瞬立ち止まる。
「クロちゃん、大きな音はするけど風は大丈夫だよ」
「ほんとだ。風さん、あまり来ないね」
こうして元気よく出発したふたりでありましたっ。