柴犬多頭飼い コクマチャどん

コロクロ日記で07年に開設したブログ。15年から『コクマチャ日記』、さらに24年から『コクマチャどん』になりました。

結果が出ました & まとめ

2017-01-22 09:23:11 | 獣医さん

12月後半に顔にでき物を発見し、その後それが腫瘍とわかり、ブログを見に来てくださる皆様には大変ご心配をおかけしましたが、昨日【花まる日記】でもご報告しましたように無事に良性という結果をいただきました。

病理診断報告書によりますと腫瘍は『犬皮膚組織球腫』というもので『病巣部には組織球由来の腫瘍細胞が皮下直下~皮膚組織に増殖しており、腫瘍細胞はやや大きな核と豊富な細胞質を持ちますが悪性所見は観察されません。マージンは確保されています(腫瘍はすべて取り除かれています)』とのことでした。

犬皮膚組織球腫は犬特有の皮膚の良性腫瘍で、その多くは若年齢(4歳以下 特に1~2歳)で発症するそうです。腫瘍の大きさは1~2cm程度の場合が多く、頭部に最も多く報告されているそうですが全身のあらゆる部位にできるそうです。病気を発症した部位が赤くなり急に大きく固くなるりますが、痛みや痒みなどを感じないというのも特徴らしいです。腫瘍の成長スピードが早いですが、8週間~12週間程度で腫瘍が消える事も多いらしいです。

ただ、肉眼では良性悪性の判別は難しく、若年齢でも肥満細胞腫などの悪性腫瘍が発生することがあるので、腫瘍性が疑われる病変に気付いたら、今回のようになるべく早期に検査を実施した方がいいとのことでした。

もし、私ができ物を傷かもしれないと思いそのまま放置していたら自然に治っていたかもしれません。そう思うと、やらなくていい手術をさせてしまったのではないかという気がしてチャロにはかわいそうなことをしてしまったと胸が痛いです。が、表面が短期間でただれ始め、その周りを触ると固いしこりがあったので、やはり放ってはおけませんでした。実際、もし本当に悪性であった場合、早期発見してあげれば治療も早く開始することができたと思います。今回のことでは、たくさんの方にチャロの応援を、そして私たち家族にも励ましをいただきありがとうございました。

昨日は帰宅後10分もしない間に傷口をポリポリし、抜糸した部分の傷口がパックリとなり慌てて病院に戻り、再び全身麻酔で縫い合わせるという、まさかの出来事がありましたが元気に帰ってきました。そのことも含めて、でき物をみつけたときから結果が出るまでのいろいろを自分の覚えとしてまとめておこうと思います。

  まとめ 

目の下がはっきり写っている写真がなかなかみつからなかったが、12/17の時点では何もなっていない。

12/27 ↓の写真の数日前に、何かで傷ができたのかなかと思っていた部分が急に大きくなり、触ると中が固い感じがしたので受診。傷から来る炎症なら1週間~10日で治るということでお薬をいただくが、できものが大きくなっていたらやっかいなものかもしれないと言われる。翌日のトリミングについてお聞きすると、チャロちゃんには負担になるかもしれないかもしれないからやめた方がいいかもしれないとのこと。今になってみると、先生はこの時すでに腫瘍を疑われていたのではないかと思う。

元気に新年を迎えるができものは小さくなっていない。

1/4 薬を飲んでいるにもかかわらず傷は少しずつ大きくなり、表面が少しただれているような状態になってくる。薬で完治していれば大丈夫と言われていたが、悪化しているため年明け初日の獣医さんに連れて行く。ただれた部分でスタンプ検査をし、顕微鏡で見た結果腫瘍と断定。良性か悪性かは、1週間後の手術のあと取ったものを検査に出して判明することになる。帰宅後、がん細胞画像の検索をしてみると、獣医さんで見てきたチャロの細胞画像と同じようなものをみつけ、悪性なの?と気分が悪くなる。

     つづく

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