昨日の午前中は、家財道具の処分をしていただく生前整理・遺品整理専門の業者さんに来ていただき、見積もりを取っていただいた。食器棚などの中身や押し入れの中の物など、かなりのものを私の家に運んだためか(仕分けして処分するため)、予想していた金額よりずいぶん安かった。業者さんから「いらないものはそのままにしておいていただければ、私たちがすべて片付けますのでご安心ください」と言っていただき、なんだか急に心が軽くなった。父も、業者さんに来ていただいたことで心の切り替えができたらしく、捨てる決心がつかずとっておきたいと言っていたようないろいろな物に、思い出として記憶に残しておけばいいとスッキリした顔で言っていた。が、やはり最後に荷物を運び出す日は、長年使っていたほとんどが処分されていくところを見ているのは辛いだろうと思ったので、父をその場に立ち会わなせないことにした。 (ベランダから見た風景。この景色も半月後にはもう見れなくなるな~)
同居していた義父母が亡くなったあと遺品整理をしたのたが、義父母の物は我が家にあるためゆっくり少しずつ片付けができた。が、父の場合は賃貸マンションを借りたまま施設に入ってしまったため、早くマンションの片付けをしないと施設の入居費用とマンションの家賃と二重払いをすることなってしまう。あまりにも急に施設入居が決まったため、父も片付けで心身共に疲れていると思うが、今月末の退去が終わるまであと一踏ん張りしてもらわなくては。
今までは「私も年を取ってきたしそろそろ少しずつ『断捨離』しなきゃいけないな」と思いつつ全然できないでいた。が、今回のことで、体が動くうちに使わない物などはどんどん処分していかなくちゃと真剣に思うようになった。父の方が片付いたら、今度は私のものも減らしていくぞ~。マンション押し入れの中には、引っ越した当時から一度も開けていないと思われる箱がいくつも出てきた。我が家にも、そういう『開かずの箱』がたくさんある。いつか使うかもしれないものって結局使わないままだったり、いざ使おうとするとどこにしまい込んであるのかわからなかったりするから、ないのと同じだよなって思える。
今日・明日は、私と父は2日間完全休憩でマンションに行かないことにした。月曜からはラストスパート。生前整理最後のまとめ記事は、マンションを退去したあとに書きますね~。