山口県にて開催されたJプロツアー2連戦、2日目の『維新やまぐちクリテリウム』にて黒枝咲哉がプロ初勝利を記録しました。
初日の『JPT秋吉台カルストロードレース』は山口県美祢市にて開催される147㎞。
アップダウンを繰り返す1周回29㎞の素晴らしいコースには、ゴールまで続く1㎞の厳しい登り区間を含み力勝負が予想されました。
シマノレーシングはスタートから積極的に展開し先頭付近を維持、その中から中田拓也が単独アタックし序盤を単独先行します。
2回目のゴールへの登り区間でハイペースとなった集団に中田はキャッチされます、その後の動きでシマノレーシングは防戦となり、後半は他チームの先行を許してしまいます。
優勝した増田選手(宇都宮ブリッツェン)を含む3名の先行の後ろで好調とは言えないながらも入部正太朗が食い下がり、僅か13名完走のレースで8位でのゴールがチーム最高位となりました。
https://www.cyclowired.jp/news/node/276897
JBCF秋吉台カルストロード 結果(147.5km)
1位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) 3時間51分34秒
2位 才田直人(LEOMO Bellmare Racing Team) +8秒
3位 米谷隆志(LEOMOベルマーレ・レーシングチーム) +19秒
4位 窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング) +4分21秒
5位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ ) +4分37秒
6位 岡 泰誠(イナーメ信濃山形) +4分46秒
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2日目は『JPT維新やまぐちクリテリウム』街中の1.3㎞ショートコースを40周する52㎞のレース。
コーナーが連続するクリテリウムではいかにチームで前方を位置しコーナーをスムーズにこなしロス&消耗を少なくするかが鍵となります。
シマノレーシングはスプリントでは絶対的な信頼をおく黒枝咲哉で勝負するために主導権を取りに行く作戦。
しかしながら、マトリックスパワータグチームの強力な牽引には及ばず、その後方となります。
それでもこの日集中していたチームは2番手を死守するために最大限の行動に出ました。
時折先頭牽引を担いながら集団前方を位置取ることを主張し、他チームとの位置争いに引くことはありませんでした。
エースを援護する形でレースを進めたシマノレーシングの動きに黒枝が応え、最終コーナーを抜け黒枝がスプリンターとしての才能を解放。
完璧なスプリントを見せ、ついに期待された勝利を手に入れました。
https://www.cyclowired.jp/news/node/277013
JBCF維新やまぐちクリテリウム 結果(52km)
1位 黒枝咲哉(シマノレーシング) 1時間16分36秒
2位 窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング) +0秒
3位 入部正太朗(シマノレーシング)
4位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ )
5位 小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)
6位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ )
2018 Jプロツアー第18戦・第19戦 山口大会 速報動画