[開催日] 2023年11月12日(日)
[開催地] 沖縄県北部地域
[レース]男子チャンピオンロードレース 210km 6:45スタート
[出場選手]☆入部正太朗、中井唯晶、風間翔眞、石原悠希、寺田吉騎 以上5名



風間翔眞 準優勝



雨の中スタートしたツールドおきなわチャンピオンレースは、30km過ぎに6名の逃げが形成。シマノレーシングのメンバーはメイン集団でグッとかまえます。先頭からは最大で10分ほど開きますが、その分メイン集団は中盤100km地点までスローな展開で進んでいたようです。
いよいよペースが上がってから、初めに動いたのは寺田選手。
10kmの追走の末5分先を行く先頭グループに追いつきました。
これにより他チームにプレッシャーがかかります。
各チームのアシスト陣が脚を削りなんとか捕らえると、入部選手含む4名の強力な逃げが形成されます。ここには優勝した山本選手も加わります。
しかし、羽地ダム(残り10km)にさしかかったところで吸収。ネイサン・アール選手が飛び出し頂上付近で縦長になった集団に吸収されると、風間選手がカウンターアタック。
単独で独走に持ち込み、優勝というワードが強くなっていきます。しかし追走に入っていた山本選手が風間選手に合流。ラスト2kmを過ぎてから駆け引きが始まり、ゴール200m勝負なりますが、惜しくも風間選手は2位でフィニッシュしました。


最後までハラハラドキドキのレース展開に多くの人々が痺れたのではないでしょうか。
チーム力を存分に発揮できた素晴らしいレースとなりました。
☆ シマノレーシング リザルト
2位 風間翔眞
9位 中井唯晶
12位 石原悠希
28位 入部正太朗
47位 寺田吉騎
※チーム総合順位においては優勝しました



朝6時過ぎは暗い為、ランタンがともされたサイン会場に選手はチェックしていきます。

大活躍の寺田選手。しっかりアシストをしました。


滑りやすい路面状況でも臆することなく走行していきます。




入部選手もチームの為に頑張りました


風間選手は実力を存分に発揮しました。



風間選手はゴール後は悔しさのあまり涙を浮かべていましたが、表彰式では笑顔でステージに登壇しました。

風間翔眞選手に当時を振り返って簡単に答えてもらいました


Q.優勝こそ逃したものの2位という結果をどう受け止めましたか?
A.レース直後はアシストしてくれたチームメイトに最高の結果で恩返しすることができず、悔しい気持ちでしたが今は素直に嬉しく思っています。いつも支えてくださる野寺監督を始め、たくさんのチーム関係者とチームメイトにはとても感謝しています。
Q.レース中、チームとしてどうでしたか?
Q.チームとして各選手それぞれが長所を生かした立ち回りが出来ていたと思います。全てを話すと長くなってしまうので個人的に熱い走りだった選手は、レース終盤で単独で逃げ続けてくれた寺田選手です。寺田選手が逃げ続続けてくれたおかげでチームとして優位にレースを展開することが出来ました。
Q.シーズン後半レースが多い中、疲労回復のためにorコンディションを保つために意識していた事などあれば教えてください。
A.疲労回復のためにマッサージをしてもらったり温泉に行ったりとリラックスできる時間を過ごしていました。また、コンディションを保つために登山をしに行きました。レースが多かったのもあり自転車に乗らない運動がコンディション維持に繋がったと感じています。
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※写真提供:Satoru Kato 様