REPORT

SHIMANO Racingの活動をブログで紹介します。

[Movie]ツール・ド・おきなわUCI1.2 チームカーから見たレース 

2017年12月14日 | レースリポート・動画

2017年11月12日、シーズン最終戦「ツール・ド・おきなわ」のムービーが届きました。

是非ご覧ください。

 


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[Report]CX全日本選手権 横山航太選手のレポート

2017年12月13日 | レースリポート

横山航太選手よりシクロクロス全日本選手権のレポートです

******全日本選手権シクロクロスレポート ******

日本一を決める全日本選手権、競技に取り組んでいる選手にとっては特別な意味を持っているレースであり毎年独特の雰囲気、緊張感のあるレースであると思います。
今年はラファスーパークロスに続き野辺山で開催。開催前は泥だけではなく雪、凍結、極寒等過酷はコンディションが予想されました。実際ふたを開けてみると前々日に降り積もった雪も溶け、ドライ+ウエット+凍結のタイヤ選択の悩ましいコンディションでのレースとなりました。

このコンディションで私は転がりの軽さとグリップ力のバランスの取れたタイヤ、チャレンジ・グリフォをチョイス、グリップを稼ぐため低めの1、6barにセッティングしました。

余談ですが、スタートで他の選手のタイヤをチェックしてみると1列目の選手は私以外ベビィーライムズなどマッド系のタイヤをチョイスしていました。

スタートの号砲とともに優勝候補の前田選手(弱虫ペダル)が飛び出していき、それに同じく優勝候補の小坂選手(宇都宮ブリッツェン)も便乗しペースをあげていきます。

私は若干スタートで出遅れてしまいましたが半周もするうちにトップグループに合流することが出来ました。

トップグループは小坂選手、前田選手、沢田選手(BSアンカー)、そして私の4名で構成されました。

レースも中盤にさしかかろうとした頃、トップグループの中で積極的にペースをあげたのは前田選手、小坂選手で私と沢田選手は一時的に5秒ほどのタイム差をあけられてしまいます。

ここで離されてはレースが終わってしまうのでグリフォの転がりの軽さが生かせる舗装、ジープロードの上りでアタックして単独ブリッジを敢行。

差が縮まったところで小坂選手の落車もあり先行する二人に追いつくことが出来ました。

ここから3人でのパックでのレースとなりますが3人とも保てるギリギリのペースで攻めていて1つのミスも許されない状況でした。

終盤にさしかかりかけたところでいよいよ路面が凍結し始めそれに車輪をすくわれてしまった前田選手が落車。トップグループから脱落してしまいます。

小坂選手とのマッチレースだな・・・と思った直後フィニッシュラインを過ぎた直後の逆バンクの左コーナーで今度は私がスリップダウンしてしまいます。

すぐに復帰できたので良かったですが小坂選手と10秒ほどのビハインドが出来てしまいます。

追いつこうと必死に追いますが向こうも逃げ切ろうと必死。タイム差が詰め切れないまま最終周回に突入してしまいます。

ここで僕の残っている最後のカードは若干こちらのほうが得意としていると思われる舗装路の上り+ジープロードで頂上までに追いつき、最後ゴール勝負に持ちこむことでした。

頂上がゴールだと思い全開でもがき小坂選手の背中が近づいてきますがあと3秒ほど追いつくことが出来ませんでした。

そこからコースを落車ギリギリのペースで攻めますが追いつくことが出来ず、小坂選手の背中を見ながら2位でゴールとなりました。

勝つことは出来ませんでしたが今の私の出来る最大限の走りは出来たと思うので悔いはありません。

来年はもっと力を付けて可能であればまたこの舞台に帰ってきたいと思います。

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[Report]CX全日本選手権・エリート1年目の横山航太が2位

2017年12月12日 | レースリポート

2017年12月10日

長野県の野辺山高原で第23回シクロクロス全日本選手権が開催され、エリートカテゴリー1年目の横山航太が2位となりました。

「ロードトレーニングの一環」としてシクロクロス競技に参加している横山ですが、この競技の国内トップレベルの実力がある事は自他ともに認めるところ。

ロードシーズン終盤も好調を維持し終え、このCX全日本選手権も勝つために集中して臨みました。

スタートから先頭を狙える位置でレースを進め、ラスト周回には一時トップを走る小坂選手(宇都宮ブリッツエン)まで3秒と迫りましたが、背中を捕えるまでには至らず2位フィニッシュ。

勝利には届かなかったものの、大きな可能性を見せる走りを披露しました。

****シクロワイアードより抜粋****

http://www.cyclowired.jp/news/node/251866

http://www.cyclowired.jp/news/node/252119

横山航太(シマノレーシング)

エリート男子 2番手で小坂を追う横山航太(シマノレーシング)

エリート男子 2番手で小坂を追う横山航太(シマノレーシング) photo:Kei Tsuji

3人のパックになってからそれぞれ1回ずつ転倒。自分が転んだときに(小坂)光さんと差が開いてしまって、その差を最後まで詰めることができなかった。10秒程度の差で最終周回に入り、自分が得意な舗装路の登りで追いつけばチャンスがあると思っていた。全開で登りを踏んで3〜4秒差まで詰めたんですが、詰め切れなかった。自分の最高の走りをできたと思うので、単純に光さんが強かった。勝負に負けて2位ですが、悔いはありません。自分より強い選手がいて、自分が負けた。

滑りやすいのは分かっていたんですが転倒してしまった。ぎりぎりの状態で、無理をしていたんだと思います。でも光さんがミスする可能性もあったので最後まで諦めずに走りました。

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photo:Makoto Ayano(http://www.cyclowired.jp/


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