REPORT

SHIMANO Racingの活動をブログで紹介します。

Report: J Pro Tour群馬CSCロードレース

2014年04月28日 | チーム活動

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▲優勝した畑中勇介 photo by cyclowired

2014年4月26日(土)
開催地:群馬サイクルスポーツセンター120km
出場選手: 畑中勇介、吉田隼人、入部正太朗、野中竜馬、ダレン・ロー、 木村圭佑、横山航太

Jプロツアー第5戦である『群馬CSCロード』は、中盤逃げた6選手の戦いとなり、最終周回の登りでアタックをかけた畑中勇介が独走勝利、同時にツアーリーダーの証であるルビーレッドジャージを手に入れました。

レースは歴史ある群馬CSC6㎞サーキットを20周回する120㎞で行われました。シマノレーシングは過去このコースで多数の勝利を収めている畑中勇介、好調を維持する吉田隼人を中心に考えながらも、前へ攻める動きの中でチャンスが来ればどの選手にもチャンスを与える事を確認しスタートラインに並びました。

立ち上がり、どのチームも逃げ集団に人員を送り込むべくアタック&チェックを繰り返します。シマノレーシングからは新人である横山航太、 木村圭佑を中心に前半のアタックをチェックします。

過去、このコースで行われるレースでは、序盤の逃げ集団がレースの流れの軸となる事が多いことから、それを狙う選手が多く、なかなか決定的なアタックが決まりません。攻め合いのハイペースは中盤まで続き、レース半分を消化した60㎞地点でようやく少人数の逃げ集団が形成されました。

畑中勇介(シマノレーシング)/入部正太朗(シマノレーシング)/窪木一茂(チーム右京)/山本元喜(斑鳩アスティーフォ)/阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)/森本誠(イナーメ信濃山形)

シマノレーシングは先頭グループに唯一複数である2名を送り込み、レースの主導権を握ります。

この6名の構成は、いずれも逃げる事を苦としない実績のある選手ばかり。後続集団はこの集団の先行を許し、差は2分に開きます。

この形は崩れることなくレースは終盤へ、シマノレーシングは後続大集団にもスプリントで勝負できる吉田隼人と、牽引役として期待できる野中竜馬を残し、仮に先頭6名を吸収される動きが出来たとしても勝利を狙える態勢となりました。

先頭集団では畑中勇介、山本元喜(斑鳩アスティーフォ)の2名が登りで抜け出し、4名が遅れ下りで再び合流という場面が多くみられるようになりました。これを数週繰り返し、入部正太朗がたまらず遅れてしまいます。

しかしながら、先頭集団では畑中の力が一番勝利に近い事は明らかとなり、後続集団では宇都宮ブリッツェンを中心にペースアップをはかる動きがみられました。しかしながら、ペースを保つ先頭集団をの距離は縮まらず、優勝争いは先頭5名に絞られます。

最終周回、最も距離の長い登り区間で畑中勇介が渾身のアタック、後続も反応しますが、この日の畑中の力は他を圧倒していました。後続を突き放した畑中はそのままゴールまでペースを落とさず独走勝利を飾りました。

同時に、Jプロツアーでは格式が2番目に高いこのレースで得たポイントを加算し、ツアーリーダーの証である『ルビーレッドジャージ』に袖を通しました。

スタート前から『調子がいい、今日は必ず勝つ』と宣言していた畑中勇介が、言葉通りのエネルギーを見せ、完璧な形でチームに今季初勝利をもたらせてくれました。

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cyclowired より転載

「気をつけたのは元喜と窪木」優勝の畑中勇介(シマノレーシング)

脚は(山本)元喜、展開と経験は窪木に気をつけた。窪木は離れてもほかの選手と上がってこれる選手。今回は元喜と森本選手が強くて牽制にならなかったので最後は力勝負になったのかと思う。得意のコースで勝てて、久しぶりのリーダージャージで嬉しい。

P1 120km
1位 畑中勇介(シマノレーシング)2時間54分20秒
2位 窪木一茂(チーム右京)+07秒
3位 山本元喜(斑鳩アスティーフォ)+08秒
4位 阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)+13秒
5位 森本誠(イナーメ信濃山形)
6位 鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)+3分21秒
7位 リカルド・ガルシア(チーム右京)
8位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)
9位 ホセ・アギヤベガ(クロップス×チャンピオンシステム)+3分25秒
10位 野中竜馬(シマノレーシング)+4分01秒

Jプロツアーリーダー 畑中勇介(シマノレーシング)
U23リーダー 雨澤毅明(那須ブラーゼン)

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▲スタート photo by cyclowired

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▲野中も積極的に動く photo by cyclowired

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▲勝利を狙って前半から動く吉田隼人  photo by cyclowired

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▲中盤逃げた6名のメンバー、入部正太朗がペースメイク photo by cyclowired

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▲畑中勇介が前に出る  photo by cyclowired

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▲独走勝利で力を示した畑中勇介 photo by cyclowired

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▲畑中はルビーレッドジャージを手に入れた photo by cyclowired


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次戦/ J Pro Tour群馬CSCロードレース

2014年04月22日 | インポート

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J Pro Tour群馬CSCロードレース
レース期間:2014年4月26日(土)
開催地:群馬サイクルスポーツセンター:6㎞サーキットコース
 住所:群馬県利根郡みなかみ町新巻3853番地
JPTスタート:12:35 120㎞(6㎞×20Laps)
出場予定選手: 畑中勇介、吉田隼人、入部正太朗、野中竜馬、ダレン・ロー、 木村圭佑、横山航太

Jプロツアー第5戦『群馬CSCロードレース』が群馬サイクルスポーツセンターにて開催されます。

過去多くの名勝負が繰り広げられた群馬CSC6㎞サーキットは、タイトなコーナー、スピードが要求されるコース内最長の登り区間等、アップダインが続きめまぐるしい展開が生まれる難コースです。

毎年、逃げ集団とそれを追う大集団との駆け引きが生まれ、予測が難しい展開の中最後はスリリングな勝負に持ち込まれます。

昨年、同コースで行われた『JPT選手権経済産業大臣旗』では最終段階で多くの選手を先頭集団に送り込み、最後は畑中勇介選手がマトリックスパワータグのガルシア選手との一騎打ちに敗れ2位。

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チームは、このコースでリベンジを狙います。

JBCF公式ページ↓
http://www.jbcf.jp/

シマノレーシング・ライブブログ↓
http://blog.liveshimano.jp/blog/


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Report: JPTタイムトライアル南紀白浜&白浜クリテリウム

2014年04月22日 | チーム活動

J Pro Tour 南紀白浜タイムトライアル
レース期間:2014年4月19日(土)
開催地:旧南紀?浜空港跡地 15㎞(1.5㎞×10Laps) 
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J Pro Tour 白浜クリテリウム
レース期間:2014年4月20日(日)
開催地:旧南紀?浜空港跡地(滑?路周回1.5Kmコース)
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出場予定選手: 畑中勇介、吉田隼人、入部正太朗、ダレン・ロー、 木村圭佑、横山航太

JPTタイムトライアル南紀白浜&白浜クリテリウムが終了し、シマノレーシングはタイムトライアルでは3位、クリテリウムでは吉田隼人が惜しくも2位という結果に終わりました。

★TTT

初日のチームタイムトライアルは急きょ決定したレース参加であったため、タイムトライアルの機材が揃わずノーマルバイクにアタッチメントハンドルを付ける形で臨みました。当日、ショートTTを得意とし、機関車役として期待されていた野中竜馬が体調不良のため欠場、畑中勇介、吉田隼人、入部正太朗、木村圭佑、ダレン・ロー、横山航太の6名での参加となりました。

ノーマルバイクを使用する事に関しては、コースの特性を考慮すればむしろメリットがどこまであるか疑問、とし、あくまで勝利を目指しトレーニング段階から集中力を高めて走りました。

結果は優勝チームから1周ラップで2秒ずつ遅れ3位、狙った結果に届かず失望もしましたが、決して優位で無い状況の中でベストを尽くし、チームとしてやるべきことも見えた事で得るものが多いレースとなりました。

★クリテリウム

全日のリベンジを果たすべく、エーススプリンターとしての成長を見せる吉田隼人が必勝を掲げレースに臨みます。チームとしては、新人の 木村、横山も含めた全員がレース開始から常に前で展開する状況。チームは消極的になる時間を削り、攻撃を仕掛け続けます。他チームもアタックを繰り返しますが、逃げの集団が形成される時間はごく僅か、すぐにチーム間のチェックが入り、高速に進みながらも集団は1つの状況が続きます。

トラック競技のポイントレースを得意とする入部正太朗は多くの場面で前に出て攻撃の軸となります、ダレンも切れの良いダッシュで逃げを試みます。後半は自らもスプリントで勝つ可能性がある畑中勇介も強烈にアタック、吉田自身がエスケープを試みて先頭に立つ場面もありました。

しかし集団は崩れずラスト1周へ、ゴールまで200メートルの最終ヘアピン、吉田は狙い澄ましイン側からえぐるように前に出ます、後続選手のラインをふさぎ『もらった』と思った矢先、更にその内側から大久保選手(宇都宮ブリッツェン)が鋭くラインに入り、折り返した段階で先頭に立ちます、不意を突かれた吉田は、立ち上がりでできてしまった数メートルのギャプを埋めるためゴールまで全力で踏み続けましたが僅かに届かず、惜しくも2位という結果に終わりました。

吉田隼人選手のコメント

『勝つ事だけをイメージしていたので本当に悔しいです。最終コーナーを思い通りに曲がりましたが、大久保選手はさらにインから来た、やられました。後悔してもしかたありません、借りはすぐに返します。』

 JBCFタイムトライアル南紀白浜2014結果

http://www.cyclowired.jp/?q=node/132621 (cyclowired記事)
Pクラスタ 15km 
1位 宇都宮ブリッツェン 22分10秒03
2位 那須ブラーゼン +4秒
3位 シマノレーシング +19秒
4位 クロップス×チャンピオンシステム +22秒
5位 イナーメ信濃山形 +28秒
6位 マトリックスパワータグ +29秒

J Pro Tour 白浜クリテリウム結果

http://www.cyclowired.jp/?q=node/132688  (cyclowired記事)

Pクラスタ 34.5km

1位 大久保陣(宇都宮ブリッツェン)52分31秒
2位 吉田隼人(シマノレーシング)
3位 セバスチャン・モラ(マトリックスパワータグ)+01秒
4位 ガルシア・リカルド(チーム右京)
5位 住吉宏太(チーム右京)
6位 岩島啓太(なるしまフレンド レーシングチーム)
7位 フラビオ・バルセッキ(チーム右京)
8位 畑中勇介(シマノレーシング)
9位 皿屋豊(イナーメ信濃山形)
10位 西沢倭義(シエルヴォ奈良ミヤタ・メリダ)

※以下写真は cyclowired提供

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レースを戦うGIANT_TCR

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予選でも好調をアピールする吉田隼人↑

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決勝レースで吉田隼人をアシストする入部正太朗↑

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決勝レース終盤でアタックをかける畑中勇介↑

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積極的に前に出るシマノレーシング↑

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レース終盤、主導権を握りに前に出るシマノレーシング↑

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↑ゴール、大久保選手(宇都宮ブリッツエン)に僅かに届かなかった吉田隼人

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決勝レースの表彰↑

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ポイント賞は畑中勇介が1位、吉田隼人3位↑


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速報:JPT白浜クリテリウム

2014年04月20日 | ニュース

1位大久保陣 宇都宮ブリッツェン

2位 吉田隼人 シマノレーシング

3位 セバスチャン?モラ マトリックス パワータグ

攻め続け最後は吉田隼人のスプリントで勝利を狙ったシマノレーシングだったが、あとわずか届かなかった。

優勝した大久保選手はスプリンターとしての才能を開花させJプロツアー初勝利を飾った。


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TTTトレーニング

2014年04月17日 | チーム活動

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次戦であるタイムトライアル南紀白浜のためにチームトレーニングを行いました。

TTTとはチームタイムトライアルの事。

このレースへは急遽参加が決定したため、TTバイクの用意はできませんでしたが、その中でもベストを尽くし走ることを確認し、むしろチームの士気は高い状態となっております。

15㎞と、チームTTとしては比較的ショートなコース。しかも滑走路を利用したフラットなコースなのでタイムトライアル用の機材は優位に働くと感じます。しかしながら、海に囲われた高台であり、レースのある15時以降風が強くなることが予想されること。向かい風で極端に速度が落ちTTバイクの優位性が落ちることも考えられます。

何より、チームとして纏まりロスを極力無くせば結果を出す事は可能です。気負うことなく、ベストを尽くし走ります。

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トレーニングの合間には畑中キャプテンを中心に、走行ロスの低減をめざし修正に向けた話し合いが行われた。

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