広島さくらロードレース day1
3月27日
広島県中央森林公園サイクリングコース(12.3km周回コース)
12.3km x 6 73.8km
出場選手
木村圭佑 湊諒 一丸尚伍 横山航太 中田拓也 中井唯晶 風間翔眞 重満丈
2週間の間をおいて始まったJPT第3戦広島さくらロードレース。前回のレースから更に強度を上げた厳しいレースを想定したトレーニングを行い、レースに対し調子を上げてきたシマノレーシング。全員が自分自身の仕上がりを楽しみに臨んだ。また故障により前回のレースをパスしていた中井が今レースよりみんなから少し遅れてシーズンイン。彼も怪我による遅れをポジティブに捉えしっかりとトレーニングを積むことができた一人。今回はレースの感覚を思い出しながら自分のトレーニングを成果を確かめたいとレースに臨んだ。
レースが始まり、アタック合戦を繰り広げながらレースが進み2周目には11名の先頭集団ができ30秒の差を作る。シマノレーシングはその中に今回シーズンインの中井が入る。そのまま先頭集団はペースを刻みメイン集団との差を広げる。途中横山らによる追走集団ができるが、先頭においつくことができず吸収。勝負は先頭の11名に絞られることとなった。
残り1周の中盤を過ぎたあたり、先頭集団からフランシスコ・マンセボ(マトリックス・パワータグ)が飛び出す。マンセボのぺースアップにより集団はバラバラに。その中でもマンセボを追う4人の集団ができるが先頭に追いつくことはできず、マンセボが逃げ切り独走で勝利。4人の集団から遅れてゴールに入った中井が7位となった。
■リザルト
1位 フランシスコ・マンセボ(マトリックス・パワータグ)
2位 井上文成(弱虫ペダルサイクリングチーム)
3位 平井光介(エカーズ)
7:中井唯晶
17:横山航太
32:風間翔眞
34:木村圭佑
35:中田拓也
DNF:湊諒
DNF:一丸尚伍
DNF:重満丈
広島さくらロードレース day2
3月28日
広島県中央森林公園サイクリングコース(12.3km周回コース)
day2 12.3km x 12 147.6km
出場選手
木村圭佑 湊諒 一丸尚伍 横山航太 中田拓也 中井唯晶 風間翔眞 重満丈
広島さくらロードレース2日目。1日目逃げに中井が乗ったが何もできずに行かれてしまったことなど、反省点をいくつかミーティングで話し合い勝負に挑んだ。2日目は打って変わって悪天候。雨が時より激しく降り、気温も上がらず最悪なコンディション。距離も147キロと長くサバイバルなレースが予想された。レースは早めに動き2周目には木村、風間が入る7名ほどの先頭集団が形成される。その後横山が入る追走集団が追いつき先頭は17名となり、それが勝ち逃げとなる。レースが進みコースコンディションは悪くなる一方。ほとんどの選手が寒さにより走りきることができなかった。一方先頭集団ではホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)が飛び出し、一人で集団との差を広げていく。そのホセを捕まえようと横山らが飛び出し、3名の追走集団を形成し、そのペースアップにより集団はばらけてしまう。レースはそのまま終盤へと進み。ホセが独走逃げきりで優勝。その後3名の追走集団にてゴールスプリントになり、横山が集団二番目でゴール。今季初の表彰台をつかんだ。
その後バラバラと選手がゴールし木村が10位でゴールし、完走者13名となった厳しいレースを終えた。
■リザルト
1位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
2位 今村駿介(チームブリヂストンサイクリング)
3位 横山航太(シマノレーシング)
10:木村圭佑
DNS:中田拓也
DNS:風間翔眞
DNS:湊諒
DNS:中井唯晶
DNS:一丸尚伍
DNS:重満丈
■野寺秀徳監督コメント
初日のレースではシーズンインしたばかりの中井が好走を見せ、先頭集団で展開してくれました。しかし、一方で序盤に中井を先頭に送り込んだ段階で慢心し次の一手を出すことが出来なかったことで、勝敗へ向けたチームとしての動きが出来ない形となった事は大きな反省点に。2日目はその点を確認しトライした事で、木村、横山、風間、3名を前方に送り込みチームとしてレースを進める事に成功しました。雨と寒さの過酷な環境で横山が3位ポディウムを勝ち取った事は闘志を示す重要な結果と感じています。勝負できる力を手に入れ、勝負に加わる集中力を養う取り組みを継続してゆきます。