REPORT

SHIMANO Racingの活動をブログで紹介します。

[Report]ツール・ド・熊野 第1ステージ

2015年05月30日 | レースリポート

2015年5月29日(金)
ツール・ド・熊野 114.1㎞第1ステージ(熊野川町・赤木川清流コース)

出走選手:入部正太朗・木村圭介・秋丸湧哉・横山航太・小山貴大

ツール・ド・熊野2日目、第1ステージは集団でのゴールスプリントとなりニール・ヴァンデルプローグ(アヴァンティレーシングチーム)が初日のプロローグに続き連勝。リーダージャージを堅守しました。

シマノレーシングは最終スプリント集団に入部、秋丸、木村を残しラインを組み入部を引き上げようとしますが成功には至らず、この日は集団内でのゴールとなりました。

 

シクロワイアードの記事↓

http://www.cyclowired.jp/news/node/168256


第1ステージ結果(http://www.cyclowired.jp/
赤木川清流コース 114.1km
1位 ニール・ヴァンデルプローグ(アヴァンティレーシングチーム)2時間35分52秒
2位 綾部勇成(愛三工業レーシングチーム)
3位 ティノ・ソメル(RTSサンティックレーシングチーム)
4位 小野寺玲(那須ブラーゼン)
5位 鈴木龍(那須ブラーゼン)
6位 吉田隼人(マトリックスパワータグ)
7位 福田真平(愛三工業レーシングチーム)
8位 野中竜馬(キナンサイクリングチーム)
9位 ジャン・サンジェ(RTSサンティックレーシングチーム)
10位 パトリア・ラストラ(ペガサスコンチネンタルサイクリングチーム)

27位 入部正太朗(シマノレーシング)
52位 秋丸湧哉(シマノレーシング)
62位 木村圭介
95位 横山航太 +5分31秒
98位 小山貴大 +5分31秒

個人総合 第1ステージ終了時点
1位 ニール・ヴァンデルプローグ(アヴァンティレーシングチーム)2時間36分32秒
2位 綾部勇成(愛三工業レーシングチーム)+07秒
3位 ティノ・ソメル(RTSサンティックレーシングチーム)
4位 大久保陣(宇都宮ブリッツェン)+11秒
5位 福田真平(愛三工業レーシングチーム)
6位 ベンジャミン・プラデス(マトリックスパワータグ)
7位 中村龍太郎(イナーメ信濃山形)+12秒
8位 青柳憲輝(宇都宮ブリッツェン)
9位 野中竜馬(キナンサイクリングチーム)
10位 ジャマリディン・ノバルディアント(ペガサスコンチネンタルサイクリングチーム)

40位 入部正太朗 +14秒(シマノレーシング)
43位 木村圭介 +14秒シマノレーシング)
58位 秋丸湧哉 +15秒(シマノレーシング)
89位 横山航太 +5分43秒シマノレーシング)
100位 小山貴大 +5分48秒シマノレーシング)


新人賞 第1ステージ終了時点
1位 ジャマリディン・ノバルディアント(ペガサスコンチネンタルサイクリングチーム)

個人総合ポイント 第1ステージ終了時点
1位 ニール・ヴァンデルプローグ(アヴァンティレーシングチーム)35点
2位 ティノ・ソメル(RTSサンティックレーシングチーム)23点
3位 綾部勇成(愛三工業レーシングチーム)20点

個人総合山岳 第1ステージ終了時点
1位 中根英登(愛三工業レーシングチーム)3点
2位 ホセ・ビセンテ(マトリックスパワータグ)2点
3位 安原大貴(マトリックスパワータグ)1点

チーム総合 第1ステージ終了時点
1位 愛三工業レーシングチーム 7時間50分12秒
2位 ペガサスコンチネンタルサイクリングチーム +01秒
3位 宇都宮ブリッツェン

 

▲秋丸が集団内で走る

▲積極的な走りが光る入部キャプテン

▲逃げを狙う入部正太朗

▲18歳の小山貴大がスタートから抜け出しを狙う

 

photo:Hideaki TAKAGI(http://www.cyclowired.jp/


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[Report]ツール・ド・熊野 プロローグ

2015年05月28日 | レースリポート

2015年5月28日(木)
ツール・ド・熊野 0.7㎞プロローグ(新宮市・市田川沿い)

出走選手:入部正太朗・木村圭介・秋丸湧哉・横山航太・小山貴大

和歌山県と三重県にまたがる熊野地区で、今年もツールド・熊野が幕をあけました。
初日の今日は0.7㎞プロローグで開幕、和歌山県新宮市の市田川河口付近の道をコの字方に走るフラットなレイアウトです。

爆発力とコーナーテクニックが必要なこのレースで、シマノレーシングは19歳の横山航太が持ち前のテクニックを生かし好走、9番手のタイムを叩き出しました。

優勝はアヴァンティのヴァンデルプローグ選手。ただ一人50秒台のタイムをたたき出し、他を圧倒しました。


プロローグ結果(http://www.cyclowired.jp/
結果 
プロローグ 個人TT 0.7km
1位 ニール・ヴァンデルプローグ(アヴァンティレーシングチーム)50秒70
2位 大久保陣(宇都宮ブリッツェン)+0秒53
3位 福田真平(愛三工業レーシングチーム)+0秒83
4位 ティノ・ソメル(RTSサンティックレーシングチーム)+1秒26
5位 中村龍太郎(イナーメ信濃山形)+1秒48
6位 青柳憲輝(宇都宮ブリッツェン)+1秒89
7位 野中竜馬(キナンサイクリングチーム)+1秒90
8位 ジャマリディン・ノバルディアント(ペガサスコンチネンタルサイクリングチーム)+1秒90
9位 横山航太(シマノレーシング)+1秒91
10位 吉田隼人(シマノレーシング)+2秒02

47位 入部正太朗 +3秒61
51位 木村圭介 +3秒71
74位 秋丸湧哉 +4秒81
104位 小山貴大 +7秒13

個人総合ポイント プロローグ終了時点
1位 ニール・ヴァンデルプローグ(アヴァンティレーシングチーム)10点
2位 大久保陣(宇都宮ブリッツェン)9点
3位 福田真平(愛三工業レーシングチーム)8点

チーム総合成績 プロローグ終了時点
1位 愛三工業レーシングチーム 2分36秒
2位 ペガサスコンチネンタルサイクリングチーム +01秒
3位 宇都宮ブリッツェン

 

↑小山  Photo by Hideaki Takagi(http://www.cyclowired.jp/)

 

 

↑9位に入る活躍を見せた横山  Photo by Hideaki Takagi(http://www.cyclowired.jp/)

 

↑秋丸 Photo by Hideaki Takagi(http://www.cyclowired.jp/)

 ↑木村 Photo by Hideaki Takagi(http://www.cyclowired.jp/)

↑入部 Photo by Hideaki Takagi(http://www.cyclowired.jp/)

Photo by Hideaki Takagi(http://www.cyclowired.jp/)

 


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[Next Race/Schedule]ツール・ド・熊野

2015年05月28日 | レース・イベント情報
『ツール・ド・熊野』が開催されます。このレースは「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産として登録された地として知られている和歌山県~三重県に跨り開催されるステージレースです。険しい地形を利用したコースレイアウトは、強者のみを残す厳しいレースとなるでしょう。

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TOUR DE KUMANO UCI2.2

選手:入部正太朗、木村圭佑、木村圭介、横山航太、小山貴大

【日程とコース】

5月28日(木) Prologue 『タイムトライアル』<新宮市内>
0.7㎞

5月29日(金)第1ステージ<和歌山県 新宮市>
114.1km(16.3km×7周)>

5月30日(土)第2ステージ<三重県熊野市・御浜町>
109.3km(+パレード走行8.9km)

5月31日(日)第3ステージ<和歌山県太地町>
100km(10.0km×10周)

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レース公式ホームページ↓

http://www.nspk.net/tdk/


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2015年レーススケジュール
2月5-12日     第一次強化合宿              沖縄県
2月25-3月5日   第二次強化合宿       鹿児島県
3月15日  宇都宮クリテリウム          栃木県
4月1-6日  ツアー・オブ・タイランドThaiUCI2.2   タイ
4月12日  JPT伊吹山ヒルクライム           岐阜県
4月18日  JPTチームタイムトライアル南紀白浜     和歌山県
4月19日  JPT白浜クリテリウム JProTour4      和歌山県
4月25日  JPT群馬CSCロードレース/タイムトライアル  群馬県
4月26日  JPT群馬CSCロードレース/個人ロード    群馬県
5月6-13日   第三次強化合宿 in白浜 和歌山県
5月17-24日  ツアー・オブ・ジャパンUCI2.1 大阪~東京
5月28-31日  ツール・ド・熊野UCI2.2 和歌山県/三重県
5月7-14日  ツール・ド・コレアUCI2.1 韓国
6月21日  全日本選手権大会 個人タイムトライアル 栃木県
6月28日  全日本選手権大会 個人ロード・レース  栃木県
6月4日  JPTチームタイムトライアル広島 広島県
7月5日  JPT西日本ロードクラシック 広島県
7月19日  JPT石川サイクルロードレース  福島県
7月26日  JPT湾岸クリテリウム          東京都
8月29-30日  シマノ鈴鹿ロードレース          三重県
9月11-13日  ツール・ド・北海道UCI2.2         北海道
9月19日  JPT南魚沼タイムトライアル 新潟県
9月20日  JPT東日本クラシック南魚沼大会  新潟県
9月27日  JPTロードチャンピオンシップ        新潟県
10月3-11日  ツール・ド・シンカラUCI2.2   インドネシア
10月11日    JPT輪島ロードレース            石川県
10月17-18日  ジャパンカップサイクルロードレースUCI1.HC 栃木県
10月25日  JPT知多半島・美浜クリテリム 愛知県
10月31日  JPT大分ロードレース 大分県
11月1日  JPT大分いこいの道クリテリウム 大分県
11月8日  ツールド沖縄 UCI1.2 沖縄県
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[Report&MOVIE]ツアー・オブ・ジャパン7th 東京ステージ

2015年05月24日 | レースリポート

第18回ツアー・オブ・ジャパン東京ステージ

第7ステージ 【 東京 】 5/24(日) 11:00
日比谷シティ前→大井埠頭周回コース
14.7km + 7.0km x 14周 = 112.7km

出場選手:入部正太朗、木村圭佑、秋丸湧哉、横山航太、小山貴大

第18回ツアー・オブ・ジャパン、5月24日の第7ステージは東京ステージ。1週間前に大阪堺でスタートしたレースも、ついに東京でフィナーレを迎える。

この日は雨予報だったものの、昼に向けて青空が広がり、夏のような陽気となった。スタート地点の日比谷公園には朝早くから多くのファンが詰めかけ、選手たちに声援を送った。

午前11時に日比谷シティ前でスタートした1.2kmパレード走行の後、日比谷通りなどを経て14.7km移動し、1周7kmの大井埠頭周回コースに突入して14周する。コースは完全に平坦で、シマノレーシングはキャプテン入部正太朗でのスプリント勝負に向けて、チームで連携して戦う作戦で挑んだ。

アタック合戦は周回コースに入るまで続き、8人の逃げが決まる。日本人では内間康平、西薗良太(以上、ブリヂストンアンカー)、山本元喜(NIPPOヴィーニファンティーニ)の3人が入り、1分以上のリードを奪う。

メイン集団は、リーダージャージを擁するイランのタブリーズペトロケミカルが50km/h近いハイペースでコントロール。シマノレーシングは集団半ばで5人まとまって走り、最後のスプリント争いに備えた。

ハイペースで逃げる先頭からは次々に選手が脱落し、残り6周でホセヴィセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)、ラファー・シティウィ(スカイダイヴドバイ)の2人に絞られる。

集団ではランプレ・メリダやNIPPOヴィーニファンティーニ、アヴァンティなどスプリントを狙うチームがペースを上げ、残り3周で逃げの2人を吸収。その後、カウンターアタックで面手利輝(日本ナショナルチーム)が飛び出すが、残り2周に入る手前で捕まり、最後はゴールスプリントの体制に入っていく。

シマノレーシングは秋丸湧哉、横山航太、小山貴大が協力してキャプテン入部正太朗のポジションを上げ、最後は木村圭佑が集団前方15~20番手まで入部を連れていく。しかし、残り1km手前の最終コーナーで落車が発生。シマノレーシングは落車にこそ巻き込まれなかったものの、この影響で入部と木村がコース外へ押し出され、スプリントのチャンスを失ってしまった。

12万7000人の観客が見守る中、スプリントを制したのはニッコロ・ボニファジオ(ランプレ・メリダ)で東京ステージ2年連続優勝。2位はブレントン・ジョーンズ(ドラパック)、3位はニコラス・マリーニ(NIPPOヴィーニファンティーニ)。シマノレーシングは、秋丸湧哉が同タイムの26位に入ったのが最高位だった。

総合優勝は、ミルサマ・ポルセイェディゴラコール(タブリーズペトロケミカル)がタイム差を守り切って、ツアー・オブ・ジャパン2連覇を達成。ポイント賞はヴァレリオ・コンティ(ランプレ・メリダ)、山岳賞はラヒーム・エマミ(ピシュガマンジャイアント)、新人賞はイリア・コシェヴォイ(ランプレ・メリダ)が獲得した。

若手中心で臨んだシマノレーシングは目立った成績こそ残せなかったものの、海外勢との厳しい戦いの中で5人全員が完走。今後もツール・ド・熊野、ツール・ド・コリア、全日本選手権と続く重要なレースへ向けて、精神的・肉体的にも確かな一歩を踏み出したレースとなった。

■コメント
入部正太朗
「最後、スプリントになった場合は僕をはめ込んでもらうというプランで、チームで動いた。最後の最終コーナー手前で20番手ぐらいに僕がいて、木村が前に引き上げてくれる状態でいい感じで走れていたけど、最終コーナーを曲がったところで落車が発生して押し出されてしまった」

※入部正太朗選手、木村圭佑選手、秋丸湧哉選手、横山航太選手、小山貴大選手、野寺秀徳監督のコメントは動画でチェック。

▲タブリーズ ペトロケミカル チームがレースをコントロール、リーダーのミルサマを守る

▲入部を守りながら走るシマノレーシング

▲逃げ続けたラファー・シティウィ(スカイダイブドバイ)&ホセ・ビセンテ(マ トリックスパワータグ)

▲最終ステージの勝者はボニファジオ(ランプレ・メリダ)

■東京ステージ・リザルト
1 ニッコロ・ボニファジオ(ランプレ・メリダ)2:17'14"
2 ブレントン・ジョーンズ(ドラパック プロフェッショナル サイクリング)st
3 ニコラス・マリーニ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)st
4 ボリス・シュピレフスキー(RTSサンティック レーシングチーム)st
5 黒枝咲哉(日本ナショナルチーム)st
6 大久保陣(宇都宮ブリッツェン)st
7 黒枝士揮(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)st
8 鈴木龍(那須ブラ―ゼン)st
9 ベンジャミン・プラデス(マトリックス パワータグ)st
10 土井雪広(チーム右京)st

26 秋丸湧哉(シマノレーシング)st
40 小山貴大(シマノレーシング)st
47 横山航太(シマノレーシング)st
72 入部正太朗(シマノレーシング)st
73 木村圭佑(シマノレーシング)st

■総合成績(最終)
1 ミルサマ・ポルセイェディゴラコール(タブリーズ ペトロケミカル チーム)6:17'53"
2 ラヒーム・エマミ(ピシュガマン ジャイアント チーム)+24秒
3 ホセイン・アスカリ(ピシュガマン ジャイアント チーム)+52秒
4 アミール・ザルガリ(ピシュガマン ジャイアント チーム)+53秒
5 フランシスコ・マンセボ(スカイダイヴ ドバイ プロサイクリングチーム)+1分02秒
6 トマ・ルバ(ブリヂストン アンカー サイクリングチーム)+1分18秒
7 ディディエール・チャパッロ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)+1分37秒
8 ダミアン・モニエ(ブリヂストン アンカー サイクリングチーム)+1分55秒
9 ガーデル・ミズバニ・イラナグ(タブリーズ ペトロケミカル チーム)+2分36秒
10 イリア・コシェヴォイ(ランプレ・メリダ)+2分38秒

45 入部正太朗(シマノレーシング)+27分18秒
51 秋丸湧哉(シマノレーシング)+33分12秒
86 横山航太(シマノレーシング)+1時間12分07秒
88 小山貴大(シマノレーシング)+1時間15分57秒
89 木村圭佑(シマノレーシング)+1時間20分07秒

ツアー・オブ・ジャパン・東京ステージを終えたチームメンバーインタビューです。



 


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[Report&MOVIE]ツアー・オブ・ジャパン6th 伊豆ステージ

2015年05月23日 | レースリポート

第18回ツアー・オブ・ジャパン伊豆ステージ

第6ステージ 【 伊豆 】 5/23(土) 9:30
日本サイクルスポーツセンター周回コース
12.2km x 10周 = 122.0km

第18回ツアー・オブ・ジャパン、5月23日の第6ステージは伊豆ステージ。自転車のテーマパークとして、日本競輪学校や伊豆ベロドロームなど自転車競技関連施設も備える静岡県伊豆市の日本サイクルスポーツセンターで開催される。コースは12.2kmの周回を10周する122km。昨年より2周少ないものの、アップダウンやコーナーを繰り返す厳しいコースで、激しいレース展開が予想された。またこの日は土曜日とあって、多くの自転車ファンが会場に詰めかけ、熱戦を見守った。

野寺秀徳監督にとっては地元開催となるこのステージで、シマノレーシングは逃げに選手を送り、最後に上位を目指す作戦で臨んだ。

レースは1周目に6人アタックし、その後3人が合流。9人の逃げが形成される。集団はリーダーチームのタブリーズペトロケミカルがコントロールし、数10秒から1分前後でコントロールする。

その後も、逃げ集団からさらにアタックする選手、脱落する選手、メイン集団から追走に飛び出す選手が相次ぎ、逃げのメンバーも10人前後の人数で少しずつ入れ替わっていく。

シマノレーシングはアタックに乗ることができず、1周目には新人の小山貴大が集団から脱落。しかし、入部正太朗、秋丸湧哉、木村圭佑、横山航太の4人は集団に留まってチャンスを狙った。

しかし、メイン集団もイラン勢が中心になってハイペースを維持し、集団の人数を絞り込む。6周目には木村と横山、7周目には秋丸が脱落。キャプテンの入部のみが残る展開となった。

9周目、先頭も寺崎武郎(ブリヂストンアンカー)、ベンジャミン・ディボール(アヴァンティ)、アミール・ザルガリ(ピシュガマンジャイアント)、ホセヴィセンテ・トリビオ(チーム右京)、ディディエール・チャパッロ(NIPPOヴィーニファンティーニ)の5人のみが生き残る。

集団内ではタブリーズペトロケミカルがアシストを失い、リーダージャージのミルサマ・ポルセイェディゴラコール単独となり、逃げているザルガリが暫定リーダーに浮上する。

また、集団内で粘っていた入部もこの9周目でついにメイン集団から脱落する。

逃げの5人は最終10周目に入るところで、ついに集団に捕まる。その直後に、ヴァレリオ・コンティ(ランプレ・メリダ)がアタック。1度目はトリビオ、チャパッロが反応して吸収されたが、2度目のアタックで20秒の差を開き、そのまま逃げ切ってステージ優勝を獲得した。5秒差の追走先頭の2位はルカ・ピベルニクで、ランプレ・メリダはワンツー・フィニッシュを飾った。

またポルセイェディゴラコールは9秒差の8位でゴールし、グリーンジャージを死守。ツアー・オブ・ジャパン2連覇を確実にした。

シマノレーシングは、入部正太朗が6分14秒差の34位でフィニッシュ。他の4人も完走を果たし、5人全員で最終ステージを迎えることになった。

明日24日の東京ステージは、大井ふ頭でのフラットなコース。最後はスプリント勝負が予想され、シマノレーシングもその争いの中で上位に食い込むことを目指す。

■コメント
入部正太朗
「今日は割り切って集団待機し、まとまったときとのスプリントに備えてUCIポイント獲得を目指して走っていたけど、ついているだけでもペースが早くて、ラスト2周切ってから集団から千切れて、完全に実力が足りないのを実感した」

※入部選手、秋丸選手、野寺監督のコメントは動画をチェック

 

 

 

 

 

 

 

■伊豆ステージ・リザルト
1 ヴァレリオ・コンティ(ランプレ・メリダ)3:26'58"
2 ルカ・ピベルニク(ランプレ・メリダ)+5秒
3 トマ・ルバ(ブリヂストン アンカー サイクリングチーム)+5秒
4 フランシスコ・マンセボ(スカイダイヴ ドバイ プロサイクリングチーム)+5秒
5 トーマス・デイヴィソン(アヴァンティ レーシングチーム)+5秒
6 ディディエール・チャパッロ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)+5秒
7 ジャイ・クロフォード(キナンサイクリングチーム)+9秒
8 ミルサマ・ポルセイェディゴラコール(タブリーズ ペトロケミカル チーム)+9秒
9 ホセイン・アスカリ(ピシュガマン ジャイアント チーム)+11秒
10 ダミアン・モニエ(ブリヂストン アンカー サイクリングチーム+11秒

34 入部正太朗(シマノレーシング)+6分14秒
51 秋丸湧哉(シマノレーシング)+14分04秒
66 横山航太(シマノレーシング)+19分08秒
79 小山貴大(シマノレーシング)+27分15秒
85 木村圭佑(シマノレーシング)+27分15秒

■総合成績(第6ステージ終了)
1 ミルサマ・ポルセイェディゴラコール(タブリーズ ペトロケミカル チーム)14:00'39"
2 ラヒーム・エマミ(ピシュガマン ジャイアント チーム)+24秒
3 ホセイン・アスカリ(ピシュガマン ジャイアント チーム)+52秒
4 アミール・ザルガリ(ピシュガマン ジャイアント チーム)+53秒
5 フランシスコ・マンセボ(スカイダイヴ ドバイ プロサイクリングチーム)+1分02秒
6 トマ・ルバ(ブリヂストン アンカー サイクリングチーム)+1分18秒
7 ディディエール・チャパッロ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)+1分37秒
8 ダミアン・モニエ(ブリヂストン アンカー サイクリングチーム)+1分55秒
9 ガーデル・ミズバニ・イラナグ(タブリーズ ペトロケミカル チーム)+2分36秒
10 イリア・コシェヴォイ(ランプレ・メリダ)+2分38秒

45 入部正太朗(シマノレーシング)+27分18秒
51 秋丸湧哉(シマノレーシング)+33分12秒
86 横山航太(シマノレーシング)+1時間12分07秒
88 小山貴大(シマノレーシング)+1時間15分57秒
89 木村圭佑(シマノレーシング)+1時間20分07秒

 

ツアー・オブ・ジャパン・伊豆ステージを終えたチームメンバーインタビューです。
 
 

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