REPORT

SHIMANO Racingの活動をブログで紹介します。

【Report】全日本自転車競技選手権大会ロードレース男子 エリート 中井唯晶 4位

2022年06月30日 | 動画

全日本自転車競技選手権大会ロードレースMen エリート

 

photo:Satoru Kato(cyclowired)

【開催日】2022/06/26日(日)

【開催地】広島県・三原市 広島県立中央森林公園

【レース】 6月26(日) ME 個人ロード・スタート 184.5km(12.3km×15 周) 11:00~

【出場選手】湊諒、横山航太、中井唯晶、風間翔眞、床井亮太、尾形尚彦、佐藤宇志

 

チームの年間目標である「全日本自転車競技選手権大会ロードレース男子エリート」。

世界を目指すために必要となるナショナルチャンピオンの称号を獲得すべく、持てる力のすべてを尽くして、レースに臨みました。

最前列でスタートを待つ中井唯晶。photo:Satoru Kato(cyclowired)

レースは、1周12.3kmを15周回184.5kmの長丁場で行われ、蒸し暑いコンディションの中でのスタートになりました。

1周目、各チームがお互いを探り合う展開の中で、松田祥位選手(チームブリヂストンサイクリング)がアタックし、独走のまま2周目に入りました。

1周目、アタックに対応する尾形尚彦。photo:Satoru Kato(cyclowired)

2周目には、松田祥位選手は集団に戻ります。

集団前方でアタックに備える佐藤宇志。photo:Satoru Kato(cyclowired)

そこからは、チーム右京が中心に厳しい展開を作るために集団の牽引開始します。

集団前方を位置する横山航太。photo:Satoru Kato(cyclowired)

5周目に、床井亮太含む15名程が先行するが、すぐにメイン集団に吸収されます。

6周目に入り、風間翔眞が単独で落車してしまい、後輪をニュートラルサービスで交換後、リスタートします。

 

6周目、7周目、8周目の三段坂の上り区間でキナンレーシングチームがペースを上げ集団の人数を減らすべく攻撃を開始しました。

このペースアップで6周目に尾形尚彦が8周目に床井亮太が遅れてしまいます。

 

何とか集団に復帰した風間翔眞だが追走に大きな力を使ってしまった。photo:Satoru Kato(cyclowired)

 

キナンレーシングチームのペースアップに対応する、中井唯晶、湊諒。photo:Satoru Kato(cyclowired)

8周目に阿部嵩之選手(宇都宮ブリッツェン)、小森亮平選手(マトリックスパワータグ)河野翔輝選手(チームブリヂストンサイクリング)の3名が逃げを形成します。

9周目にて白川幸希選手(シエルブルー鹿屋)が単独ブリッジを掛け逃げに追いつきます。

1分前後のタイム差をキープしていた、メイン集団から湊諒、風間翔眞が遅れてしまう。

10周目に入り優勝候補の新城幸也選手(バーレーン・ヴィクトリアス)が動き始める。

各チームの有力選手が動きだしたタイミングで横山航太も遅れてしまい、シマノレーシングはエースを任された中井唯晶が残るのみとなってしまいます。

孤軍奮闘する中井唯晶。photo:Satoru Kato(cyclowired)

12周目に逃げ集団を吸収したメイン集団から小石祐馬選手(チーム右京)がアタックし、30秒差を保つ力強い走りで独走を始めます。

14周目に入るホームストレートで先頭小石祐馬選手を追う有力選手6名に中井唯晶が入ります。

 

14周目の3段坂区間で逃げ続けた小石祐馬選手が、再度一つになった中井唯晶含めた14名ほどのメイン集団に吸収されます。

その後の下り区間で山本大喜選手(キナンレーシングチーム)がアタックし、最終周回に突入。

10秒差で新城幸也選手、新城雄大(キナンレーシングチーム)が追走します。

中井唯晶も後続グループのペースを上げようとするもタイム差を詰めることが出来ません。

 

最終周、三段坂で先頭は3名となり、そこから更に新城幸也選手がアタックをしかけ、新城雄大選手との一騎打ちに持ち込みます。

最後はゴールスプリントの末に新城幸也選手(バーレーン・ヴィクトリアス)が勝利しました。

新城幸也選手は圧倒的な強さを示してのナショナルチャンピオン獲得となりました。

 

中井唯晶は、最後の下り区間でアタックをしかけ、後続グループの先頭4位でゴール。

エースの役割を全うした中井唯晶。photo:Satoru Kato(cyclowired)

 

中井唯晶、そしてチームにとっても大きな一歩となる結果。photo:Satoru Kato(cyclowired)

 

ゴール後、野寺秀徳監督とレースを振り返る中井唯晶。photo:Satoru Kato(cyclowired)

 

 

【中井唯晶選手コメント】

全日本1週間前のjbcfの大会で好調を見せる事が出来、その結果から全日本では自分を中心にオーダーを組んでもらい、最後の勝負所まで残り勝負をする、エースを任されて走りました。

レースは小集団の逃げと集団という展開で進んでいき、キナンチームによる三段坂のペースアップで集団を小さくしながら、逃げとのタイム差を小さくしていき

残り3周で逃げを吸収し、チーム右京小石選手が独走を開始し、それを追う集団となりました。

そして小石選手を吸収と同時にキナン山本選手が独走を開始し、それを追う集団からバーレーン新城選手とキナンの新城選手のアタックがあり、3名の逃げが出来てしまいました。

その3名を追おうと集団の前方でペースを上げようとしましたが、キナンが選手を複数人残しており、集団はペースが上がらず、結局逃げ切られてしまいました。

最終周回の三段坂からの下り区間で集団から抜け出しに成功して前を追いましたが届かず4位という結果に終わってしまいました。

表彰台まであと一歩の結果なので悔しいですが、初めて全日本選手権でのシングルリザルトなので少し嬉しい気持ちもあり、次に繋がる結果になったと思っています。

 

【野寺秀徳監督コメント】

強豪選手の誰もが最大の集中力を持ち合わせスタートする全日本選手権はある意味シンプルなレース。

勝つ事を明確にイメージできる数名の選手を見定め、チャレンジしてゆく事が最低限必要でした。

勝利には届かなかったものの、エースを任された中井唯晶が最高の集中力でもぎ取った4位は数字以上に大きな意味があると感じています。

チームとしては全く力が足りなかった印象がある一日ですが、これまで行った取り組みが一つの結果を生み出したことで、来年以降のチャレンジに向けたイメージが明確に見えた気がします。

 

【リザルト】

1位 新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス)4時間36分28秒

2位 新城雄大(キナンレーシングチーム)+0秒

3位 山本大喜(キナンレーシングチーム)+15秒

4位 中井唯晶 +45秒

DNF 横山航太

DNF 佐藤宇志

DNF 湊諒

DNF 床井亮太

DNF 風間翔眞

DNF 尾形尚彦

【リザルト詳細】

https://jcf.or.jp/download/communique_28_result_men-elite/?wpdmdl=71050&refresh=62bd04a6bf2d51656554662

 

photo:Satoru Kato(cyclowired)


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【Report】全日本自転車競技選手権大会ロードレース Men U23

2022年06月29日 | 動画

全日本自転車競技選手権大会ロードレース Men U23

 

photo:Satoru Kato(cyclowired)

【開催日】2022/06/25(土)

【開催地】広島県・三原市 広島県立中央森林公園

【レース】6月25(土)MU23 個人ロード・スタート 123.0km(12.3km×10 周)8:00~

 【出場選手】天野壮悠

 

男子23歳以下のナショナルチャンピオンを決めるレースである「全日本自転車競技選手権大会ロードレース MU23」に天野壮悠が出場しました。

先日の「全日本学生選手権個人ロードレース大会」で学生チャンピオンに輝き、今大会へ好調を維持し、U23ナショナルチャンピオン獲得を目標にレースに臨みました。

レースは1周回12.3kmを10周回、123kmで行われました。

1周目の3段坂を先頭で走る天野壮悠。photo:Satoru Kato(cyclowired)

 

レースは、2周目に4名の逃げグループが形成され、3周目にはタイム差1分20秒まで開きました。

4周目に入り、優勝候補である、前日のU23タイムトライアルを制した、留目夕陽選手(EF Education-NIPPO Development Team)が積極的に動き始め、天野壮悠もメイン集団前方で展開します。

 

5周目に逃げていた4名が吸収され、新たに6名の逃げが形成されます。

6周目には、6名の逃げグループ内から寺田吉騎選手(Asia Cycling Academy)と山田拓海選手(早稲田大学)とU23ナショナルチームで活躍する2名が先行します。

7周目には、天野壮悠がいるメイン集団と2名の逃げのタイム差は1分。

8周目の三段坂でメイン集団から6名の追走グループが形成されます。

天野壮悠も仮屋和駿選手(キナンレーシングチーム)、岩田聖矢選手、香山飛龍選手(弱虫ペダルサイクリングチーム)などの有力選手で構成された6名の追走グループに単独での追走を試みましたが、あと少しのところで追いつけずにメイン集団にも戻ります。

9周目には、先頭2名に追走6名のが追いつき8名になります。

最終周にタイム差50秒で入ったメイン集団では、天野壮悠が最後の三段坂でアタックを仕掛けるものの、逃げグループには追いつく事はできませんでした。

執念の走りを見せるも勝利に届かなかった天野壮悠。photo:Satoru Kato(cyclowired)

 

天野壮悠のアタックで人数を減らした、メイン集団の2番手の8位でのゴールとなりました。

photo:Satoru Kato(cyclowired)

優勝は、先頭グループから残り3kmの三段坂でアタックをしかけた、仮屋和駿選手(KINAN Racing Team)が逃げ切り勝利を収めました。

 

【天野壮悠コメント選手】

学生選手権でも優勝でき1週間前のJPTでも、良い走りが出来たので自信はあり、絶対に勝ちたいと思い走りました。

しかし、結果を意識しすぎたため、冷静な判断ができず負けてしまいました。自分でも好調だとわかるくらい好調だったのですごく悔しいです。

また改めてコンディショニングするのが難しいことは理解していますが、9月上旬のインカレに向けて、頑張ろうと思います。

たくさん応援していただいて、ありがとうございました。

応援に必ず結果で返せるように一から頑張りたいと思います。これからも応援よろしくお願いします。

 

【リザルト】

1位 仮屋和駿(キナンレーシングチーム)3時間06分12秒

2位 岩田聖矢(弱虫ペダルサイクリングチーム)+11秒

3位 香山飛龍(弱虫ペダルサイクリングチーム)+13秒

 

8位 天野壮悠 +44秒

【リザルト詳細】

https://jcf.or.jp/download/communique_20_revisionaresult_men-u23/?wpdmdl=71023&refresh=62bc4b76376091656507254

 

photo:Satoru Kato(cyclowired)


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【Report】全日本自転車競技選手権大会個人タイムトライアル 風間翔眞4位

2022年06月29日 | 動画

全日本自転車競技選手権大会MU23.ME

個人タイムトライアル

 

 

photo:Satoru Kato(cyclowired)

 

【開催日】2022/06/24(金)

【開催地】広島県・三原市 広島県立中央森林公園

【レース】6月24(金)MU23  個人タイムトライアル・スタート 24.0km(12.0 km×2 周)8:00~

          ME  個人タイムトライアル・スタート 36.0km(12.0km×3 周)12:30~

 

【出場選手】

MU23 タイムトライアル:天野壮悠

ME タイムトライアル:風間翔眞、中井唯晶

 

【MU23】

天野壮悠が「全日本自転車競技選手権大会個人タイムトライアル男子U23】に出場しました。

広島県立中央森林公園で開催され、ロードレースで使用する1周12kmコースを逆周回で2周回24kmで行われました。

 

集中した面持ちでスタートした天野壮悠。photo:Satoru Kato(cyclowired)

 

2周目ペースアップする天野壮悠。photo:Satoru Kato(cyclowired)

 

強風のなかでのレースとなったが、最後まで集中して走り切り11位でのゴール。photo:Satoru Kato(cyclowired)

 

昨年の同大会での自身のタイムを約30秒縮めるタイムでのゴールとなりました。

 

【MU23リザルト】

1位 留目夕陽(EF Education-NIPPO Development Team)  32分40秒

2位 神村泰輝(Avenir Cycling Yamanashi)+1分1秒70

3位 香山飛龍(弱虫ペダルサイクリングチーム)+1分13秒52

 

11位 天野壮悠 +3分36秒64

【MU23リザルト詳細】

https://jcf.or.jp/download/communique_11_result_men-u23/?wpdmdl=70990&refresh=62bbdf291e0b21656479529

 

【ME】

同日行われました「全日本自転車競技選手権大会個人タイムトライアル男子エリート」には、中井唯晶と風間翔眞が出場しました。

MU23よりも1周回多い、3周回36kmで行われました。

走り終えた天野壮悠選手の感想を聞き、最終的なホイールやギヤ選択にフィードバックし、2選手はレースに挑みました。

前半10名のウェーブ1に中井唯晶、後半ウェーブ2に風間翔眞が出走しました。

 

全日本タイムトライアルには初出場となる中井唯晶は、1周目は、うまくペースをつかめなかったが、2周目に入りリズムを取り戻し、12位でのゴール。

photo:Satoru Kato(cyclowired)

 

ペースを落とさずに走る中井唯晶。photo:Satoru Kato(cyclowired)

 

ウェーブ2では、昨年度の同大会で7位の風間翔眞は、昨年以上の成績を目指してスタートしました。

落ち着いてスタートした風間翔眞。photo:Satoru Kato(cyclowired)

 

風間翔眞は、1周回を8位のタイムで通過し、その後もペース上げ2周目には6位に、そして最終周でもペースを維持し、昨年度を超える自己最高位の4位となる51分2秒29でゴールしました。

 

努力を積み重ねた結果を見せた風間翔眞。photo:Satoru Kato(cyclowired)

苦しい表情を浮かべながら力走する風間翔眞。photo:Satoru Kato(cyclowired)

 

優勝は、1周目から最速タイムを刻み、素晴らしい走りをみせた、金子宗平選手(群馬グリフィンレーシングチーム) が49分5秒61でMEタイムトライアルチャンピオンに輝きました。

 

 

 

【風間翔眞選手コメント】

去年のデータを参考にし、あらかじめペースを決めて走りました。設定していたラップタイムより少し遅かったのですが今出せる最大限の力を発揮することが出来たと思います。また、炎天下の中サポートしてくださった監督はじめ、チームスタッフの皆様に感謝しています。

【MEリザルト】

1位 金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム) 49分5秒61

2位 小石祐馬(チーム右京)+19秒21

3位 新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス)+1分19秒85

 

4位 風間翔眞 +1分56秒68

12位 中井唯晶 +4分45秒09

【MEリザルト詳細】

https://jcf.or.jp/download/communique_17_result_men-elite/?wpdmdl=71002&refresh=62bbdf7a091b21656479610

 

 

M23 

photo:Satoru Kato(cyclowired)

ME

photo:Satoru Kato(cyclowired)

 

 

 

 

 

 


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【Next Race】全日本自転車競技選手権大会ロードレース・タイムトライアル

2022年06月21日 | 動画

全日本自転車競技選手権大会ロードレース・タイムトライアル

 

 

【開催日】2022/06/24(金)、25(土)、26日(日)

【開催地】広島県・三原市 広島県立中央森林公園

【レース】6月24(金)MU23  個人タイムトライアル・スタート 24.0km(12.0 km×2 周)8:00~

          ME  個人タイムトライアル・スタート 36.0km(12.0km×3 周)12:30~

 

    6月25(土)MU23 個人ロード・スタート 123.0km(12.3km×10 周)8:00~

              

                6月26(日) ME 個人ロード・スタート 184.5km(12.3km×15 周) 11:00~

 

     

【出場予定選手】

MU23 タイムトライアル:天野壮悠

ME タイムトライアル:風間翔眞、中井唯晶

MU23 ロードレース:天野壮悠

ME ロードレース:湊諒、横山航太、中井唯晶、風間翔眞、床井亮太、尾形尚彦、佐藤宇志

【スタートリスト】

タイムトライアル

https://jcf.or.jp/download/2022%E5%85%A8%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E9%81%B8%E6%89%8B%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88_ittpara_%E3%82%BC%E3%83%83%E3%82%B1%E3%83%B3%E7%95%AA%E5%8F%B7%E5%85%A5%E3%82%8A0614/?wpdmdl=70821&refresh=62b114d6b7e471655772374

ロードレース

https://jcf.or.jp/download/2022%E5%85%A8%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E9%81%B8%E6%89%8B%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88_rr_%E3%82%BC%E3%83%83%E3%82%B1%E3%83%B3%E7%95%AA%E5%8F%B7%E5%85%A5%E3%82%8A0614/?wpdmdl=70822&refresh=62b114d6b70071655772374

 

【大会サイト】

 

全日本自転車競技選手権大会 ロード・レース/ 全日本選手権個人タイム・トライアル・ロード・レース大会/ 日本パラサイクリング選手権・ロード大会

日本自転車競技連盟 WEB SITE

 

 

【野寺秀徳監督コメント】

全日本選手権は数あるレースのなかでも特別なレース、全ての選手が手に入れたい栄冠です。

ただ正しくトレーニングを行うだけでは強力なライバルを上回る事は不可能。

チームはこの日に向けて体調を維持できるか否かのギリギリのラインを狙い厳しいトレーニングを繰り返しました。

結果はどうあれ恐れず最後の瞬間まで勝つための行動、精神を持ち合わせてくれる事を願っています。

 


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【Report】第56回 JBCF 東日本ロードクラシック修善寺大会DAY1,DAY2

2022年06月21日 | 動画

第56回 JBCF 東日本ロードクラシック修善寺大会DAY1,DAY2

 

photo:Satoru Kato(cyclowired)

 

【開催日】2022/06/18(土)

【開催地】日本サイクルスポーツセンター 5kmサーキットコース

【レース】6月18日 DAY1 JPT 5km x 10周 = 50km 13:15 – 14:45 

【出場選手】DAY1 湊諒、横山航太、中井唯晶、風間翔眞、床井亮太、佐藤宇志

 

JPT第6戦「東日本ロードクラシック修善寺DAY1」に出場しました。

雨の中、レーススタートしました。

 

2周目には、横山航太、中井唯晶含む5名の逃げグループが形成されます。

有力選手の逃げグループで走る中井唯晶、横山航太 photo:Satoru Kato(cyclowired)

 

レース距離が50kmと短い為、3周目でメイン集団とのタイム差は30秒までしか拡大しません。

4周目にはメイン集団がペースアップし、タイム差が10秒まで縮まります。

吸収されると思った逃げグループでしたが、5周目に逃げグループもペースを上げ、6周目のはタイム差を30秒まで戻します。

 

5周目の逃げ集団でのペースアップで横山航太が遅れてしまう。photo:Satoru Kato(cyclowired)

 

ペースを上げた逃げ集団でしたが、7周目には再度ペースを上げたメイン集団に吸収されます。

 

7周目集団に残る、中井唯晶、風間翔眞、湊諒。photo:Satoru Kato(cyclowired)

 

残り2周、トマ・ルバ選手(キナンレーシングチーム)のアタック。photo:Satoru Kato(cyclowired)

 

残り2周、人数を減らしたメイン集団では、湊諒と中井唯晶がアタックに対応します。

強力な4名が先行しますが、後続グループを湊諒が牽引する。photo:Satoru Kato(cyclowired)

 

最終周に入り、中井唯晶もアタックする。photo:Satoru Kato(cyclowired)

 

中井唯晶は、最終周最後の上り区間で遅れるも、下りで追いつき、スプリントに挑むも4位でのゴールとなりました。

厳しい修善寺CSCで良い走りをみせた中井唯晶。photo:Satoru Kato(cyclowired)

 

優勝は、ゴール前の上りでアタックし、そのまま小林海選手(マトリックスパワータグ)が逃げきりゴール。

 

 

【中井唯晶選手コメント】

全日本選手権1週間前ということもあり、各チームの仕上がりを確認できる大切なレースの東日本ロードDAY1

距離50㎞、10周回で行われました。

個人的には1週間前の合宿から少し疲労が残っているかな?という事と修善寺は登りの下りしかないコースなので苦手意識があるというのが不安要素としてありました。

 

なので有力選手と真っ向勝負をしても勝ち目はないとおもっていたので

逃げの作戦で、ラスト2周あたりで有力選手が力を使った状態で吸収されてからの勝負するというイメージで挑みました。

 

スタートして秀峰亭を過ぎ、長い登りでちらほらとアタックがかかり登りきりの少し平坦区間で自分からアタックをし、その勢いのままホームストレートの登り切りまで踏み切ると5人の逃げが形成されていました。

マトリックスホセ選手、愛三工業渡辺選手、弱虫ペダル入部選手、シマノ横山、自分

 

逃げはいいペースで周回を重ねていましたが、集団のペースが上がり40秒あったタイムギャップが15秒ほどになり

逃げも協調してペースアップ、

そのタイミングで横山さんがドロップしてしまいましたが

再び30秒ほどに開いてラスト2周入るタイミングでその差を埋めてペースアップした集団に吸収されましたが、疲弊した集団だったので吸収された後も余裕を持って立ち回る事が出来ました。

ですがラスト1周の長い登りで

小林選手、キンテロ選手、ホセ選手、トマ選手のペースアップについて行けませんでしたが、なんとか下りで再び合流するもスプリントで先行されてしまい4位でフィニッシュしました。

 

表彰台を逃してしまい悔しい結果となりましたが、登りの厳しいコースでこの走りが出来て自信をつける事が出来ました。

 

【リザルト】

1位 小林海(マトリックスパワータグ)1時間20分57秒

2位 レオネル・キンテロ(マトリックスパワータグ)+8秒

3位 トマ・ルバ(KINAN Racing Team)+9秒

 

4位 中井唯晶 +9秒

11位 湊諒 +1分18秒

13位 風間翔眞 +1分24秒

35位 床井亮太 +5分13秒

38位 佐藤宇志 +7分24秒

40位 横山航太 +7分25秒

【リザルト詳細】

https://static.jbcfroad.jp/file/communique_files2/0618JPT_62ae468d1306d.pdf

 

photo:Satoru Kato(cyclowired)

 

 

【開催日】2022/06/19日(日)

【開催地】日本サイクルスポーツセンター 5kmサーキットコース

【レース】6月19日 DAY2 JPT 5km x 22周 = 110km 11:50 – 15:10

【出場選手】 DAY2 湊諒、横山航太、中井唯晶、風間翔眞、床井亮太、佐藤宇志、天野壮悠 

 

翌日は、JPT第7戦「東日本ロードクラシック修善寺DAY2」に出場。

昨日もレース距離の倍程の22周回、110kmで行われ、気温も高く、サバイバルな展開が予想されました。

 

レースは、スタートからアタックがあり、1周目完了時に天野壮悠、佐藤宇志含む12名の逃げが形成されます。

 

調子の良い天野壮悠が逃げに入る。photo:Satoru Kato(cyclowired)

2周目に入り、佐藤宇志が逃げから遅れてしまいます。

逃げには、シマノレーシングから1名となってしまったので、メイン集団から床井亮太のアシストで湊諒がアタックし、逃げ集団に単独ブリッジ。

湊諒が逃げ集団に追いつく。photo:Satoru Kato(cyclowired)

 

レースは落ち着きを見せ、中盤までに1分30秒ほどのタイム差が広がります。

 

メイン集団で、次の展開に備える横山航太、中井唯晶、風間翔眞。photo:Satoru Kato(cyclowired)

 

13周目に入り、逃げグループとメイン集団とのタイム差は1分程に縮まり、逃げグループでもアタックが始まります。

16周目には、メイン集団も一気にペースを上げ、逃げグループを吸収します。

 

17周目、トマ・ルバ選手(キナンレーシングチーム)、小林海選手(マトリックスパワータグ)のアタック。photo:Satoru Kato(cyclowired)

 

序盤から逃げていた天野壮悠が奮闘し、先頭2名の後ろをレオネル・キンテロ選手(マトリックスパワータグ)と追走します。

18周目、粘りを見せていた天野壮悠でしたが、レオネル・キンテロ選手(マトリックスパワータグ)のアタックにより遅れてしまいます。

 

先頭とタイム差1分以上開いてしまった、後続集団からラスト2周回の上り区間で中井唯晶がアタックし、数名と追走します。

 

先頭二人は逃げ切り、小林海選手(マトリックスパワータグ)が力を見せ今季6勝目の優勝。

単独3番手のレオネル・キンテロ選手(マトリックスパワータグ)に迫るも、追いつけなかった、追走グループで中井唯晶が6位でゴール。

全日本選手権に向けて2日間ともに調子の良さを見せた中井唯晶。photo:Satoru Kato(cyclowired)

 

健闘した天野壮悠も13位でゴール。。photo:Satoru Kato(cyclowired)

 

 

【天野壮悠選手コメント】

私個人としては初日のDay1はパスしてDay2のみの出場という形で修善寺に挑みました。

レース前のイメージは前半の有力な逃げに反応し後半の勝負所に備え有力選手の力を感じられる展開に持ち込みたいと思っていました。

展開的には狙った展開を作ることができ、逃げにも湊さんも乗ってくれたので有利にレースを進められました。

後半のマトリックスの小林選手のアタックで一旦出し切ってしまったので勿体無かったですが、力の差で負けたので強くなって粘って勝ちたいです。

全日本前最後のレースとなった今大会で自分自身不安要素も改めて炙りだせたので1週間で集中して調整したいと思います。

今大会からライブ中継もあり、より応援していただける環境になったのでとても嬉しかったです。

大会開催、応援ありがとうございました。

全日本選手権も頑張りますので応援よろしくお願いします。

 

【リザルト】

1位 小林海(マトリックスパワータグ)3時間2分41秒

2位 トマ・ルバ(キナンレーシングチーム)+4秒

3位 レオネル・キンテロ(マトリックスパワータグ)+2分51秒

 

6位 中井唯晶 +2分56秒

13位 天野壮悠 +3分41秒

14位 湊諒 +4分25秒

17位 横山航太 +5分08秒

DNF 風間翔眞

DNF 床井亮太

DNF 佐藤宇志

【リザルト詳細】

https://static.jbcfroad.jp/file/communique_files2/0619JPT_62aece76a8efc.pdf

 

photo:Satoru Kato(cyclowired)

 

 

 

 

 

 


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