REPORT

SHIMANO Racingの活動をブログで紹介します。

【Report】第37回シマノ鈴鹿 チームTT&ロードクラシック

2022年08月23日 | 動画

第37回シマノ鈴鹿

 

photo Makoto AYANO

 

【開催日】)2022/08/20日(土)、21日(日)

【開催地】三重県鈴鹿市 鈴鹿サーキット

【レース】20日(土)14時56分~ 1周5.807㎞×4周回 チームタイムトライアル

     21日(日)15時~  10周回58.1km シマノ鈴鹿ロードレース クラシック 男子 (JCF公認大会)

 

【出場選手】

チームタイムトライアル:中井唯晶、風間翔眞、床井亮太、天野壮悠

ロードクラシック男子:湊諒、横山航太、中井唯晶、、風間翔眞、、床井亮太、重満丈、尾形尚彦、佐藤宇志、天野壮悠

 

三重県鈴鹿市の鈴鹿サー キットを舞台とした、ロードレースの祭典「第37回シマノ鈴鹿ロード」に8月20日(土)、21日(日)の2日間にわたって出場しました。

1日目は、中井唯晶、風間翔眞、床井亮太、天野壮悠のメンバー構成でチームTTに挑みました。

選手達は、今大会のチームTTを想定したトレーニングを重ね、コース攻略、目標ラップタイムなども話し合い、スタート。

1周目、中井唯晶を中心としたペース配分で7分11秒というラップタイムで2周目に突入。

 

先頭を引っ張る中井唯晶。photo Makoto AYANO

 

2周目には、6分55秒と順調にペースをあげて3周目へ。

前半のペースメイクに力を使った中井唯晶が離脱するも、全日本選手権エリート個人TTで4位に入った、風間翔眞がペースを保ち、3周目を7分で通過。

ここまで、目標ラップよりも良いタイムを刻みラストラップへ突入。

 

後半は、風間翔眞が力強くペースを保つ。photo Makoto AYANO

 

ラストラップ、床井亮太、天野壮悠も苦しい表情を浮かべるも奮闘し粘りを見せ、最終ラップを6分59秒でゴール。

オープン参加扱いですが、全体2位のタイム28分07秒で走り切りました。

優勝は、強いメンバーを揃え、大会レコードの走りを見せた宇都宮ブリッツェン。

ゴール後、目標タイムをクリアしたチームだったが、その中でも改善点も見つかり、トップチームに追いつき、追い越すために何が必要なのかチームで話し合いました。

タイム的にはチームの成長がみられ、これからに期待が持てる走りでした。

 

2日目は、「シマノ鈴鹿ロードレースクラシック」に出場。

シマノレーシングは、大会ホストチームとして悲願の優勝を目指しスタート。

 

最前列でスタートを待つシマノレーシング。photo Makoto AYANO

 

 

シマノレーシングでも活躍され、思い入れのあるシマノ鈴鹿での引退レースを決めた吉田隼人選手。photo Makoto AYANO

 

レースは、スタートから引退レースの吉田隼人選手でスプリントを狙いたい、マトリックスパワータグが集団コントロールを開始。

しかし逃げを狙うチームが多く、アタックが合戦が続きます。

シマノレーシングも、湊諒、床井亮太、天野壮悠が積極的にアタックに対応し逃げを狙います。

 

3周目シケインでのアタックに反応する、湊諒。photo Makoto AYANO

 

レースは半分をすぎた5周目になるも、アタックと吸収の展開が続きます。

 

集団前方で展開するシマノレーシング。photo Makoto AYANO

 

レースが大きく動いたのは6周目。

シケインの上りでの増田成幸選手(宇都宮ブリッツェン)の強力なアタックに風間翔眞が反応します。

 

アタックに反応する風間翔眞。photo Makoto AYANO

 

このアタックにより、増田成幸選手、花田聖誠(キナンレーシングチーム)、風間翔眞の3名が飛び出します。

その後、集団から小林海選手(マトリックスパワータグ)の追走アタックに天野壮悠が反応し、前の3名と合流を果たします。

 

追走のアタックに反応する天野壮悠。photo Makoto AYANO

 

シマノレーシングとしては、強力な逃げグループに勝利を狙える2名が入る、良い展開。

 

逃げる5名のグループ。photo Makoto AYANO

 

7周目に入り、逃げにメンバーを乗せていない、チーム右京、愛三工業レーシングチームとスプリントを狙うマトリックスパワータグが中心となりメイン集団の牽引を開始。

最大で50秒まで拡大したタイム差が8周目には10秒まで詰まり、9周目のヘアピンで集団が一つになります。

ラストラップ、トマ・ルバ選手(キナンレーシングチーム)や湊諒もアタックを狙うも、集団に吸収され、そのまま大集団のゴールスプリントへ。

中井唯晶でのスプリントを狙ったシマノレーシングでしたが、ゴール前の連携に失敗し、横山航太がスプリントに挑み、6位でのゴール。

優勝は、混戦を制した、小野寺玲選手(宇都宮ブリッツェン)が勝利。

引退レースの吉田隼人選手(マトリックスパワータグ)は3位表彰台を獲得。

 

横山航太が6位でゴール。photo Makoto AYANO

 

チームとして、レース全体の走りは良かったものの、ゴールスプリントに向けた連携とチーム力に大きな課題が残ったレースとなった。

 

photo Makoto AYANO

 

【チームTT 風間選手コメント】

約1ヶ月ほど前から鈴鹿チームTTへ向けて準備を進めてきました。「シマノレーシング歴代最速で走る」という目標を掲げ、トレーニングを積んできました。レース序盤、中井選手がペースを作り先頭を弾き続けてくれました。残りのメンバーは脚を温存することができ28分7秒(全体で2番目のタイム)で走り切りました。

目標としていたタイムで走ることができ安心しています。しかし、優勝した宇都宮ブリッツェンとのタイム差をみると決して満足のいく結果ではありません。まだまだ伸び代があると感じたチームTTだったので来年のレースではもっと良いタイムで走ることが出来る様に1から準備をしていきたいと思います。

応援ありがとうございました!

 

【ロードクラシック 横山選手コメント】

序盤から激しいアタック合戦で、中盤にできた風間、天野含む5人の逃げができ、5人中2人シマノとチームとしては有利な展開に持っていくことができました。

しかし、ラスト2周に吸収されてしまい集団一塊でスプリントへ。中井をいい位置に連れて行くことを考え動きましたが、はぐれてしまい自分がもがくことになりました。

いい位置からもがくことはできましたが、スプリンター達を追い抜くことは出来ず6位フィニッシュとなりました。

沢山のファン、そして社員さんの観ているレースでなんとか6位ポディウムに上がることができました。

応援ありがとうございました!

 

【チームTTリザルト、URL】

1位 宇都宮ブリッツェン 26分38秒34

OP シマノレーシング   28分07秒28秒

2位 ヴィクトワール広島  28分09秒75    

http://www.shimano-event.jp/result/22suzuka/053-1.pdf

 

【ロードクラシックリザルト、URL】

1位 小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)1:13:10.97

2位 レイモンド・クレダー(チーム右京)

3位 吉田隼人(マトリックスパワータグ)

 

6位 横山航太 

13位 中井唯晶

25位 佐藤宇志

27位 湊諒

46位 床井亮太

47位 重満丈

58位 風間翔眞

62位 尾形尚彦

91位 天野壮悠

http://www.shimano-event.jp/result/22suzuka/040-1.pdf

 

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photo Makoto AYANO

 


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【Next Race】第37回シマノ鈴鹿ロード

2022年08月16日 | 動画

第37回シマノ鈴鹿ロード

 

 

 

【開催日】)2022/08/20日(土)、21日(日)

【開催地】三重県鈴鹿市 鈴鹿サーキット

【レース】20日(土)14時56分~ 1周5.807㎞×4周回 チームタイムトライアル

     21日(日)15時~  10周回58.1km シマノ鈴鹿ロードレース クラシック 男子 (JCF公認大会)

 

【出場予定選手】

チームタイムトライアル:中井唯晶、風間翔眞、床井亮太、天野壮悠

ロードクラシック男子:湊諒、横山航太、中井唯晶、、風間翔眞、、床井亮太、重満丈、尾形尚彦、佐藤宇志、天野壮悠

 

【スタートリストURL】

チームタイムトライアル

http://www.shimano-event.jp/suzuka/pdf/2022_jcf_sat.pdf

ロードクラシック男子

http://www.shimano-event.jp/suzuka/entrylist/2022/entry040-1.html

 

【大会サイト】

シマノ鈴鹿ロード

【レースlive放送】

応援・観戦ポイント/ライブ中継/レース速報 | シマノ鈴鹿ロード

 

三重県鈴鹿市の鈴鹿サー キットを舞台とした、ロードレースの祭典「第37回シマノ鈴鹿ロード」に8月20日(土)、21日(日)の2日間にわたって出場します。

イベントは2日間の開催で、シマノレーシングは土曜のチームタイムトライアル、日曜のロードクラシック男子に参加します。

このイベント中、最高峰の戦い「シマノ鈴鹿ロードクラシック男子」には国内プロチームも多く出場するハイレベルのレースになります。

チームは、ホストチームとして3年ぶりの開催となるこのレースへ勝利を目指して挑みます。

 


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【Report】第 56 回 JBCF 西日本トラック

2022年08月01日 | 動画

第 56 回 JBCF 西日本トラック

 

photo:Satoru Kato

 

【開催日】2022/07/31(日)

【開催地】和歌山競輪場 わかやまオレンジバンク(周⾧400m)

【出場選手、種目】中井唯晶:男子オムニアム、男子4kmインディヴィデュアル・パーシュート

         天野壮悠:男子オムニアム、男子4kmインディヴィデュアル・パーシュート

 

【リザルト】

男子オムニアム

1位 沢田桂太郎(スパークルおおいたレーシングチーム)134P  PR最終着順1位 

2位 渡邊翔太郎(愛三工業レーシングチーム)134P PR最終着順2位

3位 孫崎大樹(スパークルおおいたレーシングチーム)130P


7位 天野壮悠 104P

11位 中井唯晶 78P

 

男子オムニアムリザルト詳細

https://static.jbcfroad.jp/file/communique_files2/Comm23-OM_PO-result_62e65bf84b627.pdf

 

男子4kmインディヴィデュアル・パーシュート

1位 渡邊 翔太郎(愛三工業レーシングチーム)4 分 42 秒 866 大会記録

2位 中井 唯晶(シマノレーシング)4 分 46 秒 847

3位 渡邉 歩(愛三工業レーシングチーム)4 分 47 秒 564

 

5位 天野壮悠 4分53秒654

 

男子4kmインディヴィデュアル・パーシュートリザルト詳細

https://static.jbcfroad.jp/file/communique_files2/com-11-IP_FiNAL_Result_rev_62e627d3e803a.pdf

 

【中井唯晶選手コメント】男子4kmインディヴィデュアル・パーシュート

目標タイムは4分45秒に設定しました。

ラップタイムは27秒台にまとめることは出来ましたが、

1周目を38秒台で入っていたのでそこでの結果4分46秒でフィニッシュして2位となりました。

 

1周目のタイムが課題だと思いますが、仮に1周目を36秒で突っ込んだ時に後半のタレに繋がる可能性もあるので今回のタイムはベストを尽くせたじゃないかと思っています。

photo:Satoru Kato

 

photo:Satoru Kato

photo:Satoru Kato

 

【天野壮悠選手コメント】男子オムニアム

今回のオムニアムは、インカレ前に最後に走るトラックレースで久しぶりのオムニアムだったので、走り方の確認や自分の現状を知るような目的を持って走りました。

スクラッチ、テンポはそれほど悪いとは感じなかったですが、得意のエリミネーションで順位を上げられなかったので、勝負に絡むことはできなかったです。

ポイントレースではとにかく攻めるレースをして力を出し切ろうと考え走りました。

結果は7位といいものではなかったですが、インカレに向けて課題もわかったので改善して頑張りたいです。

 

 

photo:Satoru Kato

photo:Satoru Kato

photo:Satoru Kato

 

 

photo:Satoru Kato


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