期間:2019/02/23-3/3
場所:鹿児島県指宿市
プレシーズン2度目となるトレーニングキャンプが鹿児島県にて行われています。
鹿児島入りし、既に2つの大きなスケジュールをこなしました。
キャンプ初日は鹿屋体育大学の協力を得て選手個々の身体テストを行いました。室内トレーニングバイクにて徐々に負荷をあげてゆき、一定の出力を保てなくなる限界まで運動を続ける中で、心拍数、血中成分、呼気等から得られる情報を収集し身体内での反応を解析して頂きます。
この結果により、現状での体力レベルや運動能力の個性を割り出し、今後の目標やステップアップに向けた行動に反映します。
↑新加入、中井選手はこのような測定は初の経験?
↑担当して頂いた橋本氏から説明を受ける中井
↑黒枝選手追い込みすぎて腹筋がカレールーのように割れています。
↑昨年の結果や今回の結果に興味深く見入る選手たち
↑橋本さんに感謝感激雨霰
キャンプ2日目は『サイクルフェスタin桜島』へ出走。午前に2.8㎞の平坦貴重のタイムトライアル、午後は火山灰降り注ぐ桜島へ5.2㎞のマスドスタートヒルクライムが行われ合計順位で総合成績を決めるというもの。
名門、鹿屋体育大学と大隅高校の選手レベルは高く、例年彼らとの接戦となりシマノレーシングも緊張感を持ち臨みました。
午前のタイムトライアルでは順調な仕上がりを見せているチームエース入部正太朗がノーマルバイクでの発走でハンディを抱えながら、圧倒的なパフォーマンスを見せ3分30秒のタイムを記録し優勝。
午後のヒルクライムではスタート直後から南大隅高校の精鋭選手たちがアタックを遂行しペースが上がりますが、木村圭佑キャプテンのハイペースな牽引でキャッチ、集団を粉砕します。そこからはこのレースでアシストを宣言していた入部がそのハイペースを保ち続け、フォローできた5名程でのゴールスプリントに。
ここでは中田拓也が伸び先着、ここで4位に入った横山航太がタイムトライアルでの3位という結果と合わせ総合優勝をはたしました。シマノレーシングは総合成績で1-5位を独占。好パフォーマンス見せ沖縄で行われていた第1次キャンプまでの成果を示しました。
↑サイクルフェスタin桜島にはチームとして5回目の参加。プレシーズンの仕上がりを試すのにも最高のイベントと言えます。
↑新しいLazer製ヘルメットを着用し好タイムを出した入部正太朗選手
キャンプ3日目となる本日からは指宿市へ移動し、トレーニングを開始します。拠点となる「くりや旅館」様はシマノレーシング創設時、40年ほど前から合宿利用している宿。大久保メカの地元という事もあり、多くの協力を得ながら行う事ができる合宿となります。
豊富な走行環境を利用し、シーズンインへ向けた仕上げとなるトレーニングプログラムを遂行します。