9月24日 群馬CSCロードレース day1 群馬サイクルスポーツセンター
6km x 30 = 180km(逆回り)
参加選手
木村圭佑 湊諒 横山航太 中井唯晶 風間翔眞 床井亮太 尾形尚彦 天野壮悠
9月24日、群馬CSCロードレースが行われた。今回は三日間の3連戦、コースレイアウトも1日目は逆回りと、いつもの群馬CSCとは違うレイアウトでスタートした。各チームが逃げを作りたいとアタックを繰り返し、ときに少人数の逃げができるがすぐに吸収を繰り返す。アタック合戦が繰り広げられながらレースの半分を過ぎた頃、17名の逃げ集団ができ、その逃げにシマノからは木村と湊が入る。
▲集団を牽引する湊諒(上)と木村圭佑(下) Photo:Satoru Kato (http://www.cyclowired.jp/)
このまま逃げ切るかと思われたレースだったが、チームブリヂストンサイクリングの牽引により、残り3周で追いつき集団は一つとなる。その後のこり2周あたりで今村駿介(チームブリヂストンサイクリング)が抜け出し先行する、その後フランシスコ・マンゼボ(マトリックスパワータグ)が追いつき、先頭は2名となりそのままゴールスプリントへ。スプリントでは今村がマンセボを突き放し、勝利を手にした。
■リザルト
1位 今村駿介(チームブリヂストンサイクリング)
2位 フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)
3位 草場啓吾(愛三工業レーシング)
7 中井唯晶
29 木村圭佑
48 天野壮悠
49 風間翔眞
50 湊諒
DNF横山航太
DNF尾形尚彦
DNF床井亮太
9月25日 群馬CSCロードレース day2 群馬サイクルスポーツセンター
6km x 12 = 72km(逆回り)
参加選手
木村圭佑 湊諒 横山航太 中井唯晶 風間翔眞 床井亮太 尾形尚彦 天野壮悠
9月25日群馬3連戦2日目。先日の180キロとは打って変わって72キロと短いレース。最後のスプリントによって勝負が決まる展開が予想されるレース。シマノレーシングは圧倒的なスプリンターがいない中、各チームのスプリンターに打ち勝てるよう作戦を全員で確認しレースへ挑む。レースが始まり2周目。8名が抜け出し先頭集団を形成する。
▲集団を牽引する中井唯晶(左)と床井亮太(右) Photo:Satoru Kato (http://www.cyclowired.jp/)
シマノからも中井唯晶と床井亮太の2名が入る。メイン集団はチームブリヂストンサイクリングがコントロールし先頭集団とのタイム差を保ちレースを進めていく。レースは終盤に入り、チームブリヂストンサイクリングが集団を牽引し、先頭集団を吸収し、集団でのゴールスプリントへ。各チームがエースを牽引しトレインを組む中、兒島直樹が絶好の位置で発車され集団スプリントを制した。
■リザルト
1位 兒島直樹(チームブリヂストンサイクリング)
2位 岡本隼
3位 草場啓吾
5 横山航太
8 風間翔眞
15 木村圭佑
28 湊諒
41 尾形尚彦
43 天野壮悠
61 中井唯晶
62 床井亮太
9月26日 群馬CSCロードレース day3 群馬サイクルスポーツセンター
6km x 20 = 120km
参加選手
木村圭佑 湊諒 横山航太 中井唯晶 風間翔眞 床井亮太 尾形尚彦 天野壮悠
群馬3連戦3日目。3日目は正周りのレイアウトで逆回りよりも上りがきつくサバイバルなレースを展開できるため、この二日間自分たちのレースを作れなかったシマノレーシングは積極的にチャレンジしサバイバルなレースにし、自分たちが有利に展開できるようにと打ち合わせレースへ挑んだ。レースは2周目に11名の逃げ集団が形成され、床井亮太と天野壮悠が入る。
▲逃げ集団をペースアップする床井亮太(右) Photo:Satoru Kato (http://www.cyclowired.jp/)
▲逃げ集団から飛び出しチャレンジする天野
メイン集団ではシマノレーシングが前方を位置どり集団をコントロール。その後先頭集団とメイン集団との差は広がり4分差まで広がり、レースは終盤を迎える。逃げを容認すまいと各チーム、ペースを上げていくが逃げ集団を捕まえることができるかはとてもギリギリ。最後までわからない展開。そんな中逃げ切りを目指す逃げ集団から入部正太郎(弱虫ペダルサイクリングチーム)が飛び出し、それに天野が飛びつく。天野はそのまま先頭に立ち、追いかけるメイン集団を背中に感じつつ先頭でホームストレートに入る。天野がゴールラインを先頭で越えるかと思われたが逃げ集団を飲み込んだメイン集団から今村駿介が抜け出し、ゴール手前で天野を交わし、今村が勝利を掴んだ。
Photo:Satoru Kato (http://www.cyclowired.jp/)
■リザルト
1位 今村駿介(チームブリヂストンサイクリング)
2位 天野壮悠(シマノレーシング)
3位 岡本隼人
7 中井唯晶
11 横山航太
12 木村圭佑
28 風間翔眞
30 湊諒
32 尾形尚彦
45 床井亮太
■野寺秀徳監督コメント
チームとしては2か月ぶりとなるレース。不安要素はありましたが選手のモチベーションは高い状態で臨む事ができました。初日から逃げ集団へメンバーを送り込み良い形は出来ましたが、この3日間素晴らしい動きを見せたブリヂストンサイクリングチームをいかに崩すことができるかを考えトライ&エラーを繰り返す連戦となりました。3日目は最終局面でチーム全体として攻撃を仕掛け、結果として先行していた天野含む集団を追いこむ形となり、天野は僅かな差で逃げ切る事を逃し惜しくも2位となってしまいました。しかしながらチームとして共通の強い意志を持つ事でレースの中での存在感を示すことができる事を学んだ期間になったと感じます。全日本選手権含むシーズン最後の重要期間へ向け集中力を高めてゆきます。
All photo :Satoru Kato (http://www.cyclowired.jp/)