新日本婦人の会 えひめblog

えひめの地でがんばっております。女性目線の要求運動、要求小組(サークル)など日々の出来事を綴ります。

新居浜支部の取り組み

2014-05-17 09:07:12 | お知らせ
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新居浜市では、いま各小学校に給食室があり、調理員がまいにち、昼食のじかんに合わせてつくっているので、温かいものは温かく、冷たいものは冷たいまま教室に運ばれています。
給食室の老朽化が問題になっているなーと思っていた矢先の3月27日、
学校給食検討委員会が「食育は自校式が優位」の声を押しのけ「センター方式へ」の答申を提出。
市民・保護者からは驚きと戸惑いの声が上がっています。

子どもの笑顔が私たちのねがいー。
ということで、新婦人新居浜支部では保護者のあたる会員と子どもたちの声を聞き、チラシを作成しました。

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「3月18日付愛媛新聞をみてびっくり??「センター方式建設の答申」だなんて??」
「PTA役員会では、やっぱりいまの「自校方式」の方がいいという意見が圧倒的だった。」
「子どもより、お金や効率の方が大事ということ?検討の経過をきちんと知りたい。議事録を見てみたい。」

「給食をつくっているときの匂いが、食欲をそそるのに…。子どものことを考えたらやっぱり「自校方式」の方がいい!」
「うちの子はアレルギー。入学するとき、給食のことを心配していました。でも、担任の先生・栄養士さん・調理員さんたちが親身に対応してくださり、本当にありがたかったです。ただアレルゲンを除去するだけではなく、代用できるものを考えてくださいました。みんなと同じように給食を楽しむことができて、うちの子も成長とともに少しずつ改善しています。」

「小学校の給食はおいしかった♪いい匂いがしてきて給食が楽しみだったよ。中学校では、ただ運ばれてくるだけなので…。特にご飯がおいしくない。ベチャっと柔らかすぎるんだ。時間も短いから残してしまうんよ。もし小学校がセンター給食になったら、かわいそう。」
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自校方式のメリットはこんなことが挙げられます。
??できたてのおいしい給食が食べられる。
??各校の栄養士が、食育や献立に対応できる。
??調理員と子どもたちのコミュニケーションがはかられる。
??食中毒発生時の規模が限定できる。
??児童がつくった野菜や、地域の農家でつくった農産物を使える(地産地消)。
??アレルギー対応が細やかにできる。
??災害時避難所として、炊き出しが可能。

特に、地産地消については、センター方式になれば輸入・冷凍物が増える事例が実際に起こっているので注意したいですね。
コスト面でも、年間2~3校ずつ建設すれば、費用負担は少なくて済みます。