新日本婦人の会 えひめblog

えひめの地でがんばっております。女性目線の要求運動、要求小組(サークル)など日々の出来事を綴ります。

松山市、新居浜市が育鵬社の教科書を採択

2015-08-20 14:50:42 | 子育て世代
こんにちは、ほりかわです。
8・11ショック😱からまだ立ち直れずにおります…。


小中学生になると、一気に手が離れたように感じますが、
教科書の問題、授業の進め方・内容や部活動など、
本当に、子どもたちのためのものなのかどうか、
一番身近な親が目を光らせていないといけないんだな~と痛感いたしました(T ^ T)


8月11日、松山市が育鵬社の教科書を採択してしまいました‼️
続いて12日には新居浜市までっ❗️(◎_◎;)


しかもその採択方法がヒドイのです。


松山市教育委員会の採択は、無記名投票でおこなわれ、歴史教科書は4対1で育鵬社に。
新居浜市教育委員会は、5人全員の賛成で育鵬社に決まりました。

採択資料として、市内全中学校の現場の先生から「どこの出版社の教科書がいい?」と聞くそうなんですが、どちらも「(今使っている)東京書籍」の支持が多かったそうです。

そして、市民代表と学識経験者でつくる「採択委員会」(松山市)でも「東京書籍」支持がもっとも高い。

にもかかわらず、市が選任した?5名の教科書採択委員会の多数決で覆ってしまうだなんて…。民主主義ハイズコニ…・°°・(>_<)・°°・。

なんらかの圧力があったに違いない❗️と思うのは、私だけではないはずっ‼️
(18歳選挙権を見越した動きなのでしょうか❓❓❓)



6月26日の教科書カフェで学習した内容を思い出してみました。
(ざっくりした内容ですが、ブログ記事にもあります)

⚪︎諸外国で教科書採択の方法をとっているのは、「中国」と「日本」だけだそうです。
欧米では、学校単位だったり、教員が選んでいるのが一般。
確かに、教えるのは先生なのだから、自分がわからない、教えにくいものでは仕事になりませんよね。

⚪︎採択に関しても
畑野君枝議員の質問に下村文科省大臣が答弁した資料のメモより(すみません、まとめてないので意味不明かもしれません…💦)

「教科書採択に関しては、その地域の教育委員会、教員、保護者、学識経験者 調査研究して意見を尊重し…」

「教員は採択に主要な役割を果たす」

「首長は指示できない」

「採択については調査研究 (講師よりの補足をメモ:9教科複数出版社 100冊以上にのぼる 全部を詳細吟味は難しい)」

→上記、実際の採択の行程は「現場の意見が尊重されてる」っていえるでしょうか⁉️



教科書カフェで講師をしてくださった方から聞いた話だと、
育鵬社版は歴史観以外にも学術的にどうかと思う点が多いので、
やっぱりこれを使って子どもたちに授業するのはやめていただきたい‼️


8月18日、新婦人松山支部と退職教職員組合のみなさんで抗議に行きました。

今の子どもたちは、グローバルに活躍できる可能性をみんながもっています。
だからこそグローバルな人権感覚・歴史観を身につけておいてほしいのです。