新日本婦人の会 えひめblog

えひめの地でがんばっております。女性目線の要求運動、要求小組(サークル)など日々の出来事を綴ります。

再稼働へトントン拍子過ぎて怖すぎる

2015-10-13 14:51:42 | 原発問題
10月9日の愛媛県議会最終日。
中村県知事の判断がいよいよ出されるのではと危惧しています。

10月6日の特別委員会。
県議会前で「伊方原発再稼働を容認しないで!」と訴えましたが、56件の再稼働「反対」の請願を無視し、たった4件の再稼働「推進」の請願を可決。
審議も一件一件どこの団体か、どんな請願か…。を審議することなく、
「賛成」一括り、「反対」一括り!(◎_◎;)

地元の問題を審議するのに、選出された県議さんたちは何をしているの?
それぞれ県内の地区からの選出でしょう?と不思議で仕方ありません。


10月5日には、伊方原発を止める会が再稼働反対署名13万1455筆(2015年6月からの約4ヶ月間でこの数!!)を県知事宛に提出しましたが、県民の声・周辺自治体の住民の声はちゃんと届くのでしょうか?

同5日、伊方原発周辺自治体7市町のうち伊方町・八幡浜市を除く5市町(大洲市・西予市・宇和島市・伊予市・内子町)の首長が、愛媛県知事と意見交換した、とニュースで見ました。

清水 裕 大洲市長
三好 幹二 西予市長
石橋 寛久 宇和島市長
武智 邦典 伊予市長
稲本 隆壽 内子町長

報道では、5市町は「県や四国電力と協定や覚書を結んでいないため、再稼働を判断する権限がな」いものの、
「今年7月、県知事に再稼働の最終判断には周辺自治体の意見を取り入れるよう要望し実現した」ものとありました。
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20150717/news20150717416.html

5市町の首長は、3号機が再稼働避難路などの「安心・安全の確保を」要望したものの、再稼働の是非については意見表明しませんでした。

西予市・宇和島市・内子町の3市町は、「伊方原発1号機については廃炉、原発依存度を下げるよう国に求めると共に、県にも廃炉の方針を示すよう要望」したものの、3号機については判断を県と伊方町に委ねるという消極的態度に出ました。
(以上、あいテレビ・Eatの10月5日夕方の報道より)

西予市長、宇和島市長は「脱原発首長の会」に参加する市長なので、もっと積極的に意見する場であって欲しかったと納得がいきません。
http://mayors.npfree.jp/?cat=8

9月に声明を出した愛媛県周辺の会員もいます。
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20150906/news20150906221.html



今年の夏も電気は足りていました。
本当に安全だなんていえないんじゃないの?

県民、市民の安全・安心を守る自治体は愛媛県内にはないのでしょうか?
今後の動向が気になります。

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