潮の香り

潮の香りって海岸や沖合い、港などによってもそれぞれの香りが違うよね、 それが感じられれば貴方も海族の仲間入りです。

ソウシハギ

2018年08月09日 09時13分48秒 | 発見
早朝の涼しいうちに生かしてある牡蠣の海水を汲みに港へ向かいました。

ちょうど汲み終えたところへ漁師さんがやって来た。

これから揚げてあった定置網を入れるそう、

カンコを開けたところを見たら「あれ?なんか薄っぺらい魚が泳いでいるぞ!」

模様を見て直ぐにピーン!ときたね

ソウシハギ

大きさは30㎝程の若魚だった。

沖縄の方では多く生息しています。
近年の温暖化に伴いこの辺りでも増えて来たね、

ウスバハギの仲間でぺらっぺら、最大70㎝ほどに成長します。

このソウシハギって内臓にパリトキシンって毒を持つ事がある。
パリトキシンはフグ毒のテトロドキシンの70倍
なのに、これを食べた人で死亡事例って聞いてないよ、
多分すべてのソウシハギが持っている訳じゃないのかもね(・・?

漁師さんに「それってソウシハギだよ、内臓に毒があるから食べるのやめた方がいいよ」って教えてあげた。
それを聞いた漁師さんはすかさず海にポイ!

写真を撮らせてもらう暇なし(;^ω^)

時々入るようだけど、元気に生きてたのは初めてだそうな…

南海の魚には毒魚が多い、
温暖化に伴い海水の水温も上昇、
こうした危険魚が増えてくるのは否めないな、


コメント (2)
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