ヨメがナポリの窯のピザを食べてみたいというので、注文。
ピザの宅配時間はだいたい40分とのこと。
その間に風呂に入る私。
この家のガスの制御は風呂場とキッチンの2箇所にあるので、例えばキッチンで洗い物をしているときにちょっと手を伸ばしてスイッチを押せば、風呂に湯を溜めることもできる。
追い炊きもスイッチひとつで可能。
けっこう便利だ。
風呂に入り、湯船に浸かってリラックス。
湯音の操作盤の表示で時間を確認しようとするが、操作盤の表示が消えてしまっている。
最後に操作してから時間が経っているので、消えてしまったようだ。
このようなときに操作盤の表示をつけるのに今までは一度ガスのスイッチをオフにして再度オンにしていたが、いちいちオフにするのもめんどくさい。
何か表示をオンにするスイッチがあるのではないかと思うと、『呼出』というボタンがあるのに気づく。
これこそ「時間が経って消えてしまった表示を呼び出すボタン」に違いない。
そう考えて押すと、『ピロリロリィン、ピロリロイィン!』という大きな音と共に表示復活。
しかし、再度表示させるためだけにそんな大きな音を立てるのもおかしいなぁと思いつつ湯船に浸かっていると、ヨメが風呂にやってきて扉を開ける。
『向こうで「お風呂で呼んでます」ってうるさく鳴っているんだよ!!』
先ほどの『呼出』ボタンは人を呼ぶためのものだったのか。
だとしたら、同じボタンはトイレにもほしいものだ。
・トイレで呼んでます。紙がありません。
・トイレで呼んでます。便器にはまりました。
などなど。
そんなことを考えながら湯船に浸かっていた。
すると突然、『追い炊きをします』の音声と共に風呂が温められ始める。
おかしい。ボタンを押してはいないはずだが、頭がぶつかって押してしまったのだろうか。
湯船は既に適温。さらに加熱する必要はない。
すぐさま追い炊きをオフにする。
オフにするや否や、再度『追い炊きをします』の音声。
あきらかにおかしい。
もはや犯人はヨメ以外に考えられない状態。
キッチンの操作パネルで嫌がらせ開始だ。
こちらがオフにすれば、すぐにオンにし返してくる。
攻撃一辺倒のヨメに対して、私は防戦のみ。
明らかにヨメ有利な状態だ。
最終手段『呼出』を押すとようやくヨメは攻撃の手を休め、風呂場に来て話し合いに応じてくれる。
だが、もしもここで、風呂場の操作パネルの音量をゼロにしてしまっていたら、キッチンでヨメが追い炊きの遠隔操作をしたことに気づかなかった可能性は高い。
下手をすれば私はそのまま風呂で煮込まれ、命の危険にさらされていたかもしれない。
都民共済の申し込みはまだしていないのだが、今後身の危険には常に気をつけていなければなるまい。
ピザの宅配時間はだいたい40分とのこと。
その間に風呂に入る私。
この家のガスの制御は風呂場とキッチンの2箇所にあるので、例えばキッチンで洗い物をしているときにちょっと手を伸ばしてスイッチを押せば、風呂に湯を溜めることもできる。
追い炊きもスイッチひとつで可能。
けっこう便利だ。
風呂に入り、湯船に浸かってリラックス。
湯音の操作盤の表示で時間を確認しようとするが、操作盤の表示が消えてしまっている。
最後に操作してから時間が経っているので、消えてしまったようだ。
このようなときに操作盤の表示をつけるのに今までは一度ガスのスイッチをオフにして再度オンにしていたが、いちいちオフにするのもめんどくさい。
何か表示をオンにするスイッチがあるのではないかと思うと、『呼出』というボタンがあるのに気づく。
これこそ「時間が経って消えてしまった表示を呼び出すボタン」に違いない。
そう考えて押すと、『ピロリロリィン、ピロリロイィン!』という大きな音と共に表示復活。
しかし、再度表示させるためだけにそんな大きな音を立てるのもおかしいなぁと思いつつ湯船に浸かっていると、ヨメが風呂にやってきて扉を開ける。
『向こうで「お風呂で呼んでます」ってうるさく鳴っているんだよ!!』
先ほどの『呼出』ボタンは人を呼ぶためのものだったのか。
だとしたら、同じボタンはトイレにもほしいものだ。
・トイレで呼んでます。紙がありません。
・トイレで呼んでます。便器にはまりました。
などなど。
そんなことを考えながら湯船に浸かっていた。
すると突然、『追い炊きをします』の音声と共に風呂が温められ始める。
おかしい。ボタンを押してはいないはずだが、頭がぶつかって押してしまったのだろうか。
湯船は既に適温。さらに加熱する必要はない。
すぐさま追い炊きをオフにする。
オフにするや否や、再度『追い炊きをします』の音声。
あきらかにおかしい。
もはや犯人はヨメ以外に考えられない状態。
キッチンの操作パネルで嫌がらせ開始だ。
こちらがオフにすれば、すぐにオンにし返してくる。
攻撃一辺倒のヨメに対して、私は防戦のみ。
明らかにヨメ有利な状態だ。
最終手段『呼出』を押すとようやくヨメは攻撃の手を休め、風呂場に来て話し合いに応じてくれる。
だが、もしもここで、風呂場の操作パネルの音量をゼロにしてしまっていたら、キッチンでヨメが追い炊きの遠隔操作をしたことに気づかなかった可能性は高い。
下手をすれば私はそのまま風呂で煮込まれ、命の危険にさらされていたかもしれない。
都民共済の申し込みはまだしていないのだが、今後身の危険には常に気をつけていなければなるまい。