2002年5月に静岡財務事務所の元所長と元総務係長が業務上横領容疑で静岡地検に逮捕されたことを受け、同年6月から8月にかけて、1,300万円の公金を使い公認会計士11人を含む特別チームを編成して行なった特別監査。
同9月13日には「裏金は総務部の3つの出先機関だけだった」「個人的、私的消費は認定できなかった」などと結論付けた特別監査報告で終結宣言したが、その嘘や誤りがまもなく検察によって暴かれ、知事部局の全部局に裏金が発見され幹部級の退職者を出すなどその隠蔽体質と無能ぶりが明らかになった。
http://www2.ocn.ne.jp/~sizuoka1/uragane.html
なぜまともな監査ができないのか?
監査とはいって従事する職員は同じ県の職員。
いずれは異動で知事部局に戻るのにどうして県に不都合な結論を出すだろうか。
監査委員も知事与党・知事支持者。どうして知事を非難できよう。
昨日朝日新聞が第一報となった空港開港延期に絡む臨時監査。
測量ミスの原因、地すべりといって交渉してきたことに問題がなかったか、1年以上も隠蔽し公表しなかった判断の是非。
これらを重点的に調べるとともに、(マスコミがほとんど報じなかった)9月議会で問題になった、県の工事によって地滑りが発生し4億円の補正を組んで追加工事をした件についても調べるらしい。
しかし、しょせんは身内の監査。
目的は知事の政治責任を回避するためのシナリオ作り、アリバイ作りの作業を行うに過ぎない。
近く住民監査請求も出されるのでそれに備えるための調査と称する口裏合わせであることは、裏金隠蔽時と同じ構造だ。
記憶は容易に薄れやすい。
政治家や役人はそこをついてくる。
以前うまくいったんだから今度も。
県の体質は6年前と何も変わっていない。
監査も頭は変わっても知事という虎の威を借る狐のごとき体質はまったく変わっていない。巨大な無駄には無関心、問題の根源にも目を背け、結局重箱の隅をつつくようなことで悦に入って楽しんでいるだけだ。
ゆえにトカゲの尻尾は切ってもトップの責任を問うことなどできないのだ。
初であるとか異例であるとか、そんなことで期待を煽るのはやめにしてもらいたいものだ。失望が深まるだけだ。
同9月13日には「裏金は総務部の3つの出先機関だけだった」「個人的、私的消費は認定できなかった」などと結論付けた特別監査報告で終結宣言したが、その嘘や誤りがまもなく検察によって暴かれ、知事部局の全部局に裏金が発見され幹部級の退職者を出すなどその隠蔽体質と無能ぶりが明らかになった。
http://www2.ocn.ne.jp/~sizuoka1/uragane.html
なぜまともな監査ができないのか?
監査とはいって従事する職員は同じ県の職員。
いずれは異動で知事部局に戻るのにどうして県に不都合な結論を出すだろうか。
監査委員も知事与党・知事支持者。どうして知事を非難できよう。
昨日朝日新聞が第一報となった空港開港延期に絡む臨時監査。
測量ミスの原因、地すべりといって交渉してきたことに問題がなかったか、1年以上も隠蔽し公表しなかった判断の是非。
これらを重点的に調べるとともに、(マスコミがほとんど報じなかった)9月議会で問題になった、県の工事によって地滑りが発生し4億円の補正を組んで追加工事をした件についても調べるらしい。
しかし、しょせんは身内の監査。
目的は知事の政治責任を回避するためのシナリオ作り、アリバイ作りの作業を行うに過ぎない。
近く住民監査請求も出されるのでそれに備えるための調査と称する口裏合わせであることは、裏金隠蔽時と同じ構造だ。
記憶は容易に薄れやすい。
政治家や役人はそこをついてくる。
以前うまくいったんだから今度も。
県の体質は6年前と何も変わっていない。
監査も頭は変わっても知事という虎の威を借る狐のごとき体質はまったく変わっていない。巨大な無駄には無関心、問題の根源にも目を背け、結局重箱の隅をつつくようなことで悦に入って楽しんでいるだけだ。
ゆえにトカゲの尻尾は切ってもトップの責任を問うことなどできないのだ。
初であるとか異例であるとか、そんなことで期待を煽るのはやめにしてもらいたいものだ。失望が深まるだけだ。