9月7日と8日に京都で第20回全国市民オンブズマン京都大会が開催されました。
初日のシンャWウムのテーマは「議会改革」で、オンブズマン活動を支援していた弁護士出身で現在2期目の奈良県生駒市長などがパネリストとして出席されました。
話の中心は議会における議員の質問の質。
シンヱOの活動報告の中では議員の質問の質を評価した議員通信簿の取組が報告されましたが、発端は第二の歳費と呼ばれるほど多額の政務調査費(しかもこの調査費は審議能力の強化の必要から創設された経緯を持つ)をもらっていながら、それが議員活動のはれ舞台である本会議質疑にほとんど反映されずじまいである実態。
実際に仙台、京都、名古屋のオンブズマンが議員の質問内容を評価したところ、
A型:事前に関連資料を情報公開請求で入手するか、担当部署職員に確認すれば足りる質問
B型:当該課題の趣氏A国と世論の動向、市と所属会派の対応と現在までの経過等を解説し、それに質問者の抽象的私見を加えて、当局の認識、所感、方針を問う質問
という二種あるいはその混合型の質問が多いこと、
また、質問内容を精査したところ、事前調査・現場調査をまったくしていないと思われる質問の多いことなども報告されました。
一方、これらを点数化したのが通信簿ですが、こちらはまだ評価基準(評価項目や点数配分など)が過渡期という印象でした。今後やっていく中で徐々に洗練されていくことが期待されます。
振り返って本件の議会質問を見るに、やはりA型、B型がほとんどで、自己の調査に基づいて問題の追及や提言を行った質問は皆無に感じます。
議会・議員の質の低下は役人の専横の元凶となります。
先日部局調整費の監査請求をしましたが、この調整費も議会が使途への関与を手放したがために役人が自由に新規事業を企画し行える予算となってしまった議会の自殺行為が一大原因です。
議会の再生を大いに期待したいところです。
明日は、政務調査費が政務活動費に変更された件と本県においてはこの過程が全く県民に情報公開されずに行われた事実(透明度の低さ)についてお伝えします。
<おまけ:京都の夜景>
初日のシンャWウムのテーマは「議会改革」で、オンブズマン活動を支援していた弁護士出身で現在2期目の奈良県生駒市長などがパネリストとして出席されました。
話の中心は議会における議員の質問の質。
シンヱOの活動報告の中では議員の質問の質を評価した議員通信簿の取組が報告されましたが、発端は第二の歳費と呼ばれるほど多額の政務調査費(しかもこの調査費は審議能力の強化の必要から創設された経緯を持つ)をもらっていながら、それが議員活動のはれ舞台である本会議質疑にほとんど反映されずじまいである実態。
実際に仙台、京都、名古屋のオンブズマンが議員の質問内容を評価したところ、
A型:事前に関連資料を情報公開請求で入手するか、担当部署職員に確認すれば足りる質問
B型:当該課題の趣氏A国と世論の動向、市と所属会派の対応と現在までの経過等を解説し、それに質問者の抽象的私見を加えて、当局の認識、所感、方針を問う質問
という二種あるいはその混合型の質問が多いこと、
また、質問内容を精査したところ、事前調査・現場調査をまったくしていないと思われる質問の多いことなども報告されました。
一方、これらを点数化したのが通信簿ですが、こちらはまだ評価基準(評価項目や点数配分など)が過渡期という印象でした。今後やっていく中で徐々に洗練されていくことが期待されます。
振り返って本件の議会質問を見るに、やはりA型、B型がほとんどで、自己の調査に基づいて問題の追及や提言を行った質問は皆無に感じます。
議会・議員の質の低下は役人の専横の元凶となります。
先日部局調整費の監査請求をしましたが、この調整費も議会が使途への関与を手放したがために役人が自由に新規事業を企画し行える予算となってしまった議会の自殺行為が一大原因です。
議会の再生を大いに期待したいところです。
明日は、政務調査費が政務活動費に変更された件と本県においてはこの過程が全く県民に情報公開されずに行われた事実(透明度の低さ)についてお伝えします。
<おまけ:京都の夜景>