（無題）

今日はものすごい雨。
おかげで、ゆっくりと読書や調べものができた。
先週届いた開示文書のコピーもざっと目を通したが、不審感がつのる。
県のホームページには「これまでに県民の皆様からお寄せいただいたこえとそれに対する県の回答」が掲載されているのだが、県の回答はともかく、県民の意見があまりに整然としている印象があったが、どうも裏があるらしい。

今回開示された文書の中にはインターネット公開用に入力整理されたページの出力表があるのだが、県民からの意見の全文の次の項目に「インターネット公開用要約」なる項目がありその内容のみが開示されているのだ。
全文は自筆でなく入力されたものであってもすべて墨塗りだ。

全文がそれほど長いものでなくても（１行程度のものでも）要約があり、中には要約の方が全文より長かったりと不自然だ。
何よりも、要約で概要が示されそれを開示していながら、なぜ全文すべて墨塗りで１センテンスさえも開示しないのか、県のこれまでの行状（http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/54.html）を考えれば情報操作の疑いを持つのは必然だ。
しかもこの部分の非開示の理由が不明だ。まさか全文すべてが個人情報ということはあるまい。
やらせや改ざんも疑われる。
審査会で開示が認められ真相究明ができるといいが期待はしていない。

今日の御用新聞でも県の職員数と人件費の減が成果のように賛美されていたが、正規職員が派遣職員などに代わり、人件費が委託料に名目を変えただけだ。
イベントなどは丸投げの部分も多い。
富士山静岡空港就航促進協議会も事実上県のお金で県の仕事をしていても職員数としても人件費としても計上されない。
もういいかげん偽装じみたことはやめようではないか。
企業のように潰れないからいいというが、正面から県民と向き合わなければこの国全体を滅ぼすことになることに気づいてほしい。