「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

JRよりも飛行機で。静岡県温暖化推進計画

2009-01-19 23:24:37 | 日記
運賃計算ソフト「乗換案内」を使っているのだが、最新のバージョンでは経路比較にEcoマークが追加され、さらにCO2の量が表示されるようになった。
来週所用で福岡に行く予定なので比較したところ第1位が「早」「楽」「Eco」評価で新幹線経路、第2位が羽田経由の飛行機利用だ。
時間的には15分ほど新幹線のほうが早い上にCO2の量で見ると新幹線経路が20,392gに対し航空機利用では104,566g。
雑誌の広告などで新幹線Eco出張と宣伝しているが、概算でもこうして実数が表示されるとインパクトがある。
一般の人にも環境への関心が高まっている中、今後は急ぎ出なければEcoという流れになっていくのだろう。

ただし、これと逆の行動をとっているのが静岡県。
北海道や沖縄、海外なら分かるが、福岡にも飛行機でと税金使って大宣伝。
しかも自家用車で空港まで来てくださいと、環境よりも需要を少しでも多くとのメンツ優先。

県はこのほど新たに県地球温暖化対策推進本部を設置したが、国の公務員改革と同じで目の粗いザル政策を「取り組んでます」といういいわけにしているだけというのが透けて見えるだけに協力してどうこうという気にはならない。そっちはそっちで勝手にやってほしい。
まあどうせ、県のこと。Co2が減った形で数字を作るのはお手のもの。何もせずとも成果は出るのだからどうでもよいといえばどうでもよいのだが税金を使ったパフォーマンス(演技)というのはやはり無駄だ。

パフォーマンスと無駄といえば、いわゆるノー残業デーもそうだ、水曜日に加えて第3金曜日まで指定され、おかげで月曜日に付けが回って割増率の高い時間帯に及びかえってコスト増になる矛盾。
仕事の総量が変わるわけではないのだから計画的に分散処理したほうが効率的と決まっているのだが「取り組んでます」というメンツへのこだわりが強いのだろう。
名を取って実を失う静岡県スタイル、いつになったら止むことやら。

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