道路が寸断され孤立集落となった場合の陸路といえば昔ながらの山道しかない。
とはいえ、林業者も少なくなって整備はされていない道がほとんどだ。
今日はいつも犬の散歩で登っている地蔵山から二つ山を越え大平山に渡ってみたが、倒木や崩れが多くあった。
大平山は下田市のホームページでも「大平山遊歩道」として紹介されており、ここまで来れば整備された道を下るだけと安心して下ったが、最後の下り500m区間の複数の倒木はとても遊歩道とはいえない状況で急斜面の倒木で犬も戸惑うくらいのところもあった。持参のノコギリで枝を切って潜り抜けたが、市の管理が追いついていないでようだ。
山頂近くでは鹿が走り回り山肌も下草が食い尽くされ砂状化したところが多く滑りやすく土砂災害の危険度も増している。
問題山積なのに手が回らないのが中山間地の行政の実状。少ない(人的、物的)資源を優先順位をつけて投入することがこう言った地域の行政には求められている。
<大平山から下田富士方面>
<疲れて熟睡中>
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