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県、沼津の収用と鈴与本体救済をねらってか、物流産業を県の主力産業へとの布石

2011-01-29 23:31:00 | ノンジャンル
赤字のFDAの出資本体である鈴与、その鈴与の本業は物流だ。
県は物流を主力産業へとの名目の下、その鈴与など物流企業の支援のための税金投入に向けた布石を打ちはじめた。

県は、先日28日には静岡空港の過大需要予測を肯定した御用学者(森地茂http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/605.html、兵藤哲朗http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/552.html)2名を招き、「物流に関するこうしたシンャWウム開催は初」(静岡新聞)という異例の「ふじのくに物流シンャWウム」を税金で開催。

御用学者や参加した物流業者から、あれをしてほしいこれをしてほしい、という行政支援始動の前提となる要望(ニーズ)を収集した。

役人とそれに寄り添う業者、そしてお得意の御用学者投入で、着々と既成事実を積み重ねていく手法はいまだ健在である。
まして、この時期の支援が2つの事実とも関係していることは容易に想像できるだろう。

一つはFDAで赤字に苦しむ鈴与本体の支援、
もう一つは物流をキーワードに沼津駅周辺高架化事業の貨物駅是認だ。

特に今回のシンャWウムで基調講演を行った森地茂こそ、その高架化事業の有識者会議のトップ。県の物流振興との連動による貨物駅必要論を唱えることは明らかだ。
また、知事のFDA非難も収まり、鈴与とは今や持ちつ持たれつ(http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/723.html)(http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/718.html)の良好な関係、この物流支援の話でそれも納得できるだろう。

それにしてもこの御用学者たち、県民の前に出てくる前に知事も非難するでたらめな需要予測で県民に与えた損害について謝罪をし専門家としての責任を示すのが先であり、良心ではないのか。
あちこちでちょこまかと税金にたかって仕事をする様はまさにコバンザメ。
厚顔無恥とは彼らのためにある言葉のようだ。

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