まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

【作品20句セレクト中①】紫野という少女の語る天変地異  まほろば

2022-12-05 18:00:49 | 新雑句雑感
さらばラバウル大谷翔平撃ち尽くす  無季
十日月だんだん私の月になる
星月夜私が髪を切るときは
君と見た景色のすべて凍結す
初紅葉私は大人になりたくない
黄落やこびとのような私になる
紫野という少女の語る天変地異  無季
また踏まれでんぐり返る秋の虫
秋出水注がれている乗車口
バグといる秋分の日の闇の中
秋意あらた漱石全集改訂版
咳をしてもひとりなんて言うなよ伝言板
蒼きものにことばはありや秋暑来る
・・・・

【癒しの行方】歌唱と溶け合う言葉・・気温は0度に向けて下がる一方!*夜カフェ付/真俳句入門

2022-12-05 17:37:47 | 真俳句入門
天空の城のようなラピュタ捨つべきか  まほろば 改作 無季
今日は一応10度はあったようですが、夕方に差し掛かって5度あるかないか。おそらくワールドカップが始まる未明には限りなく0度に近づくでしょう。昨日日曜の句会に続いて駆けつけた新宿南口は寒かった。前日の土曜にも深夜11時近くまでいたので、さすがにこの日は7時半頃までしか持ちませんでした。それでもお気に入りの女性Mにエールを送ったので満足でした。ただいくつか心配の種があります。彼女の気持ちの不安定さです。家族や大学の友達、路上の仲間の支えがあるから大丈夫でしょうが。歌詞や歌唱の先鋭さと同時に表情の暗さが気にかかるのです。ツイッター上での独白も時折り脱線することも。卒業前という人生の節目に身を置いていることも当然大きいはず。昨日、路上で話しかけた時もどこか不安気でした。いずれにしても私はただ遠くから見守っているしかありません。・・《続く》

カフェミュージック



【ストリートの冬】恐るべき孤絶!噴き上がる異形のコミュりょくとは・・/J-POP論・POP詩の宇宙

2022-12-05 04:43:03 | J-POP論/POP詩の宇宙
久々に土日続けて新宿南口に出向きました。このうち昨日の日曜は句会の帰りでした。大遅刻した句会は出句も出来ず、選句も事後的なものに止まりました。新宿は風が出ていて、食欲もなくひたすら缶ビールを煽りました。
この日のストリートはお気に入りの女性Mを素通りし、まず別の女性Mをジックリ聴きました。歌唱はマアマア。全曲オリジナルなのはいい。しかし、どの曲も同じにしか聴こえませんでした。長崎から出て来たばかりのデモンストレーションか。次は大阪出身の男性M。インディーズ盤も売っていました。題してストリート・ストーリー。こころざしの高く、内容もなかなかのもの。続いて同じ事務所っぽい女性。これが相当上手い。土曜もやっていた。カバーが一通り続いた後、その男性から提供されたというオリジナル曲。これまでの人生とこれからを想起させる前向きな内容。しかし平凡さが付き纏う。いまこの時の感慨を深めるべきでは。
最後にお気に入りの女性Mの休憩中の姿を発見!句会で戴いた高級食材に若干の投げ銭を添えてプレゼント。体調悪化のため3時間後の2部に残れないことを告げ、エールを送り合って散会。帰路についた。この後、彼女は予定の9時半から2時間ほど歌ったようだ。・・《続く》