まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

過ぎて行く時代/NHK想い出のメロディー~プロローグ3の終わり(その29)

2014-08-09 22:02:20 | ニッポンの歌
後半は宝塚、八代亜紀、天童よしみ、石原裕次郎・・と続いてゆく。中でもひときわ目立つのは天童よしみの【愛燦燦】である。美空ひばりのモノマネと自身のオリジナル(リメイク)の双方を包み込んだ新たな解釈を提示しているところが凄い。 人はかわいい かわいいものですね(詞 小椋桂) 昭和の終焉はニッポンの終焉と言わせない勇気と力を与えてくれる。歌われる人間の言葉はいつも私たちの手の届くところにある。ラストは五木ひろしの「追憶」(詞 阿久悠)であった。 奪い去る強い力さえ/あの頃に持っていたなら/すすり泣く声も聞かないで/めぐり来る季節(とき)を迎えた/ああ狂しい思いをたぐり寄せ/ああ過ぎて行く時代を思うか/黒髪の香しい匂いを残し/あのひとは 今は いずこ