次兄の死を知って3日が過ぎた。亡くなったのは8月14日、死地は海の向こうの沖縄である。8年前まで首都圏の有名流通グループの幹部社員だった。結婚も2度している。共に離婚という結果を招いたとはいえ、それぞれ一男と一女がいた。なのに誰にも看取られず、その上2子共に遺骨を引き取ることを拒否したという。あり得ないことである。2度目の元妻と長女は離別の代償としてマンションと退職金を受け取ったはず。事情があるにせよ、実の父親をそのようにアッサリと捨て去ることが出来るのか?残念なことである。そもそも兄が何故縁も所縁も無い沖縄に移り住んだのか?兄の死因はガンであったという。死の直前に病院側に家族も遺骨の引き取り手もいないと告げていたようだ。兄は比較的疎遠だった私を含め2名の兄弟がおり、結婚も2度している。子も2名いる。・・全てが謎である。私への遺骨引き取り通知を受けて遺骨を保管している役所には保留とし、昨日郷里の菩提寺に連絡してみた。住職はコロナ禍が明けてから決めればよいということになった。・・・《続く》
元ちとせ 『君ヲ想フ』 ゲスト ハシケン(作曲。他に「ワダツミの木」)