ストリート・ミュージシャン枯葉舞うこともなく まほろば 最新作 即興
この週末はまた寒波が押し寄せて来るようです。今日から来週末の【節分】にかけていよいよこの冬もクライマックスを迎えるのでしょう。そして2月4日の【立春】となります。例年通りなら2月半ばには【春風】が吹き始めます。まだ半月以上はジッと堪え忍ぶしかありません。年々季節の変化が身に応えるようになりました。九州育ちのせいか、特に秋~冬~春の移り変わりです。さて、先ほど仮眠から醒めて何某かの作業をしなければなりません。ここ1週異常事が続いています。18日(金曜)の浅草寺【亡者送り】とその翌日の違法セールスによる110番。それに続けて、今週水曜にさいたま行きの際に立ちはだかるようにTVのカラオケ番組の出演者の路上ライブと出会ったことによる混乱です。23歳の歌手志望の若者ですが、去年有名大学を卒業して就職も決まっていたにもかかわらず、蹴って歌一本で進んでいるとのこと。そのことを、卒業間際のカラオケ番組でも広言していました。それはあくまで彼個人の出来事のように見受けられますが、まだプロになっているわけではないのに数枚の自主制作盤のCDと共にある業者のチラシを配っていました。そこにはCDを1000枚(2000円)売って、武道館に1万人を集めよう!などとプロフィールと共に書かれていました。これは、他の場所でも他の同種のプロ志望者もCDと共に配っていました。これは明らかに特定のインディーズ業者(アマチュア向けのCD製作者のヤラセで、当人に販売価格2000円×1000枚=200万で作らせ、それを当人が売り切れば元は取れます。その間に、人を集めてライブを開くことをセットで営業しているのでしょう。これは大変難しいことで、売り切ってライブを何度か開いたところで、どこかのレコード会社やプロダクションにスカウトされるわけではありません。これはプロ歌手志望者の足許を見た一種の詐欺(洗脳)商売です。このところ、警察の道路使用に対する取り締まりが厳しくなっているようです。東京各線の駅前などからストリート・ミュージシャンの姿が消えつつあります。・・・《続く》
J-POPチャンネル ピアノ・メドレー
今年のTHEカラオケバトルのアマたちの活躍を占ってみたい。前記事でU-18【四天王】とその他の何人かについて書いてみた。続けて注目されるレギュラーの中で、やはり四天王のTOP【堀優衣】の抜けた穴を埋める一人は誰かがいちばん気になる。2017年に彗星のごとく登場して99点台を連発し、高校に入学した合唱ガール【熊田このは】は、2月の四天王入れ替え戦では【佐久間彩加】に敗れたが、その後頂上決戦などで活躍した。中学時代に続いて、高校でも合唱部に入って早朝・授業後の練習に励んでいるようだ。昨年の歌唱を振り返ってみると、やはり大人になったなあ・・という感じが強くした。そして、その分声質も大人びて来た。ただ、中学生当時の圧倒的な透明感は薄れ、表現の力強さが目立っていた。この変化をどう新しい魅力にしてゆくかだ。運良く、他に彼女のナンバー5の地位を脅かす候補はそれほどおらず、2・3月に予想される入れ替え戦で、ほぼ勝てるだろう。出場回数最多の23回を誇る西岡龍生君(今春音大声楽科へ進学予定)やすでに卒業済みの小豆澤英輝(あいき)君も叶わなかった新【四天王】は目前だ。
昨年U-18卒業済みの中で最も気になるのが、元四天王で札幌医科大学(保健医療学部)の【竹野留里】である。昨年、大学生歌うま王と全国統一歌うまに各1回づつ出場したが、ともに決勝進出出来なかった(99.22と98.38)。彼女は北海道民謡名人だが、演歌・歌謡曲からJ-POPにジャンル替えしたとたんこの結果である。今後もこのままゆくか、元の路線に戻るか迷うところ。思うにやはり民謡系演歌に独自のPOPセンスをミックスした新境地が要求されているようだ。次回の登場が楽しみである。・・・《続く》
今年のTHEカラオケバトルのアマ3部門の誰がメジャー一番乗りを果たすのか楽しみだ。大方はU-18の四天王だろうが、その中でも今春大学入学を目指す【堀優衣】が断トツであろう。しかし、卒業間近の高校のレベルからいって、ICUか上智あたりの語学系に現役合格することは確実である。彼女のデビューはさらに4年間先送りされるのだろうか。在学しながらCDデビューしておいてもいいのではなかろうか。特にカバーアルバムを最低1枚は出しておくのがファンへの礼儀だろう。本格的なステージはその後でもいい。彼女は現在9冠である。残る1冠は、通常なら3月の【春のグランプリ】だろうが、大学入学(U-18卒業)後に持ち越しになりそう。ついでに書いておくが、オリジナルはどんなものが良いか意外と難しい。中学生時に演歌のプライベート盤を1枚出しているが、全然似合わない。その歌唱力を生かすには、あくまでもJ-POPでゆく他ない。
鈴木杏奈は4月に高校生となる。昨年は、番組外で【アニソングランプリ】に優勝した。アニソンつまりアニメソングは、彼女の声質と細やかな表現力にピッタリだ。彼女自身とその周囲は自分の特徴をよく心得ているようだ。お薦めなのは、実家の栃木県から日帰りで往復出来る都内の芸能コースのある学校に入り、デビューに備えることだろう。10代のうちにマイペースでデビューしておけばよい。カラバト王者で業界ぐるみの後押しを期待出来るソロ歌手向きの堀優衣と違って彼女の場合、学業との両立に理解のある大手プロダクションに入り、歌の上手さがより際立つ【アイドルユニット】を組むことだ。もちろん歌唱面の中心は彼女をおいて他にはあり得ない。グラビアでも芸能・漫画誌などの表紙を飾れば反響は凄まじいものになるだろう。
佐久間彩加(新中三)はすでにエイベックス(マネジメント)所属で、来年の高校入学直後にデビューは約束されている。浜崎あゆみ・鈴木亜美に続く国民的アイドルは確実だ。小学校時代に東宝アカデミー(子役)で芸能活動の基本が出来ているのも有利だ。今年は、堀優衣卒業後の鈴木杏奈とのTOP争いが激化しそう。
もう一人のU-18【四天王】のベテラン【佐々木麻衣】も、昨年の夏・秋・年度(2018)各U-18《頂上決戦》の3戦目に、堀優衣・佐久間彩加を押さえて念願の4年ぶり4冠目を勝ち取った。その際の怒涛の進撃は凄まじかった。その優勝曲『別れの朝』は番組史に残る名歌唱であった。幼時から大川栄作らの前座を務めているだけに、業界とのパイプも太い。しかし、彼女もその声質からこれまでの演歌中心でよいか難しいところ。高校卒業後は音大の声楽という道もある。
その他では、昨年U-18卒業組の【角田龍一】と【小豆澤英輝(あいき)】の二人が注目される。前者は元四天王で、林部智史(元6冠・年間王者で2016レコ大新人賞)とは違う艶のある天性の高音ボイスがすでにプロ級だが、今春の大学(英語系)を目指して受験勉強の真っ最中である。昨年、全国統一歌うま王にあえて出て、99点台で決勝に進出しておいたのが光る。今年はどこかでの2冠目は間違いない。小豆澤君は昨年両親と共に上京し、大学芸術学科で悠々自適の歌三昧の毎日のようだ。昨夏の全日本大学生歌うまで悲願の初優勝を果たした。これまで二人三脚で精進して来た【ボイストレーナー】の母親(元プロ歌手)の喜びは計り知れない。こちらは進路は歌手以外にないので、在学中のデビューが待たれる。完全に大人になる前に、現在のピュアボイスをCDとして保存しておきたい。・・・《続く》
カラバトの四天王の一人で【ミス・パーフェクト】こと鈴木杏奈ちゃん。今春、高校進学を前にしているが、すでに推薦や一芸でどこかに決まっているはず。もの凄い歌唱力(歌手&プロデューサー野口五郎「この娘がいちばん!」)に加えてこのマスクである。業界の水面下での争奪戦がたたかわれているのは間違いない。
鈴木杏奈 カバー 『ENDLESS SORROW』(原曲 浜崎あゆみ)
昨夜、首都圏の路上で遭遇したカラバト出演者S君の折角のライブ招待券を無にしてしまった。YOU TUBEのライブハウスでの姿を見て、いささか古い言い方だが、全員総立ちのノリノリに入って行くのは辛い!さらに、昨日の疲れが取れていない以上、いくらタダでも厳しかった。また偶然どこかのストリートで見かけた時に声をかければ済むことだ。しかし、彼との出会いは恐ろしいほどの偶然が重なっていた。シンクロというやつである。もしかして、私に対する神の声なのかもしれない。ただ、現在の私に何かメリットがあるかというと何も無い。今度の日曜の俳句同人誌の新年会に出て、今後どう俳句(詩)を書けばいいか、論を組み立ててゆくべきか・・など課題が山積みである。S君の歌唱への感想は次記事で。・・・《続く》