わたしの家の南側に丘がある。
龍の背中みたいに大井町のブルーベリー農園まで続いている丘陵地帯だ。
そこはハイキングコースになっていて、気持ちよく歩く事ができる。
海からの風が、龍の背を渡る。
一本道をわけいって、腰をおろして休憩する。
遠くに海が見える、右手に富士山。
最高だな。1日ここにいたいと思う。
今日の午後、行ってみたら、初めて人に会った。
こんにちは。お邪魔しています。
と、挨拶して
もし、このあたりの土地をお借りして畑なぞができるなら、と聞いてみた。
そしたら、なんだかいい兆し!
毎月子だぬき会をやっているけれど、もっと本質的な事をやりたいと感じていた。子だぬき会のみんなに開放できる畑があればと。
現実になるかもしれない。
家に帰ってきてから、夕飯の支度をしていると、本日も凄まじい夕焼けだった。
これからわたしは、あの龍の背の最高の場所で何回も夕焼けを見ることができるかもしれないと思うと、ありがたくて涙がでた。
本当の、心からの願いは、意外とすっと神様に届くものなのかもしれない。
これからの展開を、考える。ワクワクより、もっと質量のある嬉しさが込み上げてきている。