クラブボクシング@ゴールドジム湘南神奈川

普通、湘南辻堂といえばサーフィンなのにボクシングでひたすら汗を流すオッさん達のうだうだ話!

妄想ストーリー「秋が来た」2

2014年08月08日 | Iwajovi短編妄想小説
2.秋田疾風


秋田は感情が欠乏している訳ではない。
むしろ熱しやすいという点で、人よりも多感な方なのかもしれない。
ただ沸点への到達が、尋常ではないスピードで訪れるだけのことだ。

簡単な話だ。

飽きが来たところで、そこで消えないのも秋田の特徴だ。忍耐強さを兼ね備えている。
件の有楽町の女にしても飽きは来ているが、そこで崩壊するわけではない。

気に入ると、そこに居続けるというのも秋田の特徴だ。
現在居住している湘南も5年が経過しているし、妻との結婚生活もだいぶ長い。

そして何より秋田は日本を愛している。ナショナリズムとかそういう次元ではなく、単に四季があるから飽きないのだ。

それこそ簡単な話だ。

「俺はこの国に生まれて良かった。それぞれの季節によって別の顔になるのが美しい。ジ・アザーサイドだな。」
割と普通の感性の持ち主だ。


秋田の「飽きた」伝説はその青春時代に幕を開けた。


いつかにつづく



何か書いていて本当に飽きてきました。
続けるのやめよっかな。

性格もだいぶブレてきました。
ひとつ決めているのは、秋田疾風はおっさんボクサーです。


朴の罪と罰

2014年08月08日 | ちっちゃいおっさん

あ、どうも朴です。

湘南出身のプロボクサーYさん(プロなので実名でもよいと思うのですが)がプライドをかけてリングに上がっているというのに、この老犬朴といえば、確信的でセコすぎる罪をふたつ冒してしまいました。

神様!
私は罪人です。どうかあなたの深き愛を以って私をお叱り下さい。

◼︎ 罪その1

本日の東海地区への出張でオフィスを出ると小雨が降っていたのです。今日に限り折り畳み傘を持たぬ私。

オフィスホテル棟に宿泊客用に用意されている傘をはじめから返す気もなく、途中で捨てる気で持ち出したのです。

私の良心を試す神様はその後雨を止ませ、無用となった傘を果たして私はどう扱うのかお試しになったのです。

私は良心の呵責に苛まれながらも、晴天猛暑の旅の空の下、嵩張る尺の長い傘をワザと取引先の傘立てに置き去ってしまいました。

◼︎ 罪その2

取引先を辞して駅へ着くと、旅程にある電車がまさしく今、ホームに滑り込もうとしていたのです。それを逃すと予約していた新幹線も逃してしまうのです。

新幹線への乗換駅まで数百円の運賃。ポケットに小銭を探すも微妙に足りません。一万円札対応の券売機ですが、それで購入すると電車に間に合わないタイミングです。

それで私は目的地で清算しようと考え、最低区間の切符を買ったのです。

ところがその電車。結局目的駅に数分遅れで到着するありさま。ただでさえラッシュで混み合う時間、精算所、精算機を探すも勝手の分からない私、新幹線の出発時刻があと数分に迫り来る状況に焦るばかり!

え~い!
こうなれば強行突破しかあるまい!
と決意。人通りが一番少ない改札を選び、初乗り料金の切符を投入口に投げ込みました。

と、同時にけたたましい警報音と共にゲートが閉まります。が、それは予想していたこと!

重い荷物を抱えながら、あとはジムワークで鍛えた脚力で猛ダッシュ!

ジムワークで鍛えたボディワークでコンコースに溢れる週末の人混みをヒラヒラ躱し、新幹線に乗り込んだのは出発の30秒前の際どいタイミングでした。

生来、気の弱い私。
改札を強行突破した時点で、追っ手の有無や防犯カメラに録画された可能性も気にしながら走りまくりました。

そして新幹線に乗ってようやく深い安堵。

そして、罪悪感。

鉄道関係の方には本当に申し訳ないです。

次の出張時には今回の差額料金を乗せた切符を買いますので、どうかお許し下さい。

神様!

プロのリングに立つY氏にチカラを与え給え。そしてセコイおやじボクサーの罪を許し給え。



朴の出張日誌 22(愛知県豊田市)

2014年08月08日 | 日記
あ、どうも朴です。
やってきました此処は
オヤジファイトの聖地
新宿歌舞伎町ではありません!
フェイス違いですな。

此処はと言えば



トヨタのお膝元
豊田市です!



さすがトヨタ
さすが豊田市!
駅前にプリウスのスタンドがあるんですな。



大したもんだ。
こりゃあ、すげ~!



これも、すげ~!
でも、ゴミ捨て場になってるみたい。



これも、すげ~!



恐るべし、豊田市!

おはようございます!

2014年08月08日 | 日記
土日、雨って・・・
この両日は腰越海岸でタヒチアンダンスのイベントがあり、狩猟モードに入っていたのだが・・・

ジムも美ウシが里帰りらしく、善光寺詣りも出来ない・・・

ジョビ君の妄想小説でも読んで過ごしましょうかね。

はぁ・・・

大丈夫か?俺~

2014年08月08日 | ちっちゃいおっさん
あ、どうも朴です。

加齢と暑さからか、疲れが取れません。身体は重だるく、まだまだ寝足りない。

それは今朝のこと。
寝汗を洗い流すためにシャワーをしていた私。

先ずはシャンプーをして洗い流しました。ついで、コンディショナーです。手のひらにプッシュしたコンディショナーを優しく伸ばして~

あれ、あれ?
なんで俺顔を洗ってるんだ!
これ、コンディショナーじゃん?
あ~ でもいい香りだなあ~
大丈夫か、俺?

顔に満遍なく塗ってしまったコンディショナーを苦笑しながら洗い流しました。

さてと、次は洗顔です。
絞り出した洗顔フォームを手のひらで泡だててっと

あれ、あれ?
俺、なんで髪を洗ってるんだ?
あ、全然泡立たねえな
やっぱりシャンプーとは違えなぁ
あ、大丈夫か俺?

俺、疲れてるわ。
いやいや、呆けの兆しかも知れぬ。

これじゃ、ノーファールカップを頭から被り、ヘッドギアを片足に通し、ミットを着けて試合に臨むのと一緒やんけ!

あ~
癒された~い



そんな私、今日も地方出張でやんす。


妄想ストーリー「秋が来た」

2014年08月08日 | Iwajovi短編妄想小説
1.有楽町で飽きましょう


有楽町駅の改札前で2人の男女が別れを名残り惜しそうにしていた。
どこの駅でも良く見る光景だ。

女が言った。
「ねえ、今度はいつ会える?」
子猫が何かをせがむように甘える表情だった。

男は素っ気なく答えた。
「いつでも会えるよ。日本は狭いしな。」
正直、女の表情が不快だった。この女を手に入れる為に相当の金をつぎ込んだ。
それで満足だったのだ。
もちろん女を愛していた。今後も愛を育んでいくだろう。
だけど終着駅には既に訪れていたようだ。
簡単な話だ。

飽きた。それだけだ。

男は秋田疾風(あきたはやて)と名乗った。もはや何年生きてきたかも覚えていない。
それも簡単な話だ。

数えることに飽きた。それだけだ。

女は改札を通ってから何度も振り向いて手を振った。別にこの女に限った行動ではないだろう。
その都度秋田は右手を挙げた。途中から左手を挙げた。

女がエスカレーターに乗り、エンドロールの様に秋田の視界からフレームアウトすると、瞬時に身を翻し東京駅に向かって疾風の如く歩き出した。

秋田はKITTEの前で立ち止まり、メビウスに火を付けた。肺に煙を勢いよく送り込んでは、気だるく吐き出した。
それを2~3度繰り返してからメビウスを足下に落として踏みにじった。

東京駅は目の前だ。
タクシーを拾った。


それも簡単な話だ。



いつかにつづく



目が冴えてしまい眠れない最中、急に思いついた設定。
何でもすぐ飽きる男が主人公。
途中で飽きそう。
ボクシングとどう絡めればいいんだろうう。
あと、はやてって秋田に止まらないような気が…。
ま、いっか。