川辺町にある中川辺駅は、高山線に残る開業時からのの古い木造駅舎の一つですが、今世紀に入って高山線の木造駅舎も徐々に建て替えが進んでいます。
隣の上麻生駅・下麻生駅が2003年簡易駅舎に建て替えられ、ローカル線ならではののんびりした雰囲気が味わえる古い木造駅舎が消えてゆくのは寂しい限りです。
◆中川辺駅(JR東海 高山本線)/岐阜県加茂郡川辺町中川辺470
竣工:大正11年(1922)
構造:木造平屋建
撮影:2013/05/03
■駅舎正面~国道41号線に面し、駅前から東側一帯は川辺町の古くからの町並みが広がります
■駅舎南側
■待合室には木造駅舎にふさわしく、年季の入った木製の立派なベンチが並ぶ
■上り岐阜・美濃加茂方面を望む
■下り高山方面を望む~ホームは跨線橋で結ばれている
■開業時の年月が記された建物資産標
■中川辺の隣駅(下り高山方面)下麻生駅とその次の上麻生駅も同様の開業時からの木造駅舎が残っていましたが、2003年取り壊され簡易駅舎に建て替えられました。
下の写真は在りし日の上麻生駅舎(撮影:2000年9月)