旧藤屋旅館の並びに建つ小さな煉瓦造2階建の建物。もともとは明治末期に建てられた運送会社の社屋で、現在は喫茶・レストラン「楽茶れんが館」として再活用されています。切妻造の屋根にはドーマー窓がのり、ファサードの赤煉瓦に配した白い花崗岩が絶妙なアクセントになっています。
■歴史を刻んだ本物の近代建築で味わう珈琲は、一段と美味しく感じられそうです
■玄関脇には「登録有形文化財」のプレートがさりげなく貼られています
■楽茶れんが館(旧信濃中牛馬合資会社社屋)/長野県長野市大門町67-1
竣工:明治45年(1912)
設計:中沢与左衛門
施工:不詳
構造:煉瓦造2階一部平屋建
撮影:2017/11/26
※国登録有形文化財