朝日新聞名古屋版2月21日朝刊の記事によりますと、年内にも明治屋栄ビル(昭和13年/1938)が解体される見通しのようです。
2014年までは明治屋名古屋栄ストアーが営業していましたが、閉店後はテナントも入らずついに取り壊しが決まりました。
隣の丸善も今は無く(跡地は駐車場)、村野藤吾の丸栄百貨店の解体工事も進行中で、ここにきて昭和の広小路通の面影を今に伝える近代建築の取り壊しが続くのは寂しいかぎりです。
■営業中の明治屋名古屋栄ストアー(2010年3月14日撮影)
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朝日新聞名古屋版2月21日朝刊の記事によりますと、年内にも明治屋栄ビル(昭和13年/1938)が解体される見通しのようです。
2014年までは明治屋名古屋栄ストアーが営業していましたが、閉店後はテナントも入らずついに取り壊しが決まりました。
隣の丸善も今は無く(跡地は駐車場)、村野藤吾の丸栄百貨店の解体工事も進行中で、ここにきて昭和の広小路通の面影を今に伝える近代建築の取り壊しが続くのは寂しいかぎりです。
■営業中の明治屋名古屋栄ストアー(2010年3月14日撮影)
あぁ、やっぱり解体ですか…。てっきり耐震の関係で明治屋撤退後すぐに取り壊しかと思っていたら
意外にも長く残っているのでひょっとして存続なのかと期待していたのですが…。残念ですね。
伏見、栄界隈では、平成に入り、たくさんの近代建築が取り壊されました。
ざっと思いつくだけでも、住友銀行、大和生命、名宝会館、遠山産業、名古屋証券取引所などなど…
戦前のレトロなビルはもう数えるほどしか残っていません。
東京でも大阪でも、(腰巻ビル等揶揄されながらも)表層を新ビルの下層階にデザインを継承する事例が多いのに、名古屋はそういった事例は殆どありません。一説には跡地に「リッツ○ールトン」が来るとも言われていますが、ホテルのエントランスデザインには打って付けだと思うのですが。