久しぶりに所用で名古屋へ出かけたついでにちょっと寄り道、新年最初の近代建築探訪となりました。
今回は時間の都合で名古屋駅すぐ西側の取りこぼし物件を中心に、1時間ほど周辺を散策しました。
まずは名駅の太閤口を出てビッグカメラの南側を通る駅西銀座商店街を西へ500mほどのところにある金時湯へ。
外観は白いタイルとトタン張りでそれほど昭和レトロな雰囲気はありませんが、名古屋では数少ない昭和3年築の戦前モノの銭湯です。
名古屋駅周辺には旧三越湯なども残っていますが、リニア新駅建設による周辺の再開発に伴い、これらの建物の行く末が案じられます。
■建物の後ろに煙突が顔を覗かせています
◆金時湯/名古屋市中村区竹橋町39-10
竣工:昭和3年(1928)
構造:木造2階建
撮影:2016/01/10